2024年8月22日
数年前に
東の和田山城とともに登ったことがあります。
車で北向岩屋十一面観音の駐車場へ。
真夏ですが、駐車場から城跡へは綺麗に整備されていて歩きやすい。
我が輩は例のごとく少し離れて付いてゆく。
このルートは駐車場から尾根を下るので楽ちんです。
尾根筋に段曲輪群があるような…
突然巨岩が現れる!
振り向くと2つの巨石に囲まれた虎口の門に見える。
左手に竪堀
駐車場から約20分
石垣が折れ曲がり横から敵を狙う「横矢」
高石垣
主郭内部は土塁に囲まれ
後藤但馬守は後藤賢豊。
北側虎口付近の高石垣
馬出し状になってます。
「玄米会」という名前の探訪会に参加しました。
玄米でも白米でも赤米でも何でもいいから食べさせろ!
あ、いや、失礼
我が輩、一匹狼、
親の介護やコロナなど諸般の事情により10年近く探訪会には全く参加せず、常に単独行動でした。
それだけに久しぶりのグループ活動で緊張する、の巻。
「佐生日吉城」
難読ですよね。
さそうひよし、と読む。
単に佐生城でもいいが、佐生町と日吉町の両方にまたがるので佐生日吉城としたのかも?
地名としての佐生町は「さそう」じゃなくて「さそ」と読む。
ますますややこしい
数年前に
東の和田山城とともに登ったことがあります。
だから、その時は佐生町の麓の墓地付近から登りました。
しかし、
今回は
車で北向岩屋十一面観音の駐車場へ。
麓の公園から車道があるので便利。
観音寺山までハイキングコースとして整備されてるので能登川駅から歩いて登るハイカーも多い。
午前中、米原市で長谷川博美先生の講座があり、予備知識を得て
午後から現地見学となりました
案内は同じく長谷川先生です
真夏ですが、駐車場から城跡へは綺麗に整備されていて歩きやすい。
我が輩は例のごとく少し離れて付いてゆく。
協調性に欠ける我が輩、
昔、グループから離されて迷子になったり、途中で勝手に離脱したこともあったなぁ…
このルートは駐車場から尾根を下るので楽ちんです。
ただし、帰りは登りとなる…
尾根筋に段曲輪群があるような…
突然巨岩が現れる!
振り向くと2つの巨石に囲まれた虎口の門に見える。
人工的に置いたのかな?
まさかね。
その先の左手(北側)に竪堀
さらに
左手に竪堀
右手にも薄くありそうで
ならば、堀切かも?
そして、
駐車場から約20分
主郭の西虎口です
石垣が折れ曲がり横から敵を狙う「横矢」
南面には
近世城郭を思わせる高石垣が東西に伸びる
高石垣
本丸ともいうべき観音寺城方面に向かって築かれてます。
おそらく麓の東山道(後の中山道)から見栄えがするから、それを意識して南面に高石垣を築いたのだろうが、
観音寺城の城主の六角氏はこれをどう思ったか?
了見の狭い主なら、
家臣の分際で小癪なやつ!と受け取ったかも?
東虎口付近の石垣は一部崩落
主郭内部は土塁に囲まれ
上下二段に分かれる
上段に石碑
後藤但馬守は後藤賢豊。
六角義賢の賢を字を貰ってる。
佐生城は守護大名佐々木六角氏の支城で、有力家臣の後藤氏が在城したと言われる。
六角氏は足利幕府のミニチュア版とも言われ、
足利幕府は有力な守護大名を束ねた象徴のような政権で基盤は軟弱でした。
同様に六角氏も有力な土豪が半独立的な家臣として存在しそれを統合する守護大名でした。
権威や忠誠心だけでいかに家臣を統率できるか、がすべてを左右する。
そんななか筆頭家老ともいうべき後藤氏を謀略で抑え込んだのが失敗の始まり、湖北の京極浅井氏に寝返る土豪も多く離反されて、六角氏は戦国大名になりきれず。
後に織田信長の近江侵攻ではもはや抗するすべもなく次々に支城が攻略され、東山道(後の中山道)を挟んだ反対側の箕作城が陥落するや甲賀郡へ落ち延びるしか無かった。
佐々木六角氏が家臣団を統率し戦国大名化していれば、信長は巨大な観音寺城を攻め落とすことは相当困難になり、その後の天下取りにも影響したのではないか?
と我が輩は考える。
北側虎口付近の高石垣
こちらもいいですね。
観音寺城の支城群でこれだけの高石垣が残ってる城はここだけ、でしょう。
東虎口へ戻り
長谷川先生が空堀へ案内してくれる
馬出し状になってます。
三方の虎口の防御が優れていて
改めて見事な城だと感じ入りました
以上、これにておしまい。
以上、これにておしまい。
この他にも尾根に竪堀群や曲輪群があるのだが、真夏なので深入りは危険
撤収。
主郭及び通路に関しては真夏でも探訪できるが、
何しろ暑い、
わずか一時間ほどの滞在だが、猛暑で激汗、
真夏の山城攻めは厳しかった…
ちなみに、蚊、蛭など虫は大丈夫でした。
この後、安土城へ向かいます。
Φ(*^ひ^*)ΦΦ(*^ひ^*)Φ
ノロノロ台風に翻弄された1週間でした。
超巨大台風、九州に上陸するやいなやいっきに弱くなり、近畿まで来たら豆台風に。
しかしノロノロのために
台風が来なかったのに静岡県の大雨はひどかった。
結局、伊勢湾から東海付近で突然台風は消滅した。
こんな台風、生まれて初めて!
こんな台風、生まれて初めて!
想定外という言葉はあまり使いたくないが、もう何が起きても不思議でない自然現象になってきた。
日本は温暖化から熱帯化に着実に変わってきてるようです
Φ(*^ひ^*)ΦΦ(*^ひ^*)Φ
我が家のイチジク、
台風の被害は無かったが、カラスと猿の餌食となり無残なことに。
今年限りで伐採しようかと考えてます
馬《●▲●》助ヒヒーン♪