荒らし荒らし
mackychan
ちょいと早いけど、
これから大晦日の取材でゴタゴタするであろうから、今年最後の書き込みをしておきますです。
一昨年に比べると荒らす頻度は少なかったように思いますが、春さんが相手してくれるかぎり延々と書き込みますので、来年もよろしくお願いしますね。
きょうのコラムを読んで、あぁそういえば自分も『タクシードライバー』と『天国と地獄』は、ビデオ1本/DVD2枚の計3つあるなぁと。
DVDのほうの1枚は、封さえ開けていません。
子ども出来る予定もないのに、これは将来のためにということで。
東宝VS黒澤プロという構図で、DVDが高過ぎるのが黒澤ソフトの難点か。まぁ高い金出す価値はあるので、そこは我慢しなければならないのでしょうが。
来年は、黒澤生誕100年。清張100年くらい盛り上がればいいけれど。
2009-12-23 10:35:32 返信フォームへ 掲示板へ戻る
そうそう、
mackychan
昨日でお仕事終了かな? まだかな。
おつかれさまでした。
2009-12-23 10:36:12 ページのトップへ
あれー
mackychan
なんとなくいつもとちがう感じがして、改めてプロフィール欄を覗く。
わっ、ブロガーQ&Aとか出来てるし!
面白かったです。
2009-12-23 10:44:32 ページのトップへ
Re:荒らし荒らし
haruniwa
黒澤百年祭でテレビ放映がいっぱいあるかもね。
でも私来年は年末までゆっくり映画を見る暇がないかもしれない。
今もだけど。30日締め切りの紀要論文をこれから書き始めるのです。
たぶん間に合わなくて、センセイに泣きをいれることになるだろう。
なにはともあれ、年末取材、がんばってね。チキンをたらふく食って、力つけてください。
2009-12-25 15:43:36 ページのトップへ
M1
haruniwa
M1、笑い飯の「鳥人」がよかった。漫才史に残るネタだと思う。これは、優勝より島田紳助が100点をつけたことが語り継がれることだろうし。
2009-12-25 16:29:28 ページのトップへ
百年
haruniwa
生誕百年。
出生地の町おこしに「太宰饅頭」とか「津軽クッキー」とか売り出す必要もあって盛り上がっているっていうこともあるね。
清張も百年をうたえた、ドラマ化映画化にはずみがついて宣伝費浮くし。
太宰治のように、町おこしにつかえる、観光みやげ化しているってことも大事なんだろうね。
大岡昇平だって1909年生まれなのに、あまり生誕百年ってさわがれなかったし、中島敦ははるか昔の人の気がするし。
映画評論界では淀川長治さんを思いだした人はおおいでしょうけれど、小森和子が同年生まれだってこと、私知らなかった。年齢を公表していなかったのかもしれないけれど。
田中絹代も1909だったんだね。
さて、来年もよろしくね。よいお年を。
2009-12-25 17:15:11 ページのトップへ
~~~~~~~~~~~
大人化計画
mackychan
10年度、初の書き込みでっす。まぁコメント荒らしまくっているので、初という感じはしないのですけれど。
成人の日、朝日のセンターに挟まれていた松尾スズキさんのインタビュー、読まれました?
相変わらずで面白いのですが、大人の定義がユニークでいいなぁと。
「どうしようもない状況においても、自分の中に『面白い』といえる価値を作りえた人が大人」であると。
その視点で自分を眺めた場合、さて、どんなもんだろうか。面白がろうとはしていますけれどね。
春さんは、18歳成人化について、どう思われますか?
自分?
自分も早く大人になりたい、というよりガキと思われたくないタイプ(みんな、そうかな)だったので、賛成なんですけど。
2010-01-12 12:01:03 返信フォームへ 掲示板へ戻る
Re:大人化計画
haruniwa
留学生にそれぞれの国の「大人度」を聞くことがあります。
「~たら」「~ば」などの条件文の学習のときに「日本では、20歳になったら、お酒を飲めます」とか、「親の許可があれば、女性は16歳で男性は18歳で結婚できます」などの条件文を例文として提出し、各国の条件を出させます。
「カナダでは、16歳になれば運転免許がとれます」「メキシコでは、18歳になったら結婚できます」などの条件文を言ってもらいます。「フランスでは、1歳になればワインが飲めます」なんてのもありました。お酒に関する年齢制限の法律などないから、ミルクから離乳食になればワインもOKってことらしい。
現在の年齢は、昔の年齢の7割と思いなさい、というのが教師の心がけ。大学生20歳は、7がけで14歳、自分が中学生のときの精神年齢が今ドキの大学生の精神レベル知能レベルと思って扱うべし、ということです。
18歳成人だとすると、昔の13歳、中学1年生ころの精神年齢の人々を大人として扱うことになります。
国がもくろんできた「18歳成人」の一番の目的は、憲法9条改正を目的とする国民投票を18歳でできるようにすることでした。
民主党は選挙権を18歳から与えると主張してきたので、民主政権が続けば18歳成人法が成立するんじゃないかと思います。
些末なことをいえば、18歳で契約などを大人の保護なしにできるようになったら、きっと18歳をターゲットにした契約詐欺なんかが横行するでしょうね。
粗悪品羽毛布団とか、効果のあやしい「体脂肪を減らせるベルト」なんかを高額で売りつけ、ローンを組ませるとか。以前は未成年による契約は無効となっていたのも有効になる。
今の老人達の都合で成人年齢も決められることになるのでしょうけれど、大卒就職内定率73%,高卒50%台という現実のなかで、18歳にしてみれば、選挙権より仕事くれ、というあたりになるのかも。
ということで、私は、18歳成人、今のところ、「どっちでもいい」というテキトーな考えしかありません。
スズキインタビュー見逃しました。gloveという別刷りの中かと思ったのだけれど、みつかりませんでした。
芥川賞は受賞者なし、でしたね。松尾スズキ、いつかは取るでしょう。
2010-01-15 09:22:00 ページのトップへ
キネマ女優賞
haruniwa
川上未映子、女優としてもがんばっていますね。
「キネマ旬報」の2009ベストテンの個人賞、「パンドラの 匣 ) 」に出演の川上未映子が新人女優賞。
芥川賞作家が俳優部門で受賞したのは初めてということですが、私は芥川賞受賞以前に彼女の舞台出演を見たことがあります。
ダンス仲間のミサイルママの息子と共演していたので見にいったのですが、抜群の存在感がありました。『女中たち』というジャンジュネの芝居でした。その女優未映子が芥川賞受賞でびっくり。今回の新人女優賞にはびっくりしません。
2010-01-15 09:22:41 ページのトップへ
母記
haruniwa
「あいうえお順に作家名をあげて、作品にまつわる記憶や周辺事項を書いていく」というのが「おい老い笈の小文」の内容でした。
それを再録するにあたって、2010年のことなども散りばめてかいて、あいうえ、まで進んだら、順番まちがえて、「お」をとばして「き」の北杜夫へ進んでしまいました。
14日「き」北杜夫、15日、大江健三郎、16日、川田順造と続いて、17日の串田孫一で、順番通りになります。
数字に弱いので、数字に関する事柄はしょっちゅう間違えるのですが、14日に母の死の周辺を書いたものを2日間違えてUPしてしまったのは、もしかして、「ろくでなし外伝」からテレパシーが飛んできたんじゃないかしら。14日のまっき~コラムが母上の死去にまつわる話だったこと、今日15日に読みました。
同化作用が、ネットから伝わったのかモネ。
で、カフェコラムライバルふたりが、2010年1月14日に、シンクロナイズドライティングって記録が生まれました。
2010-01-15 10:02:38 ページのトップへ
~~~~~~~~~~~
とりとめもなく
mackychan
春さんにまで知らせたのに、Youtubeがいつまで経っても昔のエクスプローラーのまんまで視聴出来ることが分かって、わざわざ昔のバージョンに戻して使っています。
だってさー、バージョン8にした途端に重くなったのだもの。いまは、すいす~いとサーフィン出来て快適です。
「待つ大切さ」という視点から、手紙の重要性を説いた識者が居たと思います。メール時代になって、返信がこないとイライラするひとが増えたと。あんたら、少しは待てと。ちょっと分かる気もします。
不思議ですね、慣れというか、ほんの数年前までは時間によって料金が定められていたネットが、ブロードバンド(もう、こうもいわなくなったものな~)が開発されて24時間繋ぎ放題となり、ISDN時代に比べればそーとー速いのに、少しでもアクセスに時間がかかるとイライラ。光にしようかなー、で、光に変えて速い速いと喜んでいたのに、1ヵ月後には遅いよねーとか。
動画に関していえば、確かにイライラするけれど。音楽動画なんて、とくにね。
ごめんなさいね、大晦日が終わって長期休暇中(まぁ5日間ですけど。きょうは、その最終)なもので、とりとめもなく続けます。
そうかー。先生たちの認識は、さすがにシビアですね。身体だけが異様に成熟し、精神の前に情報だけが注入されていっているというようなことなんでしょうか。ちょっと逸れますが、この前、大学生が「路上簡易買春」で捕まったのには驚きました。
これね、自分の専門分野? なので、ちょっと調べたことあったのですが、大抵は歳のいったジーサンのすることなんですよ。そりゃ、カップルではあるけれど。
春さんとのシンクロなら大歓迎。阿部定のときも、こんなことあったような。この調子ならロシアと中国を抜かして金いけるでしょう。
大江さんでいうと、『性的人間』かなぁ。とーちゃんの書庫にある初版本を、盗んで読みました。そのときはタイトルに魅かれて、大江さんの存在もよく知らず。
あまりいい読者ではないと思いますが、改めてキャリアを眺めてみると、けっこう読んでいることに気づく。いわれているほど難解とは思えませんが、体力は要しますね。
そんな売れない純文学。
ねー、無冠でいてほしいと思いつつ、取るとしたら舞城さんかスズキさんかなと思っていました。
でも確かに『老人賭博』では取ってほしくないと。スコセッシが『ディパーテッド』で取っちゃったときの複雑な想いに似ています。とかいいつつ、どんなジャンルを書いても載せてくれるエロ雑誌のコラム用に、しかも受賞用としてスズキさんの話を既に書いてあったのですね。それは近々、カフェコラムにもネット用として載せますが。
と思っていたら、「デニス・ホッパーの余命間近」というニュースや、出直しグラビアアイドル・小向美奈子の「スライム乳」(このセンス、どうよ?)が拝めるDVDが異常に売れていることなど、書きたいことがいっぱい。
連日更新するためのネタ探しはしないけれど、なんだか書かなきゃいけない気がすることがアレヤコレヤあって、結局、この連休はひたすら文章書いていました。ちょっとは女子と遊びたかったのだけれど。。。
確認したら、1月9日付のオピニオン17ページでした。
2010-01-15 11:19:03 返信フォームへ 掲示板へ戻る
Re:とりとめもなく
haruniwa
5日間の休暇、書きまくってすごしたというのは、年始めの過ごし方として何よりです。
年男誕生日までに「バーリ・トゥードCINEMA」も365完成になりますね。
「総合格闘技的映画評論」というネーミングに変えたのですから、1本目から改稿するなら、現在以上に「禁止技なし、なんでもあり」のバーリ・トゥード精神を強化するよう、希望です。
今日は、娘息子とワイワイしゃべりながらテレビ放映の『プラダを着た悪魔』を見ました。
女性が男性以上に認められるような仕事をするために、何を棄てていかなければならないか、メリルストリープの姿全身で出していたけれど、日本ではあのように「デキル女」ぶりを前面に出したらけっして組織の頂点に立てないだろうと思いました。
「ものを書きたい女の子」にしてはアン・ハサウェイが美人過ぎるのが難点ですけど。あんなにかわいくて文章も抜群だったら、日本だったら文春ほっとかないわ。ソッコー芥川賞よ!原作の小説か志望をジャーナリスト志望に変えたのは、そのへんを考えたのかしら。
なんて考えずに次々繰り出すファッションを楽しみながら見るのが一番いい鑑賞法なんでしょうね。
デニスホッパー、私にはイージーライダー以外にはないのだけれど、奥さん、5人目だね。
2010-01-15 23:55:45 ページのトップへ
~~~~~~~~~~~
筒井・藤本・井上、そして崔
mackychan
契約の関係で4月から読売さんになってしまうんですが・・・
1年だけのお別れでも、ちょっと寂しいな、これだけは読みたいな、と思うのは、金曜夕刊の映画特集(なんたって評者には柳下毅一郎と北小路隆志が居る。名前伏せていても、このふたりの文章はいい当てられるほど特徴ありありですね)と『おちびさん』と、夕刊に載る著名人の回顧録(タイトル忘れた)ですかね。
日曜書評にかぎっていえば、読さんのほうがいいと思います。
さて、そんなタイトルを忘れた(調べろってね)夕刊の回顧録、前回が藤本義一さんで、今回が崔洋一監督。
崔さんのは継続中だから全体の感想はいえないですけれど、現場に生きる人間と、現場を知っているつもりになっている人間(まぁ自分です)の、現代映画に対する認識のちがいといいますか、現代の観客が問題意識を持った作品を「望んでいないのだ」というところに、なんというかリアリティがあって、いろいろ考えさせられます。
義一さんのは、もう、ただただ壮絶というか。ああいう感じのひとじゃないですか、たぶん飄々とした感じでインタビューに答えたのでしょうけれど、叩き上げっていうんですか、映画という世界ではなく、人生そのもので何度も何度も死にそうになりながら生き永らえていると。やっぱり敵わないよなぁと思いました。
以前、カフェで知り合った年配のかたから、古いシナリオの記事を郵送してもらったことがあります。
その記事に、まだデビューする前の義一さんと筒井康隆さんと井上ひさしさんの名前があって。
同じシナリオのコンクールに出品して、2次予選を通過したときの記事だったのです。
なんかこれも、すごい話。
2010-02-03 12:57:58 返信フォームへ 掲示板へ戻る
Re:筒井・藤本・井上、そして崔
haruniwa
筒井藤本井上そろい踏みで2次予選通過者蘭に併走!って、ほんと歴史的2次予選ですね。
コンクールの応募作って、二重投稿は禁止されているから、一度に2ヶ所以上の投稿はできない。だから、数種類の作品を用意しておき、落選確実になった作品のタイトルと登場人物の名前だけ変えて、次から次にローテーションで応募し、1年に何度でも応募を繰り返したという話を聞いたことがある。ローテーション応募でどこかにひっかかった作品があったのかどうか結果は聞いていないけれど。
名をなした人々が、ラジオコントやテレビシナリオなどに次から次へと投稿していったり、雑誌の投稿記事が認められてライターになったりという話はよく聞くけれど。
まあ、書き続けることでしょう。倦まずたゆまず飽きもせず。
さて、誕生日コメントが並んだなか、ピッキさんへの返信コメントに「クローンを扱ったよい作品がない」というまっき~コメントが見たので、横レス。
カズオ・イシグロ原作『私を離さないで』が映画化され、日本でも近日公開という。
クローンを扱っていると最初にわかってしまうと、ラストのネタばれになるので、映画の宣伝としてはやりにくいんじゃないかしら。
マーク・ロマネク監督、主役はキーラ・ナイトレイる。共演はサリー・ホーキンス、アンドリュー・ガーフィールドやシャーロット・ランプリングら。
2010-02-05 08:32:20 ページのトップへ
私の収穫
haruniwa
崔洋一が連載中のコラムの名前「わたしの収穫」
2010-02-05 08:34:16 ページのトップへ
~~~~~~~~~~~~~
落書き
mackychan
新作映画についてコラムにすることは少ないので、ここで、今年のこれまでの映画をいくつか。
なにかの参考になれば・・・というより、なんというか、落書きみたいなものです汗汗
【収穫】
『ボーイズ・オン・ザ・ラン』
『フローズン・リバー』
『抱擁のかけら』
『インビクタス 負けざる者たち』
『真幸くあらば』
規模・内容的に、『フローズン・リバー』と『抱擁のかけら』は、春さん愛用劇場にやってくるかな。
【映画的興奮をまったく味わえない作品】
『サヨナライツカ』
『食堂かたつむり』
とくに『食堂』は、『かもめ~』から続く「なにもなさそうで、でも、なにかある」という流行の思わせぶり系? なのですが、いやー、そのなかでもサイアクの出来ですかねー。
先日の川上未映子さんの記事(2.14朝刊)は、読みましたか。
面白かった。
自分の周囲で、えれー評判いいです彼女。ビジュアル先行になりがちですが、『ヘヴン』を読んだらもう、そういうイメージもどこかに飛んでいってしまいますね。
2010-02-19 13:51:21 返信フォームへ 掲示板へ戻る
Re:落書き
haruniwa
「サヨナライツカ」は、中山美穂&辻仁成ペアが嫌いという段階で読む気も映画見る気もしなかったので、映画のできが悪くても、気にならないのだけれど、『食堂かたつむり』は、小説先に読んじゃって、配役見て、飯田橋ギンレイに来たら見ようかと思っていたので、マッキ~評を信じる私としては、ちょいと残念。
「かもめ食堂」「めがね」風のニュアンス系、けっこう好きなのに、、、、、
「食堂かたつむり」で言うと、オカンの結婚と最後、豚の処理方法が「いかにも」だったところが原作の弱さになっていたので、そこを映画だとどう乗り越えるのかという興味がありました。
インビクタスは、クリント・イーストウッド×モーガン・フリーマンでマンデラを描くとなると見逃せないけど、超大作や話題作はギンレイにこないのよね。
今日で授業もおわり。春休み、ちょっとはギンレイで映画見ようっと。
2010-02-22 06:39:16 ページのトップへ
ベルリン
mackychan
先日、『パレード』の試写に行き、ベルリンで批評家賞かぁ、いい感じだな行定さん、客の入りはイマイチらしいけれど、このニュースで少しは入るかな、、、と思っていたら、寺島ちゃんの主演賞受賞で『パレード』の記事が吹っ飛んじゃった。
どっちもめでたいことだけれど、三大映画祭での主演賞となると、さすがに新聞の扱いも大きいですね。
一面、それから二面の「ひと」、社会面にも大きく。
顔は好きじゃないんですが、「ひと」で発言しているように、脱ぐことを当然であるかのように考えているところが素敵で、ほんとうは女優さん全員がそうであってほしいと思っているのだけれども、居ないから、性愛を描くとなると、10年前は黒木瞳で、現在は寺島ちゃんとなっちゃうんだよね。
2010-02-22 10:57:57 ページのトップへ
おっと忘れた。
mackychan
今期終了ですか。おつかれさまでした。
辻&美穂のコンビが嫌いという感情、なんかよく分かっちゃいます笑
2010-02-22 11:18:11 ページのトップへ
~~~~~~~~~~~~~
ガス人間vs空気人形
haruniwa
異形のものと人との関係を描くのは、演劇でも映画でも、劇作家や監督の心を引きつけるテーマです。
2010-02-26 16:35:47 返信フォームへ 掲示板へ戻る
Re:ガス人間vs空気人形
haruniwa
フランケンシュタイやドラキュラ、宇宙人、ゴリラとの恋愛まで、人が「人以外の者」との愛を貫くというテーマはエキサイティング。
「空気人形」は、まっき~セレクション2009年邦画ベストのなかに入っていたと思ってギンレイに来たから見ました。とてもよかったです。
まっき~さんも指摘しているように、この映画の成功は第一にペ・ドゥナ起用にありますね。
心を持ってしまった人形というこの役、日本語としてやや不自然なところもあるアクセントすら、人形のセリフとしてはよりリアルでよい結果となったので、日本の人形のような容姿の子を選んでもダメだったかも。映画出演時点で30歳になっていたとは思えないくらい愛らしく初々しい人形ぶりでした。
他の役者もそれぞれによかったし、高層ビルをのぞむ下町のうらぶれたアパート地区というロケーションもよかったし、まっき~さんのおすすめは、見ておいて損はない。
ということは、「食堂かたつむり」は、テレビになるまでみなくてもいいかな。
ガス人間の愛、映画では表現できるガス化するヒトを舞台ではどのように表現しているのかしら。今夜は居酒屋でダンス仲間と飲み会なので、今晩、ビデオをとっておきます。
2010-02-26 16:38:35 ページのトップへ
異形のひと
mackychan
まだ美人ではなく可愛いと評されていたころのイザベル・アジャーニが「タコみたいな、というか巨大なタコ」と性行為におよぶ『ポゼッション』、
頭が天井に届くほどの大男や小人がワンサカ登場するリンチの『ツイン・ピークス』、
鉄化していく自分を受け入れようともがく塚本晋也の『鉄男』、
・・・挙げたら切りがないけれど、異形を描く作品は大好きです。
観てくれたのですね、いいでしょう。
是枝監督、劇映画デビュー時はドキュメンタリー出身ならではのインテリ臭が鼻についたけど(まぁ半分は偏見ですね。MTV出身の監督が、内容はスカスカなのに絵だけは最高水準である、みたいな捉えかたと一緒)、『誰も知らない』以降の作風は素晴らしいです。
もうね、切ない物語です。
昔、ハリウッド映画で『マネキン』というのがありました。
タイトルのとおりで、ショーウィンドウのマネキンが「人化」するという恋愛ファンタジーで、80年代的というのもあったけれど、ハリウッドならではのチャーミングな創りで悪くない。悪くないんだけれど、切なさというものはなかった。
『空気人形』を貫くのは、切なさなんですよね。
2010-02-26 21:46:43 ページのトップへ
~ここから、冬季五輪~
mackychan
なんなのでしょう、明らかに夏季五輪とはちがう感情を覚える競技が多いですよね。
ひとが一生懸命になる姿だけで涙出来る人間ですが、夏季五輪よりも遥かに涙腺を刺激する競技が多い。
きょうのフィギュアもそうだったし、モーグルもそうだったし、面白いよなって。
改めて自分が専門とするMMAというのは大衆の支持を得られ難いのだろうなぁと痛感させられました。
大晦日の試合で、こんな展開があったんです。
自分がいちばん注目する日本人、青木真也が奇抜かつ芸術的な関節技で勝利・・・しかしその勝ちかたとは、相手がタップ(参ったの意思表示)をしなかったので、腕を折ってレフェリーストップを誘ったと。
プロとは競技とは? という観点から未だ議論されている試合なのですが、これが地上波で流れてしまったために、「ふだん格闘技を観ないひと」が不快な気分で大晦日を過ごすことになった・・・という。
いっぽうでMMAという競技は、五輪への進出を目論んでいるのです。
ただ熱くなる、興奮する、ということはあっても、今期の五輪のような涙を誘う展開は作り出せないよなぁ、、、などと考え込んでしまいました。
それにしてもキム・ヨナはバケモノですね。鉄の女だ、サッチャーなんかより強いのではないかしらん。
真央ちゃんもだけれど、19ですよ。
自分の19歳なんて、エロいことしか頭になかったのに。
2010-02-26 21:57:37 ページのトップへ
~~~~~~~~~~~~^
黒澤さん
mackychan
そうかー、なんか、えがったなー・・・って、いいことはないですが、確かにそうですね、本物の作品は癒しの効果がありますね。
市井の民の普遍的な幸福、を描き続けたという黒澤さんも喜ぶ感想なのではないかしら。
はっきりいって、10位以下は横並びです。
黒澤映画で嫌いな作品ひとつもないし、批判されがちなカラーも、三船に出会う以前も、どれも同じように好き。
「黒澤が演出してさえいればいい、なにかがあるから」―そういう意味では、チャップリンと同じ位置にいるひとです。
明日の晩かな、フジが生誕100年の記念として『悪い奴ほどよく眠る』のリメイクを放送しますね。
テレ朝の『天国と地獄』より、リメイクはやり易いかな。でも三橋達也が演じた親友役は「省略」らしいので、それだけのことでちょっと観る気なくしたり。ま、録画しておきますが。
うん、録画。明日の午後から、ちょっくら帰省してきます。
同窓会ね。かーちゃんの墓参りを済ませて、同窓会に参加して、翌日には戻るから2泊3日ですけれど。
そのあいだに、ある程度の荷物は片付いているでしょうね。
家のなかですからね、上のオッサンの力を借りるというのもイヤでしょうし、そりゃあ落ち込みますよ。
たぶんだけれど、文字を打つことを拠り所にしているというところ、この点だけは、春さんのいちばんの理解者だと思っているんですよ勝手に。
だから敢えて連日更新がないと張り合いがないといってみたものの、自分だったらギャンギャン喚いて同じ棟の住人さん全員を巻き込むのかもなぁ、、、などと思ったりもしますよ。
2010-03-04 12:04:35 返信フォームへ 掲示板へ戻る
おじゃまします
chiyoisozaki
此処に来れば、はるさんの様子が分かるのではと思って伺いました。
『はるまき』交信とは別次元の私ですが、書くこと、免赦くださいね。
『元気になる音楽たち』も読ませてもらいました。
畳替えをしなくてはならないのですね。
片付けは、本棚移動を初めとして力仕事に、処分品も多くて、時間がかかることばかりで体に負担かかり、心労も増しますね。
お姉さんの洋服のこと、はるさん、辛いですね。
>
文字を打つことを拠り所にしているというところ、この点だけは、春さんのいちばんの理解者だと思っているんですよ勝手に.
>
私にははるさんをお見舞する映画案内も言葉もありませんが、一番の理解者:ハルマキのパートナーが、こうして、はるさんの癒しのお手伝いが出来ていて、はるさんが同志のシンパシーの中に束の間でも憩えて良かったです。
ノートパソコンが無傷だったこと、不幸中の幸いでしたね。
片付けの疲労心労から、少しでも気分転換ができますように、睡眠時間が撮るますように。体、お大事にしてくださいね。
2010-03-08 07:52:38 ページのトップへ
お見舞いありがとう
haruniwa
片づけは少しずつ無理せずに続けています。
今日もいっぱい本を捨てました。
貯まりにたまった本を見ていて、前に買ったのを読み終えていないのにまた買い込むことが多かった最近の「百円本」の買い込みは、「買い物依存症」と反省しています。
仕事を終えたあとなどに、「働いたんだからごほうび」と自分に言い訳して、目についた本を買い込んでくる。買い込むといったところで、古本だから、たいした金額でもなく、気晴らしになる。
ストレスを、本を買い込むことで解消していたのだろうと思います。
もう本を買うのはほんとうに最低必要限にしようと思うけれど、さて、ストレス解消の方法はいかに。甘い物もビールもだめで、あと何があるだろう。
2010-03-10 20:30:47 ページのトップへ
僕のストレス解消法
pikkipikki
お久しぶりです。
やはり自然が一番だなと・・デジカメと本を持って近くの公園へ。野良猫さんや樹を撮ったり、それに飽きると寝そべって空を見上げながらの読書です。
2010-03-16 08:40:44 ページのトップへ
~~~~~~~~~~~~^
ガツン
mackychan
ガツンとくる映画や文学に触れると、「なにやってんだ、自分は、、、」と思うのですが、今年最初のガツンを経験しました。
韓国映画『息もできない』。
http://www.bitters.co.jp/ikimodekinai/
自分なりにコツコツやってきて、遠回りのような気もするけれど後退はせず前進してきたように思えて、その実、後退はしていないけれど前に進んでもいないんじゃないか・・・そんな風に思わせてくれた、あぁ書きたい書きたい、物語を書きたい、映画にしたい、したいしたい! と、映画を観ながらこころのなかで叫んでいました。
2010-03-22 10:06:23 返信フォームへ 掲示板へ戻る
Re:ガツン
haruniwa
新聞に出ていた映画評を見て、まっき~が2007年だったか2008年だったかの、シナリオコンクール出品作を思い出していました。『息もできない』も借金取りの男の物語。
まっき~さん、同じ借金取りを描いた作品をどのように見るのかなあと思っていましたが、そうですか「ガツン」でしたか。
ギンレイに来そうな映画なので、そのうち見る機会があると思います。
「書きたいかきたい」という叫びが、必ず次の作品に結実するものと思います。書いてください。
2010-03-23 20:25:31 ページのトップへ
Re:加害者のことばにガツン
haruniwa
今日23日は、ベッドを部屋に納めて片づけ事も最終パートに入りました。
私の本を大量廃棄している間、「しょうがないさ」という感じで見ていた息子と娘の、ベランダに出してあった段ボールの中の漫画コレクションを整理することになりました。濡れた本の廃棄。「あさりちゃん」シリーズ「ハチミツとクローバー」「動物のお医者さん」「Nana」など、娘と息子が長年かかって全巻そろえてきたシリーズものなのですが、いくら愛着があっても、3週間すぎてもまだ湿気が残り、ページがよれよれになって捨てざるを得ない。
愛着あるコレクションに「これ、何年かかって全部集めたのか!」と、今更漏水の被害に涙しているのです。
他人にはただの漫画本でも、娘と息子のコレクションも、本人達には愛着がある本。でも、何の保証もできないという保険会社の説明でした。もともと本というのは、買った時点で古本となり、無価値。
我が家でかけていた団地保険で出るのは家電製品の修理費だけだそうなので
水漏れ加害者の上階住人のおっさんは、団地保険にも入っていないと言うので、本その他の弁償は請求せず、畳替えと洗濯に出したものの、クリーニング代を負担してもらうことにしたのです。おっさんは、クリーニングの終わった服を我が家に持ってきた際、「これ、全部濡れていたわけじゃないでしょ」と、憎まれ口をたたいたので、怒り心頭でした。
全面的に水をかぶった服も、湿気った程度のものもあったのだけれど、それをひとつひとつ分別している余裕などなかったから、とりあえず、水が落ちた部屋にあった服はクリーニングに出したのです。天井から茶色の水が落ちたのですから、一滴でも水がついた服は洗いに出したいと思い、どれほど濡れたかでクリーニングに出す出さないを分別する余裕もなかったのですが、オッサンは「クリーニング代だけで2万円かかった、こんなにすると思わなかった」と文句を言いました。
加害者側のことばではないと思いましたが、これからエレベーターで顔を合わせて行かなければならない同じ団地の棟の住人と揉めごとになるのもいやなので、被害側の私は「我慢」です。
娘は、このおっさんの発言を聞いていて、「加害側がああいう発言をするなんて、なんてバカな人だろうと思った。被害にあったものの額を請求せずに、我慢しようとし、せめてクリーニング代だけでも負担してもらおうと思っている被害側に向かって、ああいう発言をするってのは、人間の感情というものを考慮できない馬鹿な人だね」と冷静でした。
クリーニング代2万円を支払うのが不満なら、この片づけのために捨てなければならなかった本や日本語資料、この3週間に書きあげるはずだった紀要論文が書けなくなったことに対する精神的な被害まで、全部請求したい気持ちになりました。
まだ、水洗いできるものは洗濯機で毎日毎日洗濯を続けていますし、これからふとん丸洗いクリーニングに出すものもありますが、もう上階の人とは関わりたくないので、自費でだすことにします。
明日は雨なので、洗濯もお休み。明日の午後は大学の講師会議。
25日間かかった片づけも、ひとまずこれで一休みです。
2010-03-23 20:34:45 ページのトップへ
~~~~~~~~~~~~~
ガツンとカチン
mackychan
わぁ、聞いているこっちがカチンときましたよ。
自分だったら後先を考えず、殴っちゃうだろうな。
余計な出費だし、こういう状態を、憤懣やるかたないというのでしょうね。
返す言葉が見つかりません、微妙な天気は続きますしね。
とりあえず、きょうまでおつかれさまです。少しは休んでくださいね。
ガツンときたのは、少し前にシナリオの評価が出たという背景も関係しています。
コンクールに出すか迷いに迷ったのですが、師匠から「ゴーサインさえ出れば映像化出来る完成度だから」と勇気をもらい、師匠の推薦つきでいくつかのプロデューサーに読んでもらったんです。コンクールに出さずに、持ち込みに賭けてみようかと。
悪くない評価をもらいました。
きちっと仕上がっていて、技術的にアアシロコウシロというレベルではない。感情面に訴えかけるものもある。モノを書くことに慣れているようだから、台詞だけでなくト書きまで読ませる力がある。
しかし、あなたがやりたいと思っていることが、当たるとは思えない。時代はそれを望んでいない。あなたのサイトも読んで、自らを70年代症候群と称していることも知っている。あなたの作品は映画的だが、今日の映画ではなく70年代に回帰している。
ほとんど同じ内容のことを3人のかたにいわれたので、そうなのだろうなぁと思いました。
「オメーに俺のよさが分かるか」という態度は取らないし取れません。映画がひとりの力で出来ないものである以上、プロデューサーがそういうのならそうなのだろうと。
そんなときに『息もできない』に触れたものだから、余計にガツンときたのでしょうね。
で、いま、新作を書き始めるところまできています。
自分がやりたいことを混ぜてもいい、でも「パッと見」だけでもいいから現代で当たるモノを書いてみろ。そのためにはWOWOWが主催するコンクールがいいかもしれない。そこで、少なくとも最終まで残るような作品を書き上げることが出来たならば、当たる可能性があるということです・・・と、いわれました。
もうそろそろ、遠回りはいいかと思っています。30代のうちに少しくらいはもっと先にいかないと。
というわけで、自分が受けたガツンは、いい方向に向かいそうです。
2010-03-24 10:53:42 返信フォームへ 掲示板へ戻る
Re:ガツンとカチン
haruniwa
当たるか当たらないか、書きたいことをそのまま書いて当たればそれが一番いいのでしょうけれど。
いい方向をめざして可能性を探る、、、、いいですねぇ。「持続する志」こそガツンと生きているあかし。
24日に雨の中講師会議に出かけてきて、会議の内容そのものは、私の担当しているコースには関わらないことだったので、ぼうっと聞いていました。コース担当が変更になってほかの授業担当になったら、そのときあわてることでしょうけれど。
今日は何もせんようび。
2010-03-25 09:53:52 ページのトップへ
Re:ガツンとカチン
pikkipikki
割り込んで申し訳ありません。
春庭さん、コメントありがとうございました。
70年代映画調で何処が悪いのかと思う。日本人はやっと目覚めたばかりで、アメリカに比べると30年ぐらい遅れてるので、丁度いいのではと思う。
それ以前に、70年代映画や音楽のほんとの良さを知ってるか・・馬鹿どもよと思う。
アメリカ人はその頃やっと目覚め、日本人は今頃やっと目覚めた(?)・・そう思いたい。
2010-03-29 00:12:52 ページのトップへ
~~~~~~~~~~~~~
ゆれる、あぁゆれる
mackychan
調子はどうですか。
コラムでもいろいろとコメントしたいこともあったけれど、ヒトサマのおうちのことをアレコレいえるほど立派な生活はしていないので、きのうの休日、シナリオの構成を組み立てつつ、少し疲れたら「ブランコ映画10選」を考えていました。
いつもさすがだなぁと思う春さんコラムの繋げかた、今回のブランコは、なんだかとくに胸に迫るものがありました。
よくモノカキが「書く痛み」と表現しますが、いままでその「痛み」を覚えたことがありませんでした。
書くことが楽しくてしょうがなかった。「痛みってなにかね?」みたいな。だからモニターに向かえば自然とダダダッと文字を打てるわけで、それは頭で考えている文章というより勝手に手が動いているというか、話す感覚に近いまま打っているから、リズムがよくなったのでしょうね。
けれどもシナリオで褒められつつNGを出されたり、長くなるので書きませんがいろいろあって、最近になって初めて「あ、この感覚かな、、、」と。
言葉が浮かばないからキーを打てないのではなく、ヒリヒリした感じ、なんというのでしょう、あぁこんなこと書いてる、でも書かずにはいられない、出来上がった文章を読んでちょっと胸が詰まって消そうかな・・・なんて思ったり。自分にもそんなところがあったのだなぁって。
さて『生きる』を別格にして、いろいろ考えていたら妙な映画ばかりが浮かんできちゃいました。
完成したらコラムにしますが、1位~3位なんてふつうとは思えない映画ばかり。
①『プレッジ』
②『クリーン、シェイブン』
③『コン・エアー』
三作とも、少女と誘拐あるいは惨殺の背景・小道具として、ブランコが登場しています。
①は、映画監督ショーン・ペンの、いまのところの最高の仕事。傑作です。
②は、精神疾患者の脳内世界を映像化しようと試みた野心作。気持ち悪い。
③は、ハリウッド製大作ですが、シリアルキラーがパロディとして登場する。
少しは穏やかなものを・・・と思って「確か登場したよな」と『フィールド・オブ・ドリームス』を観返していたら、なんだ、ベンチしか出てこないよ! と。
2010-04-10 09:18:17 返信フォームへ 掲示板へ戻る
Re:ゆれる、あぁゆれる
haruniwa
調子は相変わらずの行ったり来たりのブランコ状態。今朝は頭痛がひどかったので、午後3時まで寝ていました。鼻水もとまらないから、風邪でしょう。
本日は私大の講師会議があったのですが、欠席してしまいました。
12日から新学期始動なので、なんとか回復しなければ、身体動かしてナンボの肉体労働収入なので、私が動かねば、飢える。
ブランコシーン10選、いいコラムになりそうですね。ただし、1~3の作品は3本とも見ていません。
ワンカット、ワンシーン、ちょこっと主人公のゆれる気持ちをブランコであらわしたり、家族といっしょにいられない寂しさをひとりぼっちのブランコのりであらわしたりというのはよくありますが、『生きる』のように、そのシーンをカットしたら、映画全体に影響するするようなブランコはそうないかも。
今、思い出したのは、『ホテル・ハイビスカス』(沖縄が舞台で余貴美子がカーチャン役。今EXILEの追加メンバーになっているネスミスがにぃちゃん役)
ブランコは、沖縄戦のとき栄養失調で亡くなったトーチャンの妹がお盆のときあの世から現れるのが、主人公の美恵子がひとりでブランコに乗っているときでした。
ブランコには、異界に通じるスピード感酩酊感があるからギリシャから中国日本の春祭りにも使われたのですから、異界へ通じる何かを含んでいると人々の感覚の中にあるのかもしれません。
トンネルとか水車とか、振り子時計とか、異界への入り口には、いろいろな共通点がある。
10選のブランコには、あとどんなシーンが来るか、楽しみです。
2010-04-10 16:22:14 ページのトップへ
mackychan
ちょいと早いけど、
これから大晦日の取材でゴタゴタするであろうから、今年最後の書き込みをしておきますです。
一昨年に比べると荒らす頻度は少なかったように思いますが、春さんが相手してくれるかぎり延々と書き込みますので、来年もよろしくお願いしますね。
きょうのコラムを読んで、あぁそういえば自分も『タクシードライバー』と『天国と地獄』は、ビデオ1本/DVD2枚の計3つあるなぁと。
DVDのほうの1枚は、封さえ開けていません。
子ども出来る予定もないのに、これは将来のためにということで。
東宝VS黒澤プロという構図で、DVDが高過ぎるのが黒澤ソフトの難点か。まぁ高い金出す価値はあるので、そこは我慢しなければならないのでしょうが。
来年は、黒澤生誕100年。清張100年くらい盛り上がればいいけれど。
2009-12-23 10:35:32 返信フォームへ 掲示板へ戻る
そうそう、
mackychan
昨日でお仕事終了かな? まだかな。
おつかれさまでした。
2009-12-23 10:36:12 ページのトップへ
あれー
mackychan
なんとなくいつもとちがう感じがして、改めてプロフィール欄を覗く。
わっ、ブロガーQ&Aとか出来てるし!
面白かったです。
2009-12-23 10:44:32 ページのトップへ
Re:荒らし荒らし
haruniwa
黒澤百年祭でテレビ放映がいっぱいあるかもね。
でも私来年は年末までゆっくり映画を見る暇がないかもしれない。
今もだけど。30日締め切りの紀要論文をこれから書き始めるのです。
たぶん間に合わなくて、センセイに泣きをいれることになるだろう。
なにはともあれ、年末取材、がんばってね。チキンをたらふく食って、力つけてください。
2009-12-25 15:43:36 ページのトップへ
M1
haruniwa
M1、笑い飯の「鳥人」がよかった。漫才史に残るネタだと思う。これは、優勝より島田紳助が100点をつけたことが語り継がれることだろうし。
2009-12-25 16:29:28 ページのトップへ
百年
haruniwa
生誕百年。
出生地の町おこしに「太宰饅頭」とか「津軽クッキー」とか売り出す必要もあって盛り上がっているっていうこともあるね。
清張も百年をうたえた、ドラマ化映画化にはずみがついて宣伝費浮くし。
太宰治のように、町おこしにつかえる、観光みやげ化しているってことも大事なんだろうね。
大岡昇平だって1909年生まれなのに、あまり生誕百年ってさわがれなかったし、中島敦ははるか昔の人の気がするし。
映画評論界では淀川長治さんを思いだした人はおおいでしょうけれど、小森和子が同年生まれだってこと、私知らなかった。年齢を公表していなかったのかもしれないけれど。
田中絹代も1909だったんだね。
さて、来年もよろしくね。よいお年を。
2009-12-25 17:15:11 ページのトップへ
~~~~~~~~~~~
大人化計画
mackychan
10年度、初の書き込みでっす。まぁコメント荒らしまくっているので、初という感じはしないのですけれど。
成人の日、朝日のセンターに挟まれていた松尾スズキさんのインタビュー、読まれました?
相変わらずで面白いのですが、大人の定義がユニークでいいなぁと。
「どうしようもない状況においても、自分の中に『面白い』といえる価値を作りえた人が大人」であると。
その視点で自分を眺めた場合、さて、どんなもんだろうか。面白がろうとはしていますけれどね。
春さんは、18歳成人化について、どう思われますか?
自分?
自分も早く大人になりたい、というよりガキと思われたくないタイプ(みんな、そうかな)だったので、賛成なんですけど。
2010-01-12 12:01:03 返信フォームへ 掲示板へ戻る
Re:大人化計画
haruniwa
留学生にそれぞれの国の「大人度」を聞くことがあります。
「~たら」「~ば」などの条件文の学習のときに「日本では、20歳になったら、お酒を飲めます」とか、「親の許可があれば、女性は16歳で男性は18歳で結婚できます」などの条件文を例文として提出し、各国の条件を出させます。
「カナダでは、16歳になれば運転免許がとれます」「メキシコでは、18歳になったら結婚できます」などの条件文を言ってもらいます。「フランスでは、1歳になればワインが飲めます」なんてのもありました。お酒に関する年齢制限の法律などないから、ミルクから離乳食になればワインもOKってことらしい。
現在の年齢は、昔の年齢の7割と思いなさい、というのが教師の心がけ。大学生20歳は、7がけで14歳、自分が中学生のときの精神年齢が今ドキの大学生の精神レベル知能レベルと思って扱うべし、ということです。
18歳成人だとすると、昔の13歳、中学1年生ころの精神年齢の人々を大人として扱うことになります。
国がもくろんできた「18歳成人」の一番の目的は、憲法9条改正を目的とする国民投票を18歳でできるようにすることでした。
民主党は選挙権を18歳から与えると主張してきたので、民主政権が続けば18歳成人法が成立するんじゃないかと思います。
些末なことをいえば、18歳で契約などを大人の保護なしにできるようになったら、きっと18歳をターゲットにした契約詐欺なんかが横行するでしょうね。
粗悪品羽毛布団とか、効果のあやしい「体脂肪を減らせるベルト」なんかを高額で売りつけ、ローンを組ませるとか。以前は未成年による契約は無効となっていたのも有効になる。
今の老人達の都合で成人年齢も決められることになるのでしょうけれど、大卒就職内定率73%,高卒50%台という現実のなかで、18歳にしてみれば、選挙権より仕事くれ、というあたりになるのかも。
ということで、私は、18歳成人、今のところ、「どっちでもいい」というテキトーな考えしかありません。
スズキインタビュー見逃しました。gloveという別刷りの中かと思ったのだけれど、みつかりませんでした。
芥川賞は受賞者なし、でしたね。松尾スズキ、いつかは取るでしょう。
2010-01-15 09:22:00 ページのトップへ
キネマ女優賞
haruniwa
川上未映子、女優としてもがんばっていますね。
「キネマ旬報」の2009ベストテンの個人賞、「パンドラの 匣 ) 」に出演の川上未映子が新人女優賞。
芥川賞作家が俳優部門で受賞したのは初めてということですが、私は芥川賞受賞以前に彼女の舞台出演を見たことがあります。
ダンス仲間のミサイルママの息子と共演していたので見にいったのですが、抜群の存在感がありました。『女中たち』というジャンジュネの芝居でした。その女優未映子が芥川賞受賞でびっくり。今回の新人女優賞にはびっくりしません。
2010-01-15 09:22:41 ページのトップへ
母記
haruniwa
「あいうえお順に作家名をあげて、作品にまつわる記憶や周辺事項を書いていく」というのが「おい老い笈の小文」の内容でした。
それを再録するにあたって、2010年のことなども散りばめてかいて、あいうえ、まで進んだら、順番まちがえて、「お」をとばして「き」の北杜夫へ進んでしまいました。
14日「き」北杜夫、15日、大江健三郎、16日、川田順造と続いて、17日の串田孫一で、順番通りになります。
数字に弱いので、数字に関する事柄はしょっちゅう間違えるのですが、14日に母の死の周辺を書いたものを2日間違えてUPしてしまったのは、もしかして、「ろくでなし外伝」からテレパシーが飛んできたんじゃないかしら。14日のまっき~コラムが母上の死去にまつわる話だったこと、今日15日に読みました。
同化作用が、ネットから伝わったのかモネ。
で、カフェコラムライバルふたりが、2010年1月14日に、シンクロナイズドライティングって記録が生まれました。
2010-01-15 10:02:38 ページのトップへ
~~~~~~~~~~~
とりとめもなく
mackychan
春さんにまで知らせたのに、Youtubeがいつまで経っても昔のエクスプローラーのまんまで視聴出来ることが分かって、わざわざ昔のバージョンに戻して使っています。
だってさー、バージョン8にした途端に重くなったのだもの。いまは、すいす~いとサーフィン出来て快適です。
「待つ大切さ」という視点から、手紙の重要性を説いた識者が居たと思います。メール時代になって、返信がこないとイライラするひとが増えたと。あんたら、少しは待てと。ちょっと分かる気もします。
不思議ですね、慣れというか、ほんの数年前までは時間によって料金が定められていたネットが、ブロードバンド(もう、こうもいわなくなったものな~)が開発されて24時間繋ぎ放題となり、ISDN時代に比べればそーとー速いのに、少しでもアクセスに時間がかかるとイライラ。光にしようかなー、で、光に変えて速い速いと喜んでいたのに、1ヵ月後には遅いよねーとか。
動画に関していえば、確かにイライラするけれど。音楽動画なんて、とくにね。
ごめんなさいね、大晦日が終わって長期休暇中(まぁ5日間ですけど。きょうは、その最終)なもので、とりとめもなく続けます。
そうかー。先生たちの認識は、さすがにシビアですね。身体だけが異様に成熟し、精神の前に情報だけが注入されていっているというようなことなんでしょうか。ちょっと逸れますが、この前、大学生が「路上簡易買春」で捕まったのには驚きました。
これね、自分の専門分野? なので、ちょっと調べたことあったのですが、大抵は歳のいったジーサンのすることなんですよ。そりゃ、カップルではあるけれど。
春さんとのシンクロなら大歓迎。阿部定のときも、こんなことあったような。この調子ならロシアと中国を抜かして金いけるでしょう。
大江さんでいうと、『性的人間』かなぁ。とーちゃんの書庫にある初版本を、盗んで読みました。そのときはタイトルに魅かれて、大江さんの存在もよく知らず。
あまりいい読者ではないと思いますが、改めてキャリアを眺めてみると、けっこう読んでいることに気づく。いわれているほど難解とは思えませんが、体力は要しますね。
そんな売れない純文学。
ねー、無冠でいてほしいと思いつつ、取るとしたら舞城さんかスズキさんかなと思っていました。
でも確かに『老人賭博』では取ってほしくないと。スコセッシが『ディパーテッド』で取っちゃったときの複雑な想いに似ています。とかいいつつ、どんなジャンルを書いても載せてくれるエロ雑誌のコラム用に、しかも受賞用としてスズキさんの話を既に書いてあったのですね。それは近々、カフェコラムにもネット用として載せますが。
と思っていたら、「デニス・ホッパーの余命間近」というニュースや、出直しグラビアアイドル・小向美奈子の「スライム乳」(このセンス、どうよ?)が拝めるDVDが異常に売れていることなど、書きたいことがいっぱい。
連日更新するためのネタ探しはしないけれど、なんだか書かなきゃいけない気がすることがアレヤコレヤあって、結局、この連休はひたすら文章書いていました。ちょっとは女子と遊びたかったのだけれど。。。
確認したら、1月9日付のオピニオン17ページでした。
2010-01-15 11:19:03 返信フォームへ 掲示板へ戻る
Re:とりとめもなく
haruniwa
5日間の休暇、書きまくってすごしたというのは、年始めの過ごし方として何よりです。
年男誕生日までに「バーリ・トゥードCINEMA」も365完成になりますね。
「総合格闘技的映画評論」というネーミングに変えたのですから、1本目から改稿するなら、現在以上に「禁止技なし、なんでもあり」のバーリ・トゥード精神を強化するよう、希望です。
今日は、娘息子とワイワイしゃべりながらテレビ放映の『プラダを着た悪魔』を見ました。
女性が男性以上に認められるような仕事をするために、何を棄てていかなければならないか、メリルストリープの姿全身で出していたけれど、日本ではあのように「デキル女」ぶりを前面に出したらけっして組織の頂点に立てないだろうと思いました。
「ものを書きたい女の子」にしてはアン・ハサウェイが美人過ぎるのが難点ですけど。あんなにかわいくて文章も抜群だったら、日本だったら文春ほっとかないわ。ソッコー芥川賞よ!原作の小説か志望をジャーナリスト志望に変えたのは、そのへんを考えたのかしら。
なんて考えずに次々繰り出すファッションを楽しみながら見るのが一番いい鑑賞法なんでしょうね。
デニスホッパー、私にはイージーライダー以外にはないのだけれど、奥さん、5人目だね。
2010-01-15 23:55:45 ページのトップへ
~~~~~~~~~~~
筒井・藤本・井上、そして崔
mackychan
契約の関係で4月から読売さんになってしまうんですが・・・
1年だけのお別れでも、ちょっと寂しいな、これだけは読みたいな、と思うのは、金曜夕刊の映画特集(なんたって評者には柳下毅一郎と北小路隆志が居る。名前伏せていても、このふたりの文章はいい当てられるほど特徴ありありですね)と『おちびさん』と、夕刊に載る著名人の回顧録(タイトル忘れた)ですかね。
日曜書評にかぎっていえば、読さんのほうがいいと思います。
さて、そんなタイトルを忘れた(調べろってね)夕刊の回顧録、前回が藤本義一さんで、今回が崔洋一監督。
崔さんのは継続中だから全体の感想はいえないですけれど、現場に生きる人間と、現場を知っているつもりになっている人間(まぁ自分です)の、現代映画に対する認識のちがいといいますか、現代の観客が問題意識を持った作品を「望んでいないのだ」というところに、なんというかリアリティがあって、いろいろ考えさせられます。
義一さんのは、もう、ただただ壮絶というか。ああいう感じのひとじゃないですか、たぶん飄々とした感じでインタビューに答えたのでしょうけれど、叩き上げっていうんですか、映画という世界ではなく、人生そのもので何度も何度も死にそうになりながら生き永らえていると。やっぱり敵わないよなぁと思いました。
以前、カフェで知り合った年配のかたから、古いシナリオの記事を郵送してもらったことがあります。
その記事に、まだデビューする前の義一さんと筒井康隆さんと井上ひさしさんの名前があって。
同じシナリオのコンクールに出品して、2次予選を通過したときの記事だったのです。
なんかこれも、すごい話。
2010-02-03 12:57:58 返信フォームへ 掲示板へ戻る
Re:筒井・藤本・井上、そして崔
haruniwa
筒井藤本井上そろい踏みで2次予選通過者蘭に併走!って、ほんと歴史的2次予選ですね。
コンクールの応募作って、二重投稿は禁止されているから、一度に2ヶ所以上の投稿はできない。だから、数種類の作品を用意しておき、落選確実になった作品のタイトルと登場人物の名前だけ変えて、次から次にローテーションで応募し、1年に何度でも応募を繰り返したという話を聞いたことがある。ローテーション応募でどこかにひっかかった作品があったのかどうか結果は聞いていないけれど。
名をなした人々が、ラジオコントやテレビシナリオなどに次から次へと投稿していったり、雑誌の投稿記事が認められてライターになったりという話はよく聞くけれど。
まあ、書き続けることでしょう。倦まずたゆまず飽きもせず。
さて、誕生日コメントが並んだなか、ピッキさんへの返信コメントに「クローンを扱ったよい作品がない」というまっき~コメントが見たので、横レス。
カズオ・イシグロ原作『私を離さないで』が映画化され、日本でも近日公開という。
クローンを扱っていると最初にわかってしまうと、ラストのネタばれになるので、映画の宣伝としてはやりにくいんじゃないかしら。
マーク・ロマネク監督、主役はキーラ・ナイトレイる。共演はサリー・ホーキンス、アンドリュー・ガーフィールドやシャーロット・ランプリングら。
2010-02-05 08:32:20 ページのトップへ
私の収穫
haruniwa
崔洋一が連載中のコラムの名前「わたしの収穫」
2010-02-05 08:34:16 ページのトップへ
~~~~~~~~~~~~~
落書き
mackychan
新作映画についてコラムにすることは少ないので、ここで、今年のこれまでの映画をいくつか。
なにかの参考になれば・・・というより、なんというか、落書きみたいなものです汗汗
【収穫】
『ボーイズ・オン・ザ・ラン』
『フローズン・リバー』
『抱擁のかけら』
『インビクタス 負けざる者たち』
『真幸くあらば』
規模・内容的に、『フローズン・リバー』と『抱擁のかけら』は、春さん愛用劇場にやってくるかな。
【映画的興奮をまったく味わえない作品】
『サヨナライツカ』
『食堂かたつむり』
とくに『食堂』は、『かもめ~』から続く「なにもなさそうで、でも、なにかある」という流行の思わせぶり系? なのですが、いやー、そのなかでもサイアクの出来ですかねー。
先日の川上未映子さんの記事(2.14朝刊)は、読みましたか。
面白かった。
自分の周囲で、えれー評判いいです彼女。ビジュアル先行になりがちですが、『ヘヴン』を読んだらもう、そういうイメージもどこかに飛んでいってしまいますね。
2010-02-19 13:51:21 返信フォームへ 掲示板へ戻る
Re:落書き
haruniwa
「サヨナライツカ」は、中山美穂&辻仁成ペアが嫌いという段階で読む気も映画見る気もしなかったので、映画のできが悪くても、気にならないのだけれど、『食堂かたつむり』は、小説先に読んじゃって、配役見て、飯田橋ギンレイに来たら見ようかと思っていたので、マッキ~評を信じる私としては、ちょいと残念。
「かもめ食堂」「めがね」風のニュアンス系、けっこう好きなのに、、、、、
「食堂かたつむり」で言うと、オカンの結婚と最後、豚の処理方法が「いかにも」だったところが原作の弱さになっていたので、そこを映画だとどう乗り越えるのかという興味がありました。
インビクタスは、クリント・イーストウッド×モーガン・フリーマンでマンデラを描くとなると見逃せないけど、超大作や話題作はギンレイにこないのよね。
今日で授業もおわり。春休み、ちょっとはギンレイで映画見ようっと。
2010-02-22 06:39:16 ページのトップへ
ベルリン
mackychan
先日、『パレード』の試写に行き、ベルリンで批評家賞かぁ、いい感じだな行定さん、客の入りはイマイチらしいけれど、このニュースで少しは入るかな、、、と思っていたら、寺島ちゃんの主演賞受賞で『パレード』の記事が吹っ飛んじゃった。
どっちもめでたいことだけれど、三大映画祭での主演賞となると、さすがに新聞の扱いも大きいですね。
一面、それから二面の「ひと」、社会面にも大きく。
顔は好きじゃないんですが、「ひと」で発言しているように、脱ぐことを当然であるかのように考えているところが素敵で、ほんとうは女優さん全員がそうであってほしいと思っているのだけれども、居ないから、性愛を描くとなると、10年前は黒木瞳で、現在は寺島ちゃんとなっちゃうんだよね。
2010-02-22 10:57:57 ページのトップへ
おっと忘れた。
mackychan
今期終了ですか。おつかれさまでした。
辻&美穂のコンビが嫌いという感情、なんかよく分かっちゃいます笑
2010-02-22 11:18:11 ページのトップへ
~~~~~~~~~~~~~
ガス人間vs空気人形
haruniwa
異形のものと人との関係を描くのは、演劇でも映画でも、劇作家や監督の心を引きつけるテーマです。
2010-02-26 16:35:47 返信フォームへ 掲示板へ戻る
Re:ガス人間vs空気人形
haruniwa
フランケンシュタイやドラキュラ、宇宙人、ゴリラとの恋愛まで、人が「人以外の者」との愛を貫くというテーマはエキサイティング。
「空気人形」は、まっき~セレクション2009年邦画ベストのなかに入っていたと思ってギンレイに来たから見ました。とてもよかったです。
まっき~さんも指摘しているように、この映画の成功は第一にペ・ドゥナ起用にありますね。
心を持ってしまった人形というこの役、日本語としてやや不自然なところもあるアクセントすら、人形のセリフとしてはよりリアルでよい結果となったので、日本の人形のような容姿の子を選んでもダメだったかも。映画出演時点で30歳になっていたとは思えないくらい愛らしく初々しい人形ぶりでした。
他の役者もそれぞれによかったし、高層ビルをのぞむ下町のうらぶれたアパート地区というロケーションもよかったし、まっき~さんのおすすめは、見ておいて損はない。
ということは、「食堂かたつむり」は、テレビになるまでみなくてもいいかな。
ガス人間の愛、映画では表現できるガス化するヒトを舞台ではどのように表現しているのかしら。今夜は居酒屋でダンス仲間と飲み会なので、今晩、ビデオをとっておきます。
2010-02-26 16:38:35 ページのトップへ
異形のひと
mackychan
まだ美人ではなく可愛いと評されていたころのイザベル・アジャーニが「タコみたいな、というか巨大なタコ」と性行為におよぶ『ポゼッション』、
頭が天井に届くほどの大男や小人がワンサカ登場するリンチの『ツイン・ピークス』、
鉄化していく自分を受け入れようともがく塚本晋也の『鉄男』、
・・・挙げたら切りがないけれど、異形を描く作品は大好きです。
観てくれたのですね、いいでしょう。
是枝監督、劇映画デビュー時はドキュメンタリー出身ならではのインテリ臭が鼻についたけど(まぁ半分は偏見ですね。MTV出身の監督が、内容はスカスカなのに絵だけは最高水準である、みたいな捉えかたと一緒)、『誰も知らない』以降の作風は素晴らしいです。
もうね、切ない物語です。
昔、ハリウッド映画で『マネキン』というのがありました。
タイトルのとおりで、ショーウィンドウのマネキンが「人化」するという恋愛ファンタジーで、80年代的というのもあったけれど、ハリウッドならではのチャーミングな創りで悪くない。悪くないんだけれど、切なさというものはなかった。
『空気人形』を貫くのは、切なさなんですよね。
2010-02-26 21:46:43 ページのトップへ
~ここから、冬季五輪~
mackychan
なんなのでしょう、明らかに夏季五輪とはちがう感情を覚える競技が多いですよね。
ひとが一生懸命になる姿だけで涙出来る人間ですが、夏季五輪よりも遥かに涙腺を刺激する競技が多い。
きょうのフィギュアもそうだったし、モーグルもそうだったし、面白いよなって。
改めて自分が専門とするMMAというのは大衆の支持を得られ難いのだろうなぁと痛感させられました。
大晦日の試合で、こんな展開があったんです。
自分がいちばん注目する日本人、青木真也が奇抜かつ芸術的な関節技で勝利・・・しかしその勝ちかたとは、相手がタップ(参ったの意思表示)をしなかったので、腕を折ってレフェリーストップを誘ったと。
プロとは競技とは? という観点から未だ議論されている試合なのですが、これが地上波で流れてしまったために、「ふだん格闘技を観ないひと」が不快な気分で大晦日を過ごすことになった・・・という。
いっぽうでMMAという競技は、五輪への進出を目論んでいるのです。
ただ熱くなる、興奮する、ということはあっても、今期の五輪のような涙を誘う展開は作り出せないよなぁ、、、などと考え込んでしまいました。
それにしてもキム・ヨナはバケモノですね。鉄の女だ、サッチャーなんかより強いのではないかしらん。
真央ちゃんもだけれど、19ですよ。
自分の19歳なんて、エロいことしか頭になかったのに。
2010-02-26 21:57:37 ページのトップへ
~~~~~~~~~~~~^
黒澤さん
mackychan
そうかー、なんか、えがったなー・・・って、いいことはないですが、確かにそうですね、本物の作品は癒しの効果がありますね。
市井の民の普遍的な幸福、を描き続けたという黒澤さんも喜ぶ感想なのではないかしら。
はっきりいって、10位以下は横並びです。
黒澤映画で嫌いな作品ひとつもないし、批判されがちなカラーも、三船に出会う以前も、どれも同じように好き。
「黒澤が演出してさえいればいい、なにかがあるから」―そういう意味では、チャップリンと同じ位置にいるひとです。
明日の晩かな、フジが生誕100年の記念として『悪い奴ほどよく眠る』のリメイクを放送しますね。
テレ朝の『天国と地獄』より、リメイクはやり易いかな。でも三橋達也が演じた親友役は「省略」らしいので、それだけのことでちょっと観る気なくしたり。ま、録画しておきますが。
うん、録画。明日の午後から、ちょっくら帰省してきます。
同窓会ね。かーちゃんの墓参りを済ませて、同窓会に参加して、翌日には戻るから2泊3日ですけれど。
そのあいだに、ある程度の荷物は片付いているでしょうね。
家のなかですからね、上のオッサンの力を借りるというのもイヤでしょうし、そりゃあ落ち込みますよ。
たぶんだけれど、文字を打つことを拠り所にしているというところ、この点だけは、春さんのいちばんの理解者だと思っているんですよ勝手に。
だから敢えて連日更新がないと張り合いがないといってみたものの、自分だったらギャンギャン喚いて同じ棟の住人さん全員を巻き込むのかもなぁ、、、などと思ったりもしますよ。
2010-03-04 12:04:35 返信フォームへ 掲示板へ戻る
おじゃまします
chiyoisozaki
此処に来れば、はるさんの様子が分かるのではと思って伺いました。
『はるまき』交信とは別次元の私ですが、書くこと、免赦くださいね。
『元気になる音楽たち』も読ませてもらいました。
畳替えをしなくてはならないのですね。
片付けは、本棚移動を初めとして力仕事に、処分品も多くて、時間がかかることばかりで体に負担かかり、心労も増しますね。
お姉さんの洋服のこと、はるさん、辛いですね。
>
文字を打つことを拠り所にしているというところ、この点だけは、春さんのいちばんの理解者だと思っているんですよ勝手に.
>
私にははるさんをお見舞する映画案内も言葉もありませんが、一番の理解者:ハルマキのパートナーが、こうして、はるさんの癒しのお手伝いが出来ていて、はるさんが同志のシンパシーの中に束の間でも憩えて良かったです。
ノートパソコンが無傷だったこと、不幸中の幸いでしたね。
片付けの疲労心労から、少しでも気分転換ができますように、睡眠時間が撮るますように。体、お大事にしてくださいね。
2010-03-08 07:52:38 ページのトップへ
お見舞いありがとう
haruniwa
片づけは少しずつ無理せずに続けています。
今日もいっぱい本を捨てました。
貯まりにたまった本を見ていて、前に買ったのを読み終えていないのにまた買い込むことが多かった最近の「百円本」の買い込みは、「買い物依存症」と反省しています。
仕事を終えたあとなどに、「働いたんだからごほうび」と自分に言い訳して、目についた本を買い込んでくる。買い込むといったところで、古本だから、たいした金額でもなく、気晴らしになる。
ストレスを、本を買い込むことで解消していたのだろうと思います。
もう本を買うのはほんとうに最低必要限にしようと思うけれど、さて、ストレス解消の方法はいかに。甘い物もビールもだめで、あと何があるだろう。
2010-03-10 20:30:47 ページのトップへ
僕のストレス解消法
pikkipikki
お久しぶりです。
やはり自然が一番だなと・・デジカメと本を持って近くの公園へ。野良猫さんや樹を撮ったり、それに飽きると寝そべって空を見上げながらの読書です。
2010-03-16 08:40:44 ページのトップへ
~~~~~~~~~~~~^
ガツン
mackychan
ガツンとくる映画や文学に触れると、「なにやってんだ、自分は、、、」と思うのですが、今年最初のガツンを経験しました。
韓国映画『息もできない』。
http://www.bitters.co.jp/ikimodekinai/
自分なりにコツコツやってきて、遠回りのような気もするけれど後退はせず前進してきたように思えて、その実、後退はしていないけれど前に進んでもいないんじゃないか・・・そんな風に思わせてくれた、あぁ書きたい書きたい、物語を書きたい、映画にしたい、したいしたい! と、映画を観ながらこころのなかで叫んでいました。
2010-03-22 10:06:23 返信フォームへ 掲示板へ戻る
Re:ガツン
haruniwa
新聞に出ていた映画評を見て、まっき~が2007年だったか2008年だったかの、シナリオコンクール出品作を思い出していました。『息もできない』も借金取りの男の物語。
まっき~さん、同じ借金取りを描いた作品をどのように見るのかなあと思っていましたが、そうですか「ガツン」でしたか。
ギンレイに来そうな映画なので、そのうち見る機会があると思います。
「書きたいかきたい」という叫びが、必ず次の作品に結実するものと思います。書いてください。
2010-03-23 20:25:31 ページのトップへ
Re:加害者のことばにガツン
haruniwa
今日23日は、ベッドを部屋に納めて片づけ事も最終パートに入りました。
私の本を大量廃棄している間、「しょうがないさ」という感じで見ていた息子と娘の、ベランダに出してあった段ボールの中の漫画コレクションを整理することになりました。濡れた本の廃棄。「あさりちゃん」シリーズ「ハチミツとクローバー」「動物のお医者さん」「Nana」など、娘と息子が長年かかって全巻そろえてきたシリーズものなのですが、いくら愛着があっても、3週間すぎてもまだ湿気が残り、ページがよれよれになって捨てざるを得ない。
愛着あるコレクションに「これ、何年かかって全部集めたのか!」と、今更漏水の被害に涙しているのです。
他人にはただの漫画本でも、娘と息子のコレクションも、本人達には愛着がある本。でも、何の保証もできないという保険会社の説明でした。もともと本というのは、買った時点で古本となり、無価値。
我が家でかけていた団地保険で出るのは家電製品の修理費だけだそうなので
水漏れ加害者の上階住人のおっさんは、団地保険にも入っていないと言うので、本その他の弁償は請求せず、畳替えと洗濯に出したものの、クリーニング代を負担してもらうことにしたのです。おっさんは、クリーニングの終わった服を我が家に持ってきた際、「これ、全部濡れていたわけじゃないでしょ」と、憎まれ口をたたいたので、怒り心頭でした。
全面的に水をかぶった服も、湿気った程度のものもあったのだけれど、それをひとつひとつ分別している余裕などなかったから、とりあえず、水が落ちた部屋にあった服はクリーニングに出したのです。天井から茶色の水が落ちたのですから、一滴でも水がついた服は洗いに出したいと思い、どれほど濡れたかでクリーニングに出す出さないを分別する余裕もなかったのですが、オッサンは「クリーニング代だけで2万円かかった、こんなにすると思わなかった」と文句を言いました。
加害者側のことばではないと思いましたが、これからエレベーターで顔を合わせて行かなければならない同じ団地の棟の住人と揉めごとになるのもいやなので、被害側の私は「我慢」です。
娘は、このおっさんの発言を聞いていて、「加害側がああいう発言をするなんて、なんてバカな人だろうと思った。被害にあったものの額を請求せずに、我慢しようとし、せめてクリーニング代だけでも負担してもらおうと思っている被害側に向かって、ああいう発言をするってのは、人間の感情というものを考慮できない馬鹿な人だね」と冷静でした。
クリーニング代2万円を支払うのが不満なら、この片づけのために捨てなければならなかった本や日本語資料、この3週間に書きあげるはずだった紀要論文が書けなくなったことに対する精神的な被害まで、全部請求したい気持ちになりました。
まだ、水洗いできるものは洗濯機で毎日毎日洗濯を続けていますし、これからふとん丸洗いクリーニングに出すものもありますが、もう上階の人とは関わりたくないので、自費でだすことにします。
明日は雨なので、洗濯もお休み。明日の午後は大学の講師会議。
25日間かかった片づけも、ひとまずこれで一休みです。
2010-03-23 20:34:45 ページのトップへ
~~~~~~~~~~~~~
ガツンとカチン
mackychan
わぁ、聞いているこっちがカチンときましたよ。
自分だったら後先を考えず、殴っちゃうだろうな。
余計な出費だし、こういう状態を、憤懣やるかたないというのでしょうね。
返す言葉が見つかりません、微妙な天気は続きますしね。
とりあえず、きょうまでおつかれさまです。少しは休んでくださいね。
ガツンときたのは、少し前にシナリオの評価が出たという背景も関係しています。
コンクールに出すか迷いに迷ったのですが、師匠から「ゴーサインさえ出れば映像化出来る完成度だから」と勇気をもらい、師匠の推薦つきでいくつかのプロデューサーに読んでもらったんです。コンクールに出さずに、持ち込みに賭けてみようかと。
悪くない評価をもらいました。
きちっと仕上がっていて、技術的にアアシロコウシロというレベルではない。感情面に訴えかけるものもある。モノを書くことに慣れているようだから、台詞だけでなくト書きまで読ませる力がある。
しかし、あなたがやりたいと思っていることが、当たるとは思えない。時代はそれを望んでいない。あなたのサイトも読んで、自らを70年代症候群と称していることも知っている。あなたの作品は映画的だが、今日の映画ではなく70年代に回帰している。
ほとんど同じ内容のことを3人のかたにいわれたので、そうなのだろうなぁと思いました。
「オメーに俺のよさが分かるか」という態度は取らないし取れません。映画がひとりの力で出来ないものである以上、プロデューサーがそういうのならそうなのだろうと。
そんなときに『息もできない』に触れたものだから、余計にガツンときたのでしょうね。
で、いま、新作を書き始めるところまできています。
自分がやりたいことを混ぜてもいい、でも「パッと見」だけでもいいから現代で当たるモノを書いてみろ。そのためにはWOWOWが主催するコンクールがいいかもしれない。そこで、少なくとも最終まで残るような作品を書き上げることが出来たならば、当たる可能性があるということです・・・と、いわれました。
もうそろそろ、遠回りはいいかと思っています。30代のうちに少しくらいはもっと先にいかないと。
というわけで、自分が受けたガツンは、いい方向に向かいそうです。
2010-03-24 10:53:42 返信フォームへ 掲示板へ戻る
Re:ガツンとカチン
haruniwa
当たるか当たらないか、書きたいことをそのまま書いて当たればそれが一番いいのでしょうけれど。
いい方向をめざして可能性を探る、、、、いいですねぇ。「持続する志」こそガツンと生きているあかし。
24日に雨の中講師会議に出かけてきて、会議の内容そのものは、私の担当しているコースには関わらないことだったので、ぼうっと聞いていました。コース担当が変更になってほかの授業担当になったら、そのときあわてることでしょうけれど。
今日は何もせんようび。
2010-03-25 09:53:52 ページのトップへ
Re:ガツンとカチン
pikkipikki
割り込んで申し訳ありません。
春庭さん、コメントありがとうございました。
70年代映画調で何処が悪いのかと思う。日本人はやっと目覚めたばかりで、アメリカに比べると30年ぐらい遅れてるので、丁度いいのではと思う。
それ以前に、70年代映画や音楽のほんとの良さを知ってるか・・馬鹿どもよと思う。
アメリカ人はその頃やっと目覚め、日本人は今頃やっと目覚めた(?)・・そう思いたい。
2010-03-29 00:12:52 ページのトップへ
~~~~~~~~~~~~~
ゆれる、あぁゆれる
mackychan
調子はどうですか。
コラムでもいろいろとコメントしたいこともあったけれど、ヒトサマのおうちのことをアレコレいえるほど立派な生活はしていないので、きのうの休日、シナリオの構成を組み立てつつ、少し疲れたら「ブランコ映画10選」を考えていました。
いつもさすがだなぁと思う春さんコラムの繋げかた、今回のブランコは、なんだかとくに胸に迫るものがありました。
よくモノカキが「書く痛み」と表現しますが、いままでその「痛み」を覚えたことがありませんでした。
書くことが楽しくてしょうがなかった。「痛みってなにかね?」みたいな。だからモニターに向かえば自然とダダダッと文字を打てるわけで、それは頭で考えている文章というより勝手に手が動いているというか、話す感覚に近いまま打っているから、リズムがよくなったのでしょうね。
けれどもシナリオで褒められつつNGを出されたり、長くなるので書きませんがいろいろあって、最近になって初めて「あ、この感覚かな、、、」と。
言葉が浮かばないからキーを打てないのではなく、ヒリヒリした感じ、なんというのでしょう、あぁこんなこと書いてる、でも書かずにはいられない、出来上がった文章を読んでちょっと胸が詰まって消そうかな・・・なんて思ったり。自分にもそんなところがあったのだなぁって。
さて『生きる』を別格にして、いろいろ考えていたら妙な映画ばかりが浮かんできちゃいました。
完成したらコラムにしますが、1位~3位なんてふつうとは思えない映画ばかり。
①『プレッジ』
②『クリーン、シェイブン』
③『コン・エアー』
三作とも、少女と誘拐あるいは惨殺の背景・小道具として、ブランコが登場しています。
①は、映画監督ショーン・ペンの、いまのところの最高の仕事。傑作です。
②は、精神疾患者の脳内世界を映像化しようと試みた野心作。気持ち悪い。
③は、ハリウッド製大作ですが、シリアルキラーがパロディとして登場する。
少しは穏やかなものを・・・と思って「確か登場したよな」と『フィールド・オブ・ドリームス』を観返していたら、なんだ、ベンチしか出てこないよ! と。
2010-04-10 09:18:17 返信フォームへ 掲示板へ戻る
Re:ゆれる、あぁゆれる
haruniwa
調子は相変わらずの行ったり来たりのブランコ状態。今朝は頭痛がひどかったので、午後3時まで寝ていました。鼻水もとまらないから、風邪でしょう。
本日は私大の講師会議があったのですが、欠席してしまいました。
12日から新学期始動なので、なんとか回復しなければ、身体動かしてナンボの肉体労働収入なので、私が動かねば、飢える。
ブランコシーン10選、いいコラムになりそうですね。ただし、1~3の作品は3本とも見ていません。
ワンカット、ワンシーン、ちょこっと主人公のゆれる気持ちをブランコであらわしたり、家族といっしょにいられない寂しさをひとりぼっちのブランコのりであらわしたりというのはよくありますが、『生きる』のように、そのシーンをカットしたら、映画全体に影響するするようなブランコはそうないかも。
今、思い出したのは、『ホテル・ハイビスカス』(沖縄が舞台で余貴美子がカーチャン役。今EXILEの追加メンバーになっているネスミスがにぃちゃん役)
ブランコは、沖縄戦のとき栄養失調で亡くなったトーチャンの妹がお盆のときあの世から現れるのが、主人公の美恵子がひとりでブランコに乗っているときでした。
ブランコには、異界に通じるスピード感酩酊感があるからギリシャから中国日本の春祭りにも使われたのですから、異界へ通じる何かを含んでいると人々の感覚の中にあるのかもしれません。
トンネルとか水車とか、振り子時計とか、異界への入り口には、いろいろな共通点がある。
10選のブランコには、あとどんなシーンが来るか、楽しみです。
2010-04-10 16:22:14 ページのトップへ