芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

バに行きダヤル財閥の材木問屋の社長を紹介された

2020年06月13日 | Weblog
6月6日(土)に憲さんが例によって車でバに連れて行ってくれた。前回、連れて行ってもらったラウトカからさらに30分、ナンディーから約1時間の道のりだった。この町の住人は、サトウキビ栽培で財を成したインド人が大部分だそうで、そのマーケットが安いので買い物をした。インド系のダヤル財閥の材木問屋の社長を訪問して紹介された。マホガニーとモンキーポッド(rain tree)を扱う穏和な振る舞いの人だった。
帰りに又ブンダマリーナで食事した。

リュープロレリンというホルモン注射の薬

2020年06月12日 | Weblog
6月8日(月)の夕方、薬局からリュープロレリンというホルモン注射の薬が届いたとメールしてきた。思ったより早く、オーストラリアからおそらく空輸されたのだろう。翌9日に薬局でこの薬は3ヶ月有効だと言われた。日本で半年ごとに打っていたリュープロレリンは小豆沢病院の大久保医師が英文で治療指針を書いてくれていた。日本では3300ドル(約16万五千円)の半額だったから4倍の値段になる。年間82万円強かかることになる。もっとも、日本では、この他にザイティガなどの高価な薬を飲んでいたから、後期高齢者医療保険でも3割負担の時は年間の医療費は百万円くらいかかっていた。そのザイティガも今は効かなくなったので飲んでいないから、年間82万円強で済むとも言える。
しかし、中国人医師は日本では皮下注射だったのに、説明書では筋肉注射だと言って、尻に打たれた。注射による尻の痛みが2日ほど続いて歩けなかった。それを避けるため日本では、皮下注射で腹に打っていたのかもしれない。
この注射により、排尿時の苦痛がなくなるといいのだが。

福田裕充氏から徳島高義氏の訃報

2020年06月11日 | Weblog
昨日、福田裕充氏から徳島高義氏が6日朝に亡くなり家族葬が11日に執り行われたというお知らせがあった。
徳島高義氏は小生が「群像」編集部に配属されていた時の上司で、その編集長時代は、一方ならずお世話になり、また厄介もかけた。
編集長になられた時にその担当されていた大江健三郎、安岡章太郎、吉行淳之介、庄野潤三、佐多稲子といった諸氏の担当を譲ってくださった。
氏の母上が亡くなられた時に、銚子まで葬儀に参列に伺ったのが、せめてものお礼であったろうか。
フィジーに来る前に福田裕充氏がその池袋のマンションで徳島氏に会う機会を作ってくれたのが永遠(とわ)の別れになってしまった。わざわざ徳島氏が池袋まで出かけてくださったのは、その予感があったからなのであろうか。
合掌


クライブ・カッスラー、ジャック・ダブラル著、伏見威蕃訳「南極の中国艦を破壊せよ」上下巻を読んだ

2020年06月08日 | Weblog
クライブ・カッスラー、ジャック・ダブラル著、伏見威蕃訳「南極の中国艦を破壊せよ」上下巻を読んだ。CIA関係者主人公のお定まりの米国正義の活劇である。
鄭和の遠征航海を引き継いだ蔡松司令官が南極まで行ったという設定の話である。訳者は鄭和が優秀な宦官だったとだけ後書きに記しているが、母親が日本人だったと記憶しているが、ほかの中国人だっか。永楽帝のあと、晩年は台湾で過ごす事になったのではなかったか。

メラネシア人がフィジーに初めて来たヴィセイセイ村

2020年06月05日 | Weblog
ブンダ・ビーチ・リゾートに泊まっている間に、タクシーでブンダ・マリーナに行って昼食を摂ってからヴィセイセイ村に行った。ここは、メラネシア人がフィジーに初めて来た時に上陸したところで、この辺りに分散居住したという歴史のある村だ。憲さんによると歴代大統領でここ出身の人が多いらしい。
コロナの影響で村の見物はさせていないというので、教会の写真だけ撮ってホテルに戻った。

東野圭吾「聖女の救済」を読んだ

2020年06月04日 | Weblog
東野圭吾「聖女の救済」を読んだ。この人のミステリーものは、前のもそうだったが、被疑者に刑事が好意を持つという設定で、人情物に仕立て上げている。これで、憲さんから借りた東野圭吾の小説は全部読んだ。
今日は、憲さんを誘ってレッド・ペッパーというインドレストランに行く。先日、向かいのグジャーラーティー・パイロットのヤサ氏がパーティーのお裾分けだと言って持ってきてくれたインド料理が美味しかったので、そのマーティンタールの映画館に近い店を教えてもらって行ったのだ。この前食べたバター・チキンが美味しかったので、それとパーラク・パニールを頼んだ。このほうれん草・チーズは逸品だった。タンドーリー・チキンは塩が効きすぎだったので、ウェイトレスにそう言ってやった。5人で六、七千円と安かった。
翌日、プールで泳いでいるときに庭に出てきたグジャーラーティー・パイロットのヤサ氏に礼を言っておいた。アフガーン・チキンがおいしいというから、次回はそれを食べる。

池波正太郎「闇の狩人」上下巻

2020年06月03日 | Weblog
池波正太郎「闇の狩人」上下巻は総ページ1000ページに及ぶので、最後に読んだ。ところが、これも面白く2日で読了してしまった。池波正太郎は、江戸地図を現代の地図と比較して読み解いているらしく、今回は、護国寺、鬼子母神といった私の昔仕事先だったところに近い地域も出てきて親しみやすかった。
これで憲さんから借りた池波作品は全部読み終えた。

キーウィという鳥に餌をやる

2020年06月01日 | Weblog
ビーチ・コーマ(コンバ)の砂の上を歩いている数羽の小鳥が人間を恐れないで、食事をしているとそばに来るので、かけらを投げてやるとすぐに食べる。
キーウィという鳥で、飛べないのに他の島にはいなくて、この島にだけいるのだそうだ。キーウィはニュージーランドの国鳥であったと思う。この島にどのようにしてきたのかわからないと老婆の支配人が言っていた。老婆の支配人とは言っても、客を満足させるメニューを作っている有能なフィジー人である。
ついでに言うと、ビーチ・コーマ(コンバ)のコーマはcomberで、日本語の案内書はコンバである。フィジー英語がコーマなのかコンバなのかわからないが、combはコームで櫛であるからコーマはくしけずる人であり、寄せ波をも意味するようだ。