春庭Annex カフェらパンセソバージュ~~~~~~~~~春庭の日常茶飯事典

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はるまき(23)

2008-11-16 11:24:00 | 日記
Re:まわるまわる、ことばがまわる
haruniwa
サカナクションって、はじめて聞きました。
文字を使ったCGもいろんな技巧がこらされて出尽くしている中、こういうアナログ志向の文字の使い方、いいですね。

西村賢太は2009年の群像新人賞が掲載されている号にのった短編を読んだきり。「苦役列車」は未読(ブックオフ百円本待ち)
2009年群像新人賞は、永岡杜人のリービ英雄論が必要になって借りてきて、ついでに西村賢太を読んだの。たぶん、ずっと同じ調子で書いていくんだろうな。
印税入って金持ちになっちゃったりしたら、書くことなくなってしまう。

「アルク」ことと音の相性について。
ビートたけし刑事が歩くシーンでサティのグノシエンヌ第1番を使うセンス、ほんとすごいよね。編曲者はだれ?

オダギリジョー『熱海の捜査官』でもいやというほどグノシエンヌ第1番がながれたのだけれど、たけしの使い方のほうが数段上だ。

映画に歩くシーンが多用されるのも、歩く姿にその人の本質みたいなのが出ちゃうからなんでしょうかね。

私を映したら、さぞかしショボンと肩すぼめてなさけな~い感じで歩いているんだろうな。あるいは、胸を張っていこうとして、そっくりかえって後ろにこけるとか。

まっき~は、走っている姿か自転車で長距離走る姿しか思い浮かばない。
2011-04-27 00:09:59 ページのトップへ
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寝てよう日
mackychan
いろいろやっていたら、番組宣伝忘れちゃった。

先日、TBSの特番収録の取材をしてきました。
有名人たちがガチンコで相撲を取っていくというバラエティで、収録自体も面白かったのですが、出来上がった番組を観てみたら、想像以上に楽しめる番組になっていて、ちょっとたまげたのですね。

春さんは、観たかな。
いまね、格闘技関係の掲示板では「いつの間にか低視聴率になってしまった格闘技番組の打開策のヒントが、この番組にあるのでは?」などという議論が交わされています。

もし観ておらず、しかもコラムに書かれてあったように寝てよう日の状態が続くのであれば、ぜんぶ観ると長いですけれどね、早送りなんかしながらでもどうかしら? と思って書き込んだ次第です。

ちなみに自分は、
総合格闘家マッハさんと、K-1選手セーム・シュルト、そして曙の取材のために同行したのでした。

いつ消されるか分からないけれど、有吉 相撲 で動画検索出来ると思います。

2011-05-04 05:43:15 返信フォームへ 掲示板へ戻る
ビン・ラディン
mackychan
ビン・ラディン殺害後、グラウンドゼロで歓喜する市民たちの映像を見て、少しゾッとしました。
裁判すっ飛ばして即殺害というところが、抵抗したとかなんとかいっているけれども、なんか前時代的だなぁと。

まぁしかし、あの場に自分が居れば同じように歓喜するかもしれず、難しいところではありますが。

少し前、朝日の外電にチャウチェスク再評価の記事が載っていて、高校生だったのかな自分は、射殺された夫妻の映像が鮮烈だったのですが、なにかいろいろ思うところはありますね。ちゃんと書けるほど、まとまってはいないですが。

これ以降の報復云々よりも、ラディンのほんとうの正体というか、ひととなりが謎めいていて、
あれほど大規模なテロの黒幕としてたったひとりだけを処刑しバンザーイ で、いいのだろうかと。
2011-05-04 06:43:42 ページのトップへ
オサマ殺害
haruniwa
オバマやクリントンが一室に集まって、作戦の逐一を同時中継で聞いているようすがニュース映像で流れました。
米首脳がこの事件を「アメリカの力の勝利。テロに勝った」と宣伝しようと、それをグランドゼロで市民が喚起してむかえようと、生きてつかまえて裁判にかけることができなかったのは、アメリカ民主主義の汚点のひとつとして歴史に残ることでしょう。

しかも死後24時間以内の埋葬が必要だからと、前例のない水葬。この水葬という報道は怪しいけれど。

これまで報道されたどのオサマの写真も、哲学者然とし毅然とした風貌のものばかりで、ブッシュやらアメリカ側の首脳の顔がどうにも野蛮でおろかな顔つきだったことを考えると、裁判にかけた場合、オサマファンが増えてしまうかも知れないという恐れはあったにしろ、「中で抵抗したから」という理由での射殺はまずかった。

これでオサマは殉教者となり、この先「聖人オサマ」は、生きていたとき以上にイスラム過激派にとって「自爆テロ」の護符になるやもしれぬ。

私は、今回の作戦は「テロに勝った」のではなく、「新たな火種」を巻いただけだと思います。
2011-05-04 06:58:44 ページのトップへ
有吉 相撲
haruniwa
という検索で、挑戦者決定戦と最終決勝のみ見ました。

寝て曜日のはずが、5時に目覚めてしまい、朝からさっそくユーチューブ。

うちの親、テレビ幹線において、プロレスは「あれはスポーツではなく、興業だから」という理由で見なかったのに、相撲は「人情相撲も相撲のうち」と、八百長容認論もかましていた。あの差は何だったのだろう。

格闘技の視聴率低迷の理由のひとつ。
「強い男」を求める女がいなくなったからです。

「強い男」に守ってもらえる「かわいい女」になるよりも、自分が強くなったほうが楽しいことに女達が気づいたあと、「強い男」の価値は半減。

強い男に頼りたがる女性には、魅力的な人が少ない、ということに男も気づく。

強い男がモてなくなったので、女の子にもてるためにボクシングジムに通う男、レスリングジムで汗を流す男が半減。
格闘技観客も減少。

こんな単純なものじゃないとしても、格闘技が他のスポーツに比べてもっていた魅力というのが、現代のニーズに合わなくなったのは2001.9.11以後の世界でこの10年間で世界的な風潮ではないかと思う。

力で押しても、何も解決できないこと、圧倒的な軍事力を持つ米軍がいまだにアフガンでもイラクでも、軍事的な勝利というのを決定できない。

このいらだちの中、オサマ殺害をもって「唯一の勝利」にしたかったアメリカのいらだちもわかるけれど、私にはね、格闘技低視聴率と、「力では勝てないアメリカ」は連動しているの。

「タレント名鑑・相撲トーナメント」
私にとってのアイドルがいなかったからね。自分にとって「いい男」が登場しないスポーツはおもしろさ半減というのがよくわかりました。なにかのスポーツを面白いと思えるのは、自分を一体化させて応援する選手がいてこそ。

41歳の年齢と相撲を離れて11年とは言っても、技からみて曙が勝つことは最初からわかっている勝負なので、決勝戦は面白くなかったし、挑戦者決定戦でも、腰高で重心が高すぎるガイジン、セーム・シュルドより、中西が勝つだろうと予測でき、これも面白くなかった。

やはり、生で曙に取材でき、感情移入ができるまっき~の楽しみ方と、番組すら見ずにユーチューブ視聴した私ではおもしろさの受け取り方が違ってしまったね。

でも、これからも私が見逃していそうなオモシロモンを教えて下さいね。
それよりも、曙のタットゥが広がっていくのを見て、日本の温泉場には「泥水者と刺青の方、入浴男割り」と書いてあるから、これじゃ、貸し切り温泉以外には入れないじゃないか、混浴で出会うチャンスがないなと心配してあげたり。
2011-05-04 07:28:54 ページのトップへ
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昭和が終わったことに気づかなかった、、、あるいは、未だ20世紀だと「信じて」いた?
mackychan
付き合って6ヶ月の子が居ます。
AV関係で働く子。といっても女優さんではなく、女優さんが使用した下着などを洗う仕事をしているんです。
『川の底からこんにちは』で、満島ひかりが口癖のように「あたしなんて、いってしまえば、中の下ですから」と発していましたが、それにちかい感じの子です。「あたしなんて、つまらない女なんですよ」と、寂しそうに笑うんです。そこに魅かれたんですけれどね。

震災以降、結婚指輪が売れているとか。
なんとなく分かりますね、つながっていたい症候群というか、自分もそれにあたるかどうか、勢いでいっちゃったのか、「この子となら、、、」と思ってプロポーズしたんです、覚悟を決めて。その答えは足跡コメントに記したとおりですが、なんかそのときのテンションが持続しちゃって、眠れません。

というわけで、ここからは春さんに対する反論というわけではなく、じつはこういう背景がある、、、ということをつらつらと。流し読みでも構いません、なぜそうなったかについての考察にお付き合いくださいませ。

たとえば映画がデジタル化の方向で歩みを始めたとき、映画小僧たちはなかなか冷静でいられませんでした。
フィルムに焼き付けることが映画の定義とするならば、データに記憶させるデジタルというものを映画と呼んでいいものか・・・と。
小僧ゆえ、なかなかデジタルを受け入れられなかった。そのときと比べると、格闘技ファンは現在の状況に「もう少し」冷静でいられるというちがいがあります。(ちなみに、その後・・・デジタルの作品に触れて、あぁこれも映画なんだなと納得出来たのですね。フィルムと変わりがないと)

なぜ冷静でいられるのか。

格闘技ブームの終焉。
じつはこれが、日本だけの流れだからなのです。
「なぜ?」と思いつつ、打開策があると信じられる状況というか。

総合格闘技は、まだ始まって20年くらいしか経っていない新興スポーツです。創成期はスポーツとみなされず、日本のバラエティ番組でも「残酷な見世物ショウ」として取り上げられていました。呼称も各国によってちがいがあり、ごく最近まで開催を禁止する州・市が多かったのですね。
MMAという呼称に統一されたのは、ほんの数年前のことです。

数日前に開催されたカナダの大会で、5万5千人の観客を集める。
英国と米国を中心に競技化が加速し、五輪の種目とするべく首脳陣が運動を展開。(しかしこれは、実現不可能でしょう。たった数秒で骨が折れたりする競技では、トーナメントをおこなえません)

MMAの発祥はブラジルと日本、それから米国で同時発生的に、、、とされていますが、断言出来るのは日本が第一次ブームを牽引したのだということ。その象徴が、日テレ/TBS/フジの三局で大晦日興行を放送した2000年代前半でしょう。
しかし日本のMMAは、テレビ不在では成り立たないということが「フジテレビによる、PRIDE打ち切り」で判明してしまった。これは痛かった。

いじめられっこ体質だった自分、この世で最も嫌いな人間は「いきがっているアンちゃん」です。
だから、、、というのもあるのでしょうが、自分は格闘技に強さを求めていません。一瞬の隙をつき、相手を失神させたり関節を極める「その動き」を、芸術と捉えています。
まぁ、そういう風に捉えているのは少数でしょうが。

ただ喧嘩自慢が力自慢がそのまま勝ったのでは盛り上がらない。
いじめっこといじめられっこの構図で煽られた「亀田×内藤」戦の視聴率が高かったこと―それは視聴者が、内藤さんが勝つことよりも、亀田くんが失神して涎をたらすところを見たかった。そういうことだと思います。
ビッグマウスの石井にも同じことがいえます。メダリストがどの程度の試合を見せてくれるのか? という興味もあったのでしょうが、彼のKO負けを見たいと答えるひとは沢山居ます。
あまり健全とはいえない欲求とはいえますが、そういう意識が高いと、視聴率もそれに比例することが証明されています。

ごめんなさい。いつものコラムのように構成を考えて記しているわけではないので、話はあっちへこっちへと飛びます。

自分が主張したいのは、主催者の脳が古過ぎるということ。平成の世なのに昭和の見せかたで通用する、もう21世紀は10年も過ぎているのに、20世紀的なマッチメイクで盛り上がると思い込んでいるのです。

大晦日に猪木を連れてくればいいと思っている。(偉大ですよ、何度もビンタされたいけれど、それとこれとは別です)
これ、ほんとうの話です。去年の大晦日、TBSは長嶋一茂とビリー隊長(あのエクササイズビデオのひと)を対決させようとしていました。曙×ボブ・サップをもういちど! と思っていたわけです。
既にブランドと化しているヒョードルを「数字にならない、だったらホリエモンを」とほんとうに発したのです。

あぁ、眩暈が・・・。

北米を中心とする現代MMAの隆盛は、徹底的にシビアなマッチメイクを組んだからとされています。
そのとおり。(そうして日本のヒーローたちは、野球と同様、北米デビューを飾っていきました)

皮膚感覚でヒリヒリする試合は、格闘技に興味のないひとにとっては「見たくもない」ものでしょうが、好きなひとは金を払っても見たいものなのです。
視聴率低下の根本的要因は、いままで見てきたひとが「まだ、そんなふざけた試合やってんの?」と呆れて離れてしまったことにあるのです。

春さんの意見も、分からないでもないです。
そういう一面も、あるにはあるでしょう。

しかしたとえばジョシカクと表記される女子格闘技を、自分は男子の格闘技と同じように捉えています。
そりゃ可愛い子が出てきたほうが目にも楽しいわけですが、美醜や性差とは無関係に、芸術を見せてくれる・魅せてくれる才能あるアーティストであれば同じように応援したい。そして実際に、ジョシカクは男子を喰い始めた。
しかしTBSは「ガチンコのジョシカクは、視聴者にアレルギーを引き起こす」といって大晦日に試合を組まなかった。
確かに女子は男子より関節が柔らかく、なかなかタップ(参った)しない。それが痛々しいという面はあるでしょうが、ひとが一生懸命やっている姿こそスポーツの原点ですものね、ちょっとくらい冒険すればよかったのに。

その数ヵ月後に放送された芸人×女子格闘家の試合は、なんと大晦日の視聴率を超えてしまった。

アンタッチャブルの柴田の復帰だったから?
RENAが可愛いから?

それもあるでしょう。

しかし。

そう、そこで格闘技ファンは考えるのです。

結局は見せかた・魅せかたの問題ではないのかと。

一歩間違えればバラエティそのものなんですけれどね、でもテレビが生命線である以上、主催者はもうちょっと頭がよくなったほうがいいと思います。

なんか、寝てよう日を邪魔している感じがしてきたな。

ごめんね。

http://www.youtube.com/watch?v=JCXqg-CUj1I


2011-05-05 12:44:00 返信フォームへ 掲示板へ戻る
「保留」が「OK」となることを祈る
haruniwa
 オサマは武器を携帯しておらず、米軍の一方的な射殺であったことが発表されました。このような殺人事件も正義の名で呼ばれるなら、世の中、殺す力を持っているほうが勝ちということで、法も裁判もいらぬ。日本の世論は震災後復興と原発論議でせいいっぱいで、オサマどころじゃないから、盛り上がらないと思うけれど、原発同じくらい危険な殺害事件と思います。

 私にとっても、原発収束や被害補償を東電がしたがらないことが明らかになったということ以上に、今いちばん気になることは「彼女が保留したプロポーズへの返答はいかなる結果なのか」ということです。

 >満島ひかりが口癖のように「あたしなんて、いってしまえば、中の下ですから」と発していましたが、それにちかい感じの子です。「あたしなんて、つまらない女なんですよ」と、寂しそうに笑うんです。そこに魅かれたんですけれどね。

 「中の下」発言は、満島ひかりのような美女が言うから映画になる、ということをふまえれば、まっき~さんが「それにちかい感じの子」というのは、「中の下」と自己認識をしているかわいい子、ということですね。
 森村桂が、最初のプロポーズに関し、「自分を不美人だと自己認識している女性は、君は世界で一番かわいいと言ってくれる人がいたら、即、結婚に応じる」と、何かに書いていました。私は激しく同意。私も自己認識が「中の下」だったから、森村桂の気持ちはよくわかったし、私も「君は美人だ」と言ってくれた男と結婚してしまった。彼の女性への基準が「美人、とても美人、ものすごく美人」の三種類しかないことが判明したのは結婚後だったという話を笑い話として書いたことがあるけれど、彼女が「つまらない女」という自己認識をしている女性だということは、「自分を価値ある女性だ、と認めてくれる人を待っている」ということですね。

 プロポーズのあとの「押しの一手」をどうするかは相手にもよりけりだけれど、とにかく毎日「君は最高の女性だ」と、毎日メールしてくださいね。ま、それで引かれてしまったとしても責任は負わぬが。

 彼女が「守ってもらいたい系」女子であるなら、彼女の幸福を一生守ってやれる男子としてがんばってね。

自分を本気で「中の下」と思う女性がいたら、それは稀少勝ち。自分を「中の下」と言う女性の大半は、「私は、世間では中の下くらいに見られているけれど、ほんとうの私の価値がわかるひとがいないのだ」と思っています。
2011-05-05 19:48:22 ページのトップへ
日本社会における格闘技愛好文化について
haruniwa
5月4日、起き抜けの寝ぼけ頭でユーチューブ見て、そのまま思いついたことを並べたので、誤変換のままがいっぱいあった。「市民が喚起し」とか「テレビ幹線」なんてのは意味わかるからよしとして、「泥水者と刺青の方、入浴男割り」というのは、かなり判じ物めいて、昔、駅のホームに掲げられている「おこと教授」という邦楽指南の看板を「男教授」と読み、あれま、男の扱い方を教えるのかとドキドキしたことを思い出しました。

 朦朧頭の論で、粗雑な思いつきだったのに、まっき~さんのファイトをかき立てることができて、「はるまき論争史」に残るんじゃないかしら。以下、やっぱり思いつきで頭に浮かんだことをずらずら書いていくので、誤変換は適当に翻案してください。

 MMAのAがArtであることが、日本でのMMAの意味合いを象徴しているように思います。ラテン語由来英語でのArtは、「技術、わざ」を意味し、「美術・芸術」というのはfine Artなど別の語を使うのに対して、外来語としてのアートは第一義に芸術・美術であり、アーティストといえば、音楽や美術の分野で活躍する人を指し、熟練者・技術者の意味で使われることは稀です。ルール上で、ポルトガル語でいうVale Tudo(バーリ・トゥードなんでも有効)は、実際の試合ではなんでもアリでは試合が成立しないことから、このアーティストとは、「実際に存在するルールをあたかもなんでもアリのように見せる技術」のことかと、私は思います。

 日本の社会史文化史を考える上で、「家畜の去勢を管理してきた社会」と「去勢文化を持たなかった社会」の差、というのをこれまでずっと考え続けてきました。
 あれほど中国のマネっこをした日本が、宮廷制度として宦官を取り入れず、刑罰として宮刑を取り入れなかった理由は、やはり文化の根っこに牧畜社会の去勢管理があるかないか、ということが大きいのだろうと思っているのです。
 種付け用以外のオスは去勢されることが当然、という牧畜社会の基本的了解事項を受け入れた歴史的な時期がなかった日本語農耕社会。

 東北大学大学院で相撲史を研究した内館牧子あたりが書いているのかもしれませんが、私は詳しいことを知らないので、いつから「体の一部分に土がついたら勝負あった」となったのか、知りません。少なくとも相撲が文献に残された最初の記録である日本書紀では、 野見宿禰は当麻蹴速と蹴り合いのムエタイ式の勝負で、ケハヤの腰骨を折って殺すことによって勝敗を決しています。いつから「土が体についたら」という穏健な勝負になったのかしら。モンゴル相撲では、ボクシングやレスリングと同じように、「相手をリングに沈める」が勝負の基本。
 相撲が神事であるというのは、四股を踏んで大地への魂沈めとしたからで、勝負をつける組技は、殺すことに意味がある。野見宿禰は、宮廷葬儀を司る土師氏の祖だからです。

 なぜ、日本の格闘技は、相手を殺すこと、土、マットに沈めることをもって勝ちというルールを変えたのか。死刑中止の平安時代にこのルールができたのだろうとおもうのだけれど、なぜ、武士社会にもそれが継承されたのか。
 現代相撲が「死のにおい」を消し去っても人気を保っていたのはなぜか。不思議に思うことがたくさんあります。

 第一次プロレスブームは、反則技を繰り出す卑怯者を、力道山が耐えに耐えた末に反撃して勝利するストーリーが、戦後社会の元気づけに歓迎されたから、ということは、「格闘技と社会」論では通説になっていますが、それならば、21世紀のはじまりが「アメリカ対テロリズム」が、イスラム社会などワスプ文化と相容れない文化を抹殺しようと暴力を行使するアメリカ対アメリカ以外の文化の存続、という構図であることがはっきりして以後、暴力の受け入れ方にも文化差が顕著になってきたと感じたのですが、

 2006年のフジテレビのプライドとの契約解消は、後藤組組長逮捕とプライドの実質黒幕という金徳州キムドクス(通名石坂)との関わりからとばっちりを恐れたフジのビビリと思われていますが、視聴率が稼げる見込みがあるなら、なんとか理由をつけて契約継続したはず。視聴率低下が先か、テレビ放映がなくなったから格闘技人気が下がったのか、よくわかりませんけれど、たとえば、スペインでの「闘牛観光客数」が激減も同じようなこと。動物愛護団体との軋轢を避けたい放送局の意向によって放映中止が決定されたことは明らかですが、闘牛そのものへの若い層の支持が薄れたことは21世紀の傾向としてはっきりしています。2007年8月、国営放送が闘牛の生放送を中止し、バルセロナでは2008年からの闘牛禁止が決定。
 牛を殺すことと、「格闘技には死への期待が含まれていること」は、同一平面上にあります。

 粗雑だったことの一点。
 「格闘技が他のスポーツに比べてもっていた魅力というのが、現代のニーズに合わなくなったのは2001.9.11以後の世界でこの10年間で世界的な風潮ではないかと思う」
という一般化は、アメリカ文化と地つづきのカナダを別にすれば、別個に考えて行くべきことでしたね。

テーマ
 「人と人とが、素手もしくはそれに近い形で闘い合う」ということがスポーツとして競技として成立し、観客を熱狂させつつ、観客から見放されるような残虐さを隠すにはどのような見せ方が必要なのか。
という問題を考えて行くには、あと、何と何を考えて行けばいいのかなあ。私には、草食系増殖すなわち「自分の遺伝子を未来に残したい」という欲望の低下とスポーツとしての格闘技を放映して高視聴率を稼ぐことができない現状は、連動しているようにしか思えないのですけれど。

 唐突ですが、二者択一の刑罰を受けることになったとき、A:宮刑 B:二度と文章を書いてはいけないという刑罰、AとBのどちらを選択しますか。
2011-05-05 19:49:26 ページのトップへ
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二者択一の刑罰
mackychan
ハニーは、にゃーさんを飼っているので同棲とまではいかないものの、けっこうウチに寝泊りにきています。じつはいまもベッドで寝ていたりするのですが、現在進行形の恋愛でコラムにそのことを記さなかったのは初めてかもしれません。
話は前後しますが、渡米中も留守番を頼んでいました。ですから春さんのラブレターは配達その日に受け取れたのですが、まさか自分でもその数週間後にプロポーズするとは思っておらず、そのことをいっていませんでしたね。

同じ棟の世話好き? 奥様、「同棲しているのー?」などと突っ込んできますが、とりあえず笑って誤魔化しています。

荻窪に住んでいます。はい、可愛いです。暗いエロスを宿していると思います。
本人は「もう少し、この関係を・・・」ということらしいですが、120%肉食とはいえ、まぁ先走る年齢ではないですから待ちますとも。

草食と肉食。
これって単にメディアが煽っているわけではないことを、ここ数ヶ月で痛感しました。
呑み会でも男子より女子のほうが呑むし、ハニー居ない子に「紹介する」といっても、頑なに拒否するのですね。

この草食という視点から格闘技に繋げる春さんの主張は、けっこう当たっていると思います。
自分もその点では「新規開拓」は難しいのではないかと。繰り返しになりますが、かつてあれほど好きだった・熱狂していたファンを取り戻すことに心血を注がねばならないのだと。

テレビとの関係は、ほんとう難しいです。しかしこれこそサブではなくメインの問題になっている、、、というのが厄介なのですが、
個人的にはテレビ要らないんです。テレビなしで成り立つのであれば、それに越したことはない。けれども主催者が「テレビありき」といっているので、だったらもう少し頭使わないとね。

あとスター不在というのも問題のひとつ。
MMAは寝転がってアアデモナイコウデモナイを繰り返すことからマニア向けと捉えられるのも分かるけれど、立ち技のK-1も、魔裟斗が引退した途端に人気急降下。
ひとりスターが居れば、そのライバルも国内・国外から出現するわけで、いまは、いろんなものが足りないという状況なのです。

さらにいえば、ネット社会であるという自覚も(主催者に)足りない。
たとえば正式発表する前に、選手がネット上でこんな風につぶやいてしまうのです。

yoshiHEROsato
佐藤嘉洋

TBSの格闘班の人たちは解散したみたいです。昨日ご挨拶受けました。
今までありがとうございました。良い思い出です。
またコツコツ積み上げて、ブーム再来まで引っ張って行きます。


さて、二者択一の刑罰。
いいお題です。
というか、嫌な質問だなぁ!笑
よく「女の子みたいな男と、男のような女、抱くならどっち?」なんてやりますが、比較にならないほど重い。

映画小僧である前に、ひとりの男子。
モノを書き続けたいけれど、精子あるかぎり、、、とも思う。

「おめーの覚悟は、その程度か?」と自問自答しつつ、男子であり続けることを選びます。

自分の文章の半分以上がセックスを主題としたものですもの。去勢されたら自分の役目がなくなり、そもそも書くことがなくなるのかもしれません。


2011-05-06 12:25:07 返信フォームへ 掲示板へ戻る

haruniwa
「保留」というのが、「考えさせてください」という意味ではなく、前向きの方向でいくのだと解釈できる保留なんですね。
6ヶ月つきあったところでプロポーズ。同棲してこどもできたら入籍というスケジュールを勝手に思い描くことにします。ゆっくり待って、彼女の思いが熟成していきますように。

二者択一で「男」をとるからには、とことん男として彼女を幸せにしてやってね。


亀田興毅の8日防衛戦、8日は相撲の「技量審査」も始まるけれど、盛り上がらないかんじ。
がんばれ暗いエロスを宿す愛、がんばれ格闘技。
2011-05-06 22:33:53 ページのトップへ
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武道館
mackychan
いったい何屋なの? という感じですが、きのうは前日依頼を快諾して武道館取材。えぇ、AKBの総選挙です。
いっぱいお金が動いていますもの、ここまでくるとたいしたものです。小室っちも、つんく氏もプロデュースの才はあると思いますが、秋元さんは別格ですね。
いつかちゃんとしたアイドル論もやってみたいですが、この分野は中森明夫(字、あってる?)や吉田豪、それからスズキさんだってそうだし、強敵多し。
まず地固めとして、ちゃんとしたAV論やらなきゃ。

まぁヒトサマのページでAV論じてもしょうがないので話を戻し。
おニャン子世代として俯瞰して捉えると、これはやっぱり80年代の進化形だと思いますので、過去と未来をいろいろ考えることが出来て楽しいです。

コアなファン層は、きのうはっきりと分かりましたが、自分より、ちょっとだけ下の世代ですね。

ステレオタイプなオタクひとりも居ない。投票権のためにCD山ほど買うくらいですからね、金持っているんですよ、だからこぎれいなあんちゃんが多かったかな。ちらちらと女子も混ざっていて、なんか健気でした。

下旬、ハニーつれて帰省。
初めてなんですよ、こういうことって。
あー緊張する。
2011-06-10 16:33:50 返信フォームへ 掲示板へ戻る
Re:武道館
haruniwa
宇宙人vsペテン師だとか、おばかな政権抗争を繰り広げる永田町をよそ目に、今や総選挙と言えばAKBと日本中が認識する大イベント。

私なんぞ、前田敦子一位返り咲き大泣きシーンをリアルタイムで見てしまいましたよ。
まあ、あの会場の取材陣にマッキ~がいたとは、総選挙の結果以上に、そのリポートに興味津々です。

小倉千加子が『松田聖子論』出してからフェミニズムバッシングを経て、女性のアイドル論者に元気ないのは残念ですけれど、まっき~さんのアイドル論、楽しみに待ちますわ。

お里帰りの首尾上々も期待して。父上姉上の祝福のあらんことを祈っています。
2011-06-12 00:49:53 ページのトップへ
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一本! 参った!!
mackychan
少し落ち着いたのかな、、、と思って書き込んじゃっていますが、授業のほうは、どうですか。まだ忙しいのでしょうか。

スカイツリーの入場料さんぜんえーん! にびっくりしたり、脱原発への加速度がハンパじゃないドイツに感心したり、同年として山本太郎の言動に喝采を送りつつドキドキしたりと、相変わらず世の中は止まっていてはくれません。

止まっていることがいいこととは思えないような世の中なわけですが、
ほとんど毎日、コラムの感想メールを送ってくれる同志から「ひとのこといえんけど・・・まっき~節が戻りつつあると思いつつ、少し無理しているような、空元気に似たものを感じることがある。繰り返すけど、ひとのことはいえないわけで」というメールをもらって、少しギクッとしたり。大きな出来事と表現は、無縁ではいられないということなんでしょうか。

さて自分がアイドルを論じる場というのは、基本的にこういう雑誌です。
この掲示板はリンク無効になっているから大丈夫なんだけれど、念のため頭のhを外して載せておきますね、ペンネームで書いており、本名明かさないというスタイルで書いているもので。

ttps://www.sanwa-pub.com/top/sanwa.html

公序良俗に反するサンプル動画が貼り付いていますが、観なかったことにしておいてください。

ここの定期刊行物にある、スーパードキュメントというのに書かせてもらってます。
で、いま、一番・・・ではないけれど、必ず上位にランキングされる「やまぐちりこ」という子は、AKBで中西里菜という名で活躍していた子で。(本名晒してからのAVデビューというのは、恐らく日本初)

面白いというかすごい世の中だなぁと思うのは、この子の実の妹が「やまぐちりく」という名でAVデビュー飾っちゃったことなんですが、
なにがいいたいかというと、前田ちゃん大島ちゃんではなく、自分の場合は分かり易くいうと、
喫煙問題でデビュー直前に解雇されたおニャン子の1番~3番、モー娘。でいうと辻ちゃんではなく加護ちゃん、、、といったらいいのか、カウンター視点になるなと。そこから見えてくるアイドル像というものがあるはずだと。
それこそ自分の役目なんじゃないかと思っていたところ、編集長から「その視点でいいから、取材行ってくれ」ということで・・・といいつつ、楽しそうだから行ったのですけれどね。

①きょうの書評『字幕の名工』
興味ある内容なので明日にでも買って読みますが、それよか楊逸の批評のレベルの高さに驚きました。
こういう文章が書けるひとなんですね。参りました。

参りましたで繋ぎます。
②松本人志『さや侍』
面白かった。
なんだか初期の武映画のような扱いですが、たぶん、3作目にして、初めて自分のやりたいことが出来たんじゃないかと。
最後のオチはおそらく、映画監督では思いつきません。

③その松っちゃんがチェアマンを務める『IPPONグランプリ』が初のゴールデン進出。
チャンネル権は娘さんにあるといっていましたが、昨晩は観られました?
自分、さっきまで観ていたのですが、これまた参った。
深夜からゴールデンに昇格して成功するケースと逆のケースがあって(後者が『すべらない話』か)不安があったのですが、相変わらず瞬発力が素晴らしいバカリズムに唸りました。スリムクラブの真栄田ちゃんに「その才能」があったことにも驚きましたが、ピエロ役のハリセンボン春菜を含めて、初ゴールデンとしては合格点だと思います。

大いに笑ったし、元気もらいました。

2011-06-12 13:36:23 返信フォームへ 掲示板へ戻る
Re:一本! 参った!!
haruniwa
IPPONは、見てません。娘は「高校生レストラン」見ているので。ゴールデン定着となるとまたちがった展開になるのかしら。きわどいネタできなくなるし。

松本の新作、素人起用が成功したみたいですね。興行的にはまた苦戦しそうですけど。

雑誌企画、「墜ちたアイドル」というのは、週刊大衆でとりあげそうな題材だと思ったら、実際6月21日号でとりあげる記事にあったんですね。
負けるなサンワ!まき~の視点と切り口がさえることを!

一時期ウィンク鈴木早智子のAV転身が話題になりましたが、やはり40すぎての転身ではなく、若いぴちぴちのうちに見ておきたいですよね。AKB人気にあやかれるうちに女優魂開花してほしいです。

女性タレントの下半身管理は、どこのプロダクションも「適度に遊ばせつつタレントイメージを保つ」のはたいへんみたいです。秋元はそのへんも企業努力をしていると思いますが、やまぐちりこのAVは秋元のプロデュースってのはほんとなのかしら。うわさだけ?

かってのあこがれの対象が手の届く範囲に降りてきたというのが男性から見た元アイドルへの視線だろうから、女性が見るのとは違うと思うのですが、まっき~ならではの「愛あるAV論」が展開されることを期待しています。

「字幕の名工」楊逸は、ワンちゃんの頃から見ると、どんどん日本語表現がよくなったと思います。
2011-06-13 06:30:01 ページのトップへ
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am still alive
mackychan
改めて、誕生日おめでとうございます。

『ダイハード3』でしたか、「すごいなオメーは、まだ生きてんのか?」と問われた主人公は、「あったりめえよ」と答えます。
この「あったりめえよ」は、このシリーズの決め台詞みたいになっていて、第一作目では「我々に勝てると思うか?」の問いに対して、そう返していました。
実際には「Yippee-ki-yay、Mother fucker!」といっているわけで、これは字幕翻訳家がいい仕事をしたということだと思います。

ともかく「あったりめえよ」を目標としたい? 自分にとって、新藤監督よりも長生きするって宣言する春さんは格好よく映ります。このまま書き続けてね~。

某日―今月末に開催される格闘技イベントのPV制作に、協力者として参加。
最近になってようやく、批評とかだけでなく、AV脚本のリライトとか、PVの協力とか頼まれるようになりました。亀のような速度ではありますが、少しずつ映像業界に足を踏み入れていっています。

※過去映像ではなく、PV用に撮影されたセットの映像の部分で協力
http://www.youtube.com/watch?v=09bUpLtSYTE&feature=player_embedded

この宇野さんというひとは、業界でプリンスといわれるだけあって、物腰柔らかないい男。映像にお子さん映りますが、ふたりとも可愛いですものね。

さて、その日の帰りにお台場を通ると・・・
ニュースにもなった「反韓流デモ」に遭遇。

これ、ほんとうなの? と、正直思いました。

その昔、薬害エイズ問題の際、旧厚生省を人間の鎖で囲もうという運動に参加しました。当時は先鋭化していなかった小林よしりんの先導で。
しかしその運動に集った若者の大半は、じつはエイズとかどうでもよく、運動そのものに生きがいを見出してしまった。自分はその「空気」に違和感を抱いて彼らと距離を取ったわけですが(この問題をまとめた『ゴーマニズム宣言 脱正義論』は、よしりんが好きだったものとしては苦しい表現になりますが、『ゴー宣』最後の傑作だと思います。作者が敗北を認め「若者たち、日常に帰れ!」というのですから。その結果、よしろんと川田龍平くんが決裂することに・・・)、
それと今回のデモって、ちがいがあるのかな? と思った次第です。


久し振りにお邪魔して構成がぐちゃぐちゃ・・・だけれども、最後に。

同棲始めて、はや2ヶ月。
今のところ喧嘩もせず、家事は分担(もちろん掃除は自分)しているし、うまくいっていると思います。
AV事務所の職場が近いので、ギンレイに、よくひとりで出かけていたそうです。あれま、春さんと同じ空間に居たのかもしれませんね。

2011-09-06 17:42:40 返信フォームへ 掲示板へ戻る
Re:I am still alive
haruniwa
改めて、ありがとうございます。

息子が8月末に高野山へお寺の古文書整理ボランティアというのに出かけて、「和歌山特産南高梅」の梅酒をもらって帰ってきたので、ひとり乾杯して祝いました。

人と交わるのが苦手な息子、出かける前は緊張して吐き気までしていましたが、なんとか無事帰宅。きょうはこれからゼミの旅行に出発です。
親は何歳になっても息子を心配しています。

館林のパパ上も、この夏はカノジョさんにも会ってさぞかしご安心のことでしょう。
仕事もやりたい方向に進んでいく息子を見て、どれほどお喜びかと思います。

宇野薫のこども、ふたご?めちゃかわいいですね。

映画とちがって最後のクレジットがないから残念ですが、見ている人は確実に評価してくれていると思います。

反韓流デモ、中国の「反日デモ」が実は「反政府デモ」の表現であったりするように、実は「反ノダどじょうデモ」ということもなさそうで、日本はなんて平和なんだ、と思っております。
フジテレビの大スポンサーである花王の製品不買運動も始まって、ドラッグストアでは花王製品が売れないので投げ売りがはじまったので、買っておこうか、と娘が言うのですが、シャンプーでも買っておきましょうかね。

9月1日から8日まで、集中講義。一日に90分授業を5コマ。6日間。
今日はラス前。いささかくたびれた。
老骨むち打ちがんばります。

2011-09-07 07:02:21 ページのトップへ
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ゴミが半分くらい減りましたの
mackychan
近況を含め、いろんなことを構成無視してつらつらと。

きょうの春さんコラムにならい、夫婦で映画監督やっているひとを挙げようと思ったけれど、これまた少ない。
別れていなければ、ともにオスカー受賞者であるジェームズ・キャメロン&キャスリーン・ビグローが筆頭だったのでしょうけれど。

某日、『一命』を鑑賞。
傷ひとつないオリジナル『切腹』で岩下志麻が演じていた役に、満島ひかり。
初対面しましたが、ほんとうに小さい。
このまま映画を中心に活躍してほしいです。

映画そのものは、まぁそういう評価自体がいけないのかもしれないけれど、オリジナルと比すのは酷かなぁ、でも見応えはありました。

同日、とーちゃんがイタリア旅行に。
帰国の日も知らされていないけれど、こういうときに餞別出せる人間になりたい・・・のに、まだちょっと無理でした。
古希までには、なんとか・・・って、あと2年だ。

その翌日、ほんとうはここに北京取材、決まったよーと報告するはずだったのに、経営難でK-1の北京大会、開催中止決定。
その代わりに入った取材がAV女優になったばかりの小向美奈子インタビューで、この子ならいあっても大丈夫そう、、、と思ったので、はっきりと、あんまり好きでもないんだけれど、DVD2枚買ったよといったら、馬鹿笑いしてくれた。
こういうときに笑ってくれる子であれば、まだまだ大丈夫? と思った。

北京行く予定がなくなったからと、ダメもとでロンドン五輪の取材班に立候補。もちろん対象は柔道とボクシングです。
かなり狭き門。
どういう結論が下されるか分かりませんが、行きたいなぁ。

同棲3ヶ月経過。
奇跡的に、なんの問題も起こってません。
いちばんの変化が、ゴミが減ったこと。
逆なのでは? と思っていたけれど、自分がいかにコンビニに頼っていたかを思い知っています。
そうか、家庭で料理すれば、こんなにゴミ減量出来るのね!!


2011-10-18 19:59:59 返信フォームへ 掲示板へ戻る
Re:ゴミが半分くらい減りましたの
mackychan
訂正・・・
この子ならいあっても大丈夫そう

この子ならいっても大丈夫そう


そうそう。
きょうの朝日、オピニオンのAKBについて、大学教授や出版社編集長(知り合いになったので、あんまり悪口も書けないけど汗汗)よりも、そういえば息が長いなぁと思っていた制服向上委員会の橋本美香の内容のほうが面白かった。
まぁ結局は自分たちのセールスになっているし、AKBが上である以上、やっかみとか負け犬根性とか揶揄されそうだけれど、
そういうの覚悟して発言している感じがして、悪くないなと。


2011-10-18 20:35:58 ページのトップへ
祝!同棲三ヶ月
haruniwa
コンビニ食からの脱却。いいカノジョです!
君と好きな人が百年続きますように!!

満島ひかり、『それでも生きて行く』でも、大竹しのぶと演技合戦真っ向勝負。いいセンいってました。

ロンドン取材、決まったかな?

仕事も同棲も、このまま順調に進みますように。
2011-10-21 07:52:09 ページのトップへ
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恒例? の、本年最後の書き込み
mackychan
どもです、春さん。
去年もこの時期だったかな、大晦日態勢になるから、早めに年末の挨拶をするっていうのは。

最近忙しそうですが、身体は大丈夫ですか。映画観てますか。GPファイナルとか、ちゃんとフルで観れそうですか。

今年も、というか、今年は、いろいろあり過ぎましたね。個人的にはともかく、社会的に。

まさか終わりなき日常を生きろ という十数年前のキャッチが、非日常を生きろと変化して使われるようになるとは。(最近の宮台さん、とっつき易くなってません?)

来年、挙式を挙げる予定の友人知人多し。これも3.11の流れを多少汲んでいるようで、あぁなるほどと思います。
自分? は、まだ先でしょうが、まぁなんとかやってます。
若い女人とふたりで呑んでも文句ひとついわない子なので、とても楽ですね。こっちも、もちろんいいませんが。

明後日から映画の総括やりますが、先出しでランキングでも。
なにかの参考にしてもらえれば。

①『冷たい熱帯魚』
②『キック・アス』
③『監督失格』
④『未来を生きる君たちへ』
⑤『アンチクライスト』
⑥『マイ・バック・ページ』
⑦『モールス』
⑧『ブラック・スワン』
⑨『軽蔑』
⑩『モテキ』
⑪『ゴモラ』
⑫『恋の罪』
⑬『トゥルー・グリット』
⑭『明りを灯す人』
⑮『SOMEWHERE』
⑯『キッズ・オールライト』
⑰『ツリー・オブ・ライフ』
⑱『ラビット・ホール』


では、来年もどうぞよろしく。


2011-12-08 23:07:53 返信フォームへ 掲示板へ戻る
Re:恒例? の、本年最後の書き込み
haruniwa
映画は11月17日に『ブラックスワン』をダンス仲間3人といっしょにギンレイで見たほかは、もっぱらテレビ録画で見ています。

田中絹代主演の『楢山節考』、『人情紙風船』『切腹』、を感銘深く見ました。
楢山節考の田中絹代おりんが48歳というのは知っていたけれど、切腹の仲代達矢が、撮影時28歳だったということを、今回はじめて知りました。
役者魂、すごいです。
そして、人情紙風船撮影時27歳の山中貞雄。もっともっと映画撮りたかったろうね。

今できることを今せいいっぱいやっておくしか、ないとしみじみ回顧してしまう2011年です。
2011-12-10 00:49:22 ページのトップへ
ベストテン
haruniwa
映画に関しては、まっき~ランクを全面信頼。
ランキングを参考にして見てまわる計画を立てます。

12月後半は、ギンレイで『未来を生きる君たちへ』を見る予定。

マッキ~ランクインの中から、ギンレイホールに来た映画を見るという習慣がここ数年続いています。
2011-12-10 12:05:28 ページのトップへ
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コメント
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