馬ひでの助

街道歩き&城廻りの記録、
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〓おまQ〓867号武州・上州へgoその15

2015-09-10 22:17:00 | 旅行
【Q】楫取素彦が富岡製糸場に果たした功績は?

イ)資金援助
ロ)用地確保
ハ)国営維持


答えは一番下↓

≪小幡城下町へgo≫

2日目。快晴󾀀
2015年4月30日(木)


∫        →北
鏑 |繰|[西繭倉庫] ┃
川 |糸|      ┃
∫ |場|乾燥場  2┃
[ブ]|6|[東繭倉庫] ┃
[8]   3   1┃
∫[7][5][4]   ┃
━━━━━━┃┃━━┛
      正門 ↓東

巨大な東繭倉庫と西繭倉庫を結ぶのが
6、『操糸場』明治5年建築

メインの作業場です。
東西倉庫と合わせて「コ」の字形になるので作業効率が良い。
うまく考えてますね。


屋根の上に蒸気抜きの越屋根がある。

お城の天守には腰屋根があったりします。
コシ違いです……


採光のため大きな窓枠になってます

中に入りました。

建物内の見学はここだけと言っても言い過ぎでない。

繰糸の大型機械が並んでます


広い空間を確保するために真ん中に柱が無い。


それだと弱いので
屋根はトラスト構造にして強度を保つ。



パネル板の画像では
糸を巻き取る円い輪が上に2つある。
2つで一組。

一人の女工さんが二組(合計4つ)を担当する。

最初はこれでよかったが、性能のよい機械が導入されるにしたがい
昭和の初めには一人で20個、
昭和40年以降の自動繰糸機になると
一人で120枠240個を担当できるようになった

当初300人いた女工さん、最後は40人で作業をこなせるようになる。

これは労働強化?
それとも楽になった?
少なくとも人減らしとなった……

開発された自動繰糸機があまりにも優秀なので生糸だけでなく機械も海外に輸出できるようになったそうです。

東と西を結ぶ渡り廊下からを通って

外に出ました



7、『片倉診療所』

詳細は聞き逃した
とりあえず、
福利厚生は完璧だったようで……

8、『ブリュナ館』明治6年建築

320坪を一人占めしたフランス人ポール・ブリュナの住居。

家族も住んでたがそれにしても大きい。
高床なので風通し良好。

地下室もあり、いざという時の隠れ家にもなったとか?

指導者として雇われたブリュナ、
写真では白い服の人。
当時、太政大臣の給料が800円、
工女は階級によって10円~20円以上[←]これも高額
当時、5円あれば一家族1ヶ月生活できたそうです。
で、ブリュナは750円もらってた。

今なら5000万円以上かな?


南側で陽当たり良好、鏑川のそばで見張らしもいい

製糸場内の一等地でした。


ブリュナの帰国後は女工の寄宿舎や夜学校になったそうです。





ちなみに女工さんは全国の各藩士の娘さんが採用され、数年で技術を習得すると国元に帰って指導者となります。

我が彦根藩士の娘さんもたくさんの人が富岡に行き、彦根の製糸、紡績工業の近代化に貢献しました。


続く󾮗



‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡

本日の答え、
『国営維持』
財政負担軽減のため政府は富岡製糸場を民間に払い下げることにした
しかし、民間からの応募がなく、政府は閉鎖することにした。
これを聞いた楫取素彦は閉鎖反対の意見書を提出。

その結果、明治15年、官営が維持されることになった。

その後、
明治26年三井家に払い下げられ
明治35年、原合名会社に、
昭和14年、片倉工業に。

そして、
昭和62年、操業停止

115年間一度も休むことなく生産された

同年、国指定史跡となりました


ブログ
http://blog.goo.ne.jp/hakusiyu/0?guid=ON



Φ(*^馬^*)φ
NHK京都放送局前から台風中継する井上あさひさんが映ってた
元気そうで何よりです、

が、

現場は部下の新人アナにやらせろ!


Φ(*^馬^*)φ
にわか台風18号、あっという間に通りすぎていった

我が市内も一部の地域で避難勧告が発令して緊張した

彦根城もいくつか破損や崩れがあったが、大被害というわけではない

とりあえず無事でした

それにひきかえ
関東は大変なことになりましたね

特に栃木県と茨城県、
台風から離れてるし、まさかこんなことになるなんて誰も想像しなかっただろう

これは他人事ではない

天災はいつ降りかかるかわからない

我が輩も突然の非常事態に対処できる体制をとらなきゃ、
と痛切に感じた

まずは非常持ち出し袋を用意しなきゃ!

馬󾆾ひでにゃん󾆸
(*⌒Q⌒*)ヒヒーン
コメント
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