フィッシャーマンズワーフで遅いお昼を食べています。
窓から見えるのは釧路川です。 . . . 本文を読む
仕事の後、時計台ギャラリーでグルッペ・ゼーエン展を見る(21日まで)。
それから、地下鉄で西11丁目まで行き、プリンスホテル・パミールへ。
「写真総集「北海道」北の記憶 完成披露および高橋はるみ知事への贈呈セレモニー」に出席する。
発起人代表の辻井達一さんはビデオでメッセージ。
写真集は5000冊印刷され、1500部が知事に渡されて、サミットの出席者や報道関係者に配られるとのこと。
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帯広の現代美術家、池田さんの、1990年代から現在までの作品を展示するかなり大がかりな個展。
たびたび渡米しニューヨークで研修・制作に取りかかる一方で、首都圏などでの発表も多い。
東洲館の2室やロビーに加え、ふだんは子どもや市民サークルの作品を並べている壁面もすべて開放するのは、初めてのことらしい。
奥の部屋が、時系列的にはいちばん古い「アリス」シリーズと、印字テープを使ったインスタレ . . . 本文を読む
(承前)
冒頭の画像は、奥が、1998年のアジアプリントアドベンチャー(道立近代美術館)の展示の再現。
手前が、越後妻有アートトリエンナーレで発表した「家の年輪プロジェクト キノさんの家の場合」。
30本の透明なアクリルパイプの中に、約80年間の日付が、1日1日刻印されたテープが入っている。
長い年月を可視化した-ともいえそうな、壮大な作品だ。
日付の始まりは、長野県の松代(まつ . . . 本文を読む
18日。
仕事が終わった後、ギャラリーミヤシタに急行、井上まさじ展を見る。
井上さんは
「見に来てくれる人が少ないんだよなー。ヤナイさんは毎回のように来てくれるからありがたいよ」
と、ちょっとさみしそう。
でも、元気を取り戻して、「美とは何か」について熱弁していた。
19日。
責めているつもりはまったくないのだけど「SPIRAL」の連続展覧会波状攻撃のおかげで確実に忙しくな . . . 本文を読む
エスエアの柴田さんからメールがきてました。
北海道美術ネットの表紙の更新が間に合わないと思うので、こちらに転載します。
毎月第三土曜日は『OYOYO市(オヨヨいち)』!!
・フリーマーケット形式による、なんでもありの"蚤の市"です。
・千客万来!入場無料!!!
日時:6月21日(土)14:00~20:00
場所:札幌市中央区南1条西6丁目 第2三谷ビル 6階 ※東急ハンズの西2軒隣のビ . . . 本文を読む
井上さんは札幌の画家。
「ミヤシタ」では毎年個展を開いているし、近年は本州でも個展の機会が増えているが、グループ展や公募展では発表していないため、なじみの薄い人もいるかもしれない。
しかし、抽象表現主義とミニマルアートが行き着くところまで行って絵画が新しい局面を見いだせずに苦しんでいる現代にあって、この人ほど、21世紀の絵画を真剣に模索して、或る程度の結果を出している人は、日本中をさがし . . . 本文を読む
1カ月で計18回もの展覧会を展開する「SPIRAL」。その関係では5つめのエントリ。
西田さんは、3回の展覧会すべてに副題をつけて、まるで別種の内容にするつもりのよう。
今回は、お蔵だしというか、これまで描きためてきたドローイングを壁にずらりとならべている。
西田さん得意の水玉模様をつくりだす、たくさんの円い穴があいた厚紙なども展示され、舞台裏披露といったおもむ . . . 本文を読む
中里さんというと、昨年の「FIX! MIX! MAX! アワード」や道展で見た茶色の抽象というイメージが強いのですが、今回見た絵の多くは緑色がメーンでした。
「以前は自分を出さなきゃという意識が強かったのですが、それだと疲れてしまって…。すなおに、自分のまわりの好きなものを描いてみようと」
ということで、森の雰囲気が漂う作品が多くなりました。
油分が多くて、表面 . . . 本文を読む
「SPIRAL」展のおかげで道教育大札幌校に行く回数がやたらと増えた。
筆者は札幌の南の端に近いところに住んでいるので、ふだんは、北区のあいの里までめったなことで足を伸ばしたりしないのだが…。
そこで、目につくのが、JR学園都市線の「あいの里教育大」駅前にあるこの彫刻だ。
中央バスを利用しても、バスはどの路線も同駅前を経由するので、かならず視野に入ってくる。
道内を代表する彫刻 . . . 本文を読む
北海道新聞6月16日空知版のトップ記事。
【深川】JR深川駅前に「マスクの木」出現-。現代芸術家で医療用ガーゼマスクを使った作品に取り組む池田緑さん(64)=帯広=は15日、市内3カ所で木などにマスクを飾り付けた作品を市民らとともに制作した。
17日から駅前のアートホール東洲館で開く個人展に合わせてのイベント。マスクは環境汚染防止を訴える目的で、一見奇抜なようでも「何だろうと足を止め . . . 本文を読む
彫刻、陶芸、金工…といったジャンルを超えてさまざまな作家が1点ずつ出品し、ほぼ隔年でひらかれている「北海道立体表現展」。
裸婦など従来通りの彫刻はありませんが、毎回すこしずつ顔ぶれを変えながら、続いています。なんといっても、バラエティに富んでいるのが魅力で、毎年の公募展よりも力の入った作品を出してくる人も多いです。
立体は絵画にくらべると大作の搬入や搬出が難儀なこともあり、それほど頻繁に個展 . . . 本文を読む
(承前)
そのつぎは70年代の「大理石の男」。
この脚本はなんと13年も許可されずにたなざらしとなっていたらしい。
スターリン時代にもてはやされた「労働英雄」の裏側を追った物語は、当局の認めるところではなかったのだろう。
ようやく75年、文化大臣がクランクインを許可する。
しかし、ワイダ監督が、自由や賃上げを求めて労働者が蜂起し軍に弾圧された「1970年12月事件」で主人公が殺された- . . . 本文を読む
すいません、息抜きというか、軽いエントリです。
17日に、池田緑さんの個展を見に、特急列車に乗って深川に行ってきたので、車窓から撮った写真などをだらだらと紹介します。
行き先によってマイカーやバスなど、いろんな交通機関を使い分けますが、こと「アートホール東洲館」に関するかぎり、JRの特急が圧倒的に便利です。
なにせ深川駅の、目の前ですから。
「うなかがめーゆの美術館」にも足を伸ばすと . . . 本文を読む