2008/05/07
ぽかぽか春庭東京俳諧徘徊日記>2008ゴールデンウィーク(1)ブロンズウィーク
有給休暇とって飛び石部分を埋め、4月26日から5月6日まで11連休だったといううらやましい人もいた2008年ゴールデンウィーク。
皆様の連休はいかがでしたか。
私の場合、今年の5月連休、5月3日4日5日の三日間でしたから、あっという間におわってしまいました。ゴールデンとまではいかない、ブロンズウィークくらい。
4月29日と5月6日、出講先のひとつである私立の大学暦では、「平日扱い」になり、私は授業日です。学生たちはそのかわり、4月30日から5月5日まで連続して休みになったのですが、、私は29日に授業をしたからといってかわりの休みはない。
国立大学の暦はカレンダー通りのため、1日と2日は、国立で授業。結局3日間だけの連休になりました。
連休初日の3日は、娘息子と池袋へ行って買い物。電気屋で、息子のノートパソコン用増設メモリーや、私のノート用無線ランスロットカードを買いました。
娘息子といっしょに東急ハンズへ。
娘は、手作りが大好きなので、昔は毎週のようにイベントをさがして、風鈴作りやら壁掛け作りやら、いろんな手工芸を楽しんできました。
3日は、久しぶりに手作りをしたいというので、ハンズ7階へ。
娘は、母の日のために、天然石ビーズでブレスレットを、父の日のために、革細工の小銭入れを作るといいます。
息子もハンズに残るというので、私はひとりでジュンク堂へ。
ジュンク堂で。2階から8階までめぐって、タイトルが気になった本、著者に惹かれた本、どんどんカートに放り込んでいきます。
15冊ほどかかえて、すいていた7階フロアの「座り読み椅子」に腰掛けました。
目次や、まえがき・あとがきを読む。春休みに買った本、まだまだ読み終わってないので、「本代は、合計1万円まで」と決め、取捨選択。
結局買ったのは5冊。10460円。
ジュンク堂で1万円買うと、4階喫茶店のドリンク券をもらえるのがうれしい。合計が9千円とかだと、もう一冊買い足してしまう。5冊のうち、一番高かったのは、酒井直樹『日本思想という問題・翻訳と主体』¥3570。10年以上も前に出ていた本ですが、高いと思って、今まで買わなかった。
高い本は、まず図書館で借りて読んでみる。どうしても必要があれば、買うけれど、たいていは図書館で読めば間に合うので、千円以上の本を買うことはあまりないのですけれど。今回、ちょっと「主体・主格・主語」について調べることが出てきたので、買いました。
私にとっては、小型のゴールデンウィークでしたが、この新規購入本で、気分はもちなおしました。日頃は、10個230円の卵を買うのをためらい、火曜日特売で120円になるときにだけ買っている生活で、1万円分の本は、とっても贅沢をした気分です。
本日の徘徊徘徊
サンシャイン乙女ロードも夏近し
執事喫茶とう店のあり春尽きぬ
<つづく>
00:35 コメント(4) 編集 ページのトップへ
2008年05月08日
ぽかぽか春庭「カーネリアン・ブレスレット」
2008/05/08
ぽかぽか春庭東京俳諧徘徊日記>2008ゴールデンウィーク(2)カーネリアン・ブレスレット
5月3日、6時すぎ、マンション6階にあるタナトス6というイベントスペースで行われた「一人芝居ミサイルの世界」を見ました。
ミサイル君は、友人ミサイルママの息子です。
「走れメロス」をひとり芝居に脚色したもの、大槻ケンヂの小説『ぐるぐる使い』を紙芝居に仕立てたものなど、一人で午後4時から10時すぎまで、5~6本の演目をやり抜くという企画。
出入り自由。見料はおかえりの際に、お気持ち分だけティッシュの空き箱に入れる。
私は最後の演目まで見ていてもよかったけれど、ミサイルママが「何か食べて帰ろう」というので、全部おわらないうちにタナトス6をでました。
私は夕食を池袋ですませてからタナトス6に入ったので、生ビールだけ注文。アルコールを飲まないミサイルママは、サラダとマンゴーアイスクリーム。
お花見の「愚痴入りお好み焼き」以来のおしゃべりタイム。踊りのこと、息子のこと、またまた話はつきませんでしたが、私は4日5日もお休みだけれど、ミサイルママは水曜の定休日まで休めないので、11時に切り上げました。
家に帰ると、娘ができあがった手作りブレスレットを「早いけれど、母の日のプレゼント」と、渡してくれました。
天然石ジェイドのカーネリアン、レッドアベンチュリン、イエロージェイド、瑪瑙(イエローボツワナアゲード)を組み合わせた、黄色、ベージュ、ブラウンの色合いです。
「ハハが、この配色で気に入らなかったら、私のにしようと思ったから、私好みの配色なんだけれど」と娘が言いましたが、落ち着いたステキな色合いだし、私は「娘が手作りしてくれた」というだけで、もう十分です。ありがとう。
皮の小銭入れも、とてもよくできあがっていて、「お母さん、こっちも欲しいよ」と、言ってみましたが、両方欲張りはダメみたい。小銭入れは父の日プレゼント用ですと。
私は、家計費担当役も家事育児担当役も、両方つとめてきたんだゾ!
と、不満にも思いますが、父親らしくない父へも、父の日に手作りプレゼントを渡そうとする心やさしい娘であることが、うれしくもあります。
4日夜は、ひとりで映画館へ。映画館は、夫の事務所から徒歩3分のところにあります。夫は、会社の福利厚生用として、映画の「1年間見放題カード」を利用しています。
映画を見るときは、夫の事務所に寄って映画カードを借ります。
これは、夫が家族のためになることをしている唯一の福利厚生。
「映画カードを貸す」だけしか家族のためにしていない父親なのに、娘の手作り小銭入れプレゼントされて、割がいいんじゃな~い、プンプン!
父らしいことをしてこなかったタカ氏にも、娘の手作り品が渡されると思うと、割にあわない気分だったけれど、映画おもしろかったし、ま、いいか。
本日の俳諧徘徊
芝居する若者の声春惜しむ
寡婦同士八十八夜の愚痴を飲む
(ミサイルママは離婚のハハで、私は実質母子家庭のハハ)
<つづく>
06:23 コメント(4) 編集 ページのトップへ
2008年05月09日
ぽかぽか春庭「西アジアのキリム 」
2008/05/09
ぽかぽか春庭やちまた日記>2008ゴールデンウィーク(3)西アジアのキリム
夫は「ヘアスプレーをひとりで見てきた」言いました。
ふん、私も見たかった映画だったのに、4月後半、忙しくて見る時間がとれなっかたのよ!!プンプン!
『めがね』の小林聡美を見て、若い頃の妻を思いだしたという夫ですが、「ペアスプレー」の超太めダンサー、リッキー・レイクを見ても、私を思い出さなかったらしく、何も言いませんでした。現在の「太めダンサー」である妻はどうでもよくて、思い出すこともないみたい。
『Onceダブリンの街角で』と、『再会の街』を見ました。とてもいい映画でした。
感想はここhttp://www2.ocn.ne.jp/~haruniwa/eiga0801a.htm
5日は、原宿から渋谷へ。
途中、代々木公園を通り抜けました。
アフリカンドラムのセッションをしているグループ。芝生の上で、フリスビーやバトミントンをしているふたりづれ。ソフトバットで野球をしている外国人の親子。輪になってトランプをしているグループ。思い思いにこどもの日を楽しんでいます。
渋谷へ行くのに、渋谷でなく原宿で降りてわざわざ代々木公園のなかを通ったのは、かって私も娘や息子とここでぼんやり昼寝をしたり、サイクリングをしてすごした日々があったことをなつかしむため。
今は、こどもの日といっても、「ハハ、出かけたいならさっさとでかければ。早くでないと途中で雨になっちゃうよ」と、じゃまにされて、一人で出てきたのです。
渋谷公園通りの「塩とたばこの博物館へ」
私は手仕事を見るのが好き。パッチワーク、刺繍、織物染め物、そんな糸仕事が特に好きです。
塩とたばこの博物館、今回の企画は「西アジア遊牧民の染織」展。遊牧民が織り上げた絨毯、袋などが展示されており、貴重で有意義な展覧会でした。
もはや現地では手に入れることもできなくなった貴重なアンティークの布が、コレクター丸山繁(ギャラリーササーン)によって収集されてきました。
遊牧民自身にとっては、「単なる日用品」にすぎない塩を入れて運ぶ袋(ナマクダン)や、食卓用の布(ソフレ)、平織り布はキリムと呼ばれています。
西アジア、アフガニスタン、イラン、パキスタンなどのクルド族、カシュガイ族などが、それぞれの民族独特の模様を持っています。
それぞれの織り手独特の美意識によって織り上げられた羊毛の布たち。
「生活のなかの美」は、最初から観賞用として作り上げられた芸術品にはない、力強い魅力を持っています。
しかも、国際博物館協賛の日、とかで、入館無料だったので、「タダで楽しむ東京徘徊俳諧生活」のコンセプトにもぴったり。
短くて、遠出はできない連休だったけれど、楽しいゴールデンウィークをすごすことができました。
西アジア遊牧の民の女たちが、糸一本一本に心をこめて、気の遠くなるような時間をかけて細かい模様を織り込んだキリムやソフレ。
私も日常を織りなす糸の一筋を大切にしながら、人生模様を降り続けていきたいと思います。
本日の徘徊ミソヒト
遊牧の民の織りなす塩袋ラクダの背にてゆられし日の夢
<おわり>
ぽかぽか春庭東京俳諧徘徊日記>2008ゴールデンウィーク(1)ブロンズウィーク
有給休暇とって飛び石部分を埋め、4月26日から5月6日まで11連休だったといううらやましい人もいた2008年ゴールデンウィーク。
皆様の連休はいかがでしたか。
私の場合、今年の5月連休、5月3日4日5日の三日間でしたから、あっという間におわってしまいました。ゴールデンとまではいかない、ブロンズウィークくらい。
4月29日と5月6日、出講先のひとつである私立の大学暦では、「平日扱い」になり、私は授業日です。学生たちはそのかわり、4月30日から5月5日まで連続して休みになったのですが、、私は29日に授業をしたからといってかわりの休みはない。
国立大学の暦はカレンダー通りのため、1日と2日は、国立で授業。結局3日間だけの連休になりました。
連休初日の3日は、娘息子と池袋へ行って買い物。電気屋で、息子のノートパソコン用増設メモリーや、私のノート用無線ランスロットカードを買いました。
娘息子といっしょに東急ハンズへ。
娘は、手作りが大好きなので、昔は毎週のようにイベントをさがして、風鈴作りやら壁掛け作りやら、いろんな手工芸を楽しんできました。
3日は、久しぶりに手作りをしたいというので、ハンズ7階へ。
娘は、母の日のために、天然石ビーズでブレスレットを、父の日のために、革細工の小銭入れを作るといいます。
息子もハンズに残るというので、私はひとりでジュンク堂へ。
ジュンク堂で。2階から8階までめぐって、タイトルが気になった本、著者に惹かれた本、どんどんカートに放り込んでいきます。
15冊ほどかかえて、すいていた7階フロアの「座り読み椅子」に腰掛けました。
目次や、まえがき・あとがきを読む。春休みに買った本、まだまだ読み終わってないので、「本代は、合計1万円まで」と決め、取捨選択。
結局買ったのは5冊。10460円。
ジュンク堂で1万円買うと、4階喫茶店のドリンク券をもらえるのがうれしい。合計が9千円とかだと、もう一冊買い足してしまう。5冊のうち、一番高かったのは、酒井直樹『日本思想という問題・翻訳と主体』¥3570。10年以上も前に出ていた本ですが、高いと思って、今まで買わなかった。
高い本は、まず図書館で借りて読んでみる。どうしても必要があれば、買うけれど、たいていは図書館で読めば間に合うので、千円以上の本を買うことはあまりないのですけれど。今回、ちょっと「主体・主格・主語」について調べることが出てきたので、買いました。
私にとっては、小型のゴールデンウィークでしたが、この新規購入本で、気分はもちなおしました。日頃は、10個230円の卵を買うのをためらい、火曜日特売で120円になるときにだけ買っている生活で、1万円分の本は、とっても贅沢をした気分です。
本日の徘徊徘徊
サンシャイン乙女ロードも夏近し
執事喫茶とう店のあり春尽きぬ
<つづく>
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2008年05月08日
ぽかぽか春庭「カーネリアン・ブレスレット」
2008/05/08
ぽかぽか春庭東京俳諧徘徊日記>2008ゴールデンウィーク(2)カーネリアン・ブレスレット
5月3日、6時すぎ、マンション6階にあるタナトス6というイベントスペースで行われた「一人芝居ミサイルの世界」を見ました。
ミサイル君は、友人ミサイルママの息子です。
「走れメロス」をひとり芝居に脚色したもの、大槻ケンヂの小説『ぐるぐる使い』を紙芝居に仕立てたものなど、一人で午後4時から10時すぎまで、5~6本の演目をやり抜くという企画。
出入り自由。見料はおかえりの際に、お気持ち分だけティッシュの空き箱に入れる。
私は最後の演目まで見ていてもよかったけれど、ミサイルママが「何か食べて帰ろう」というので、全部おわらないうちにタナトス6をでました。
私は夕食を池袋ですませてからタナトス6に入ったので、生ビールだけ注文。アルコールを飲まないミサイルママは、サラダとマンゴーアイスクリーム。
お花見の「愚痴入りお好み焼き」以来のおしゃべりタイム。踊りのこと、息子のこと、またまた話はつきませんでしたが、私は4日5日もお休みだけれど、ミサイルママは水曜の定休日まで休めないので、11時に切り上げました。
家に帰ると、娘ができあがった手作りブレスレットを「早いけれど、母の日のプレゼント」と、渡してくれました。
天然石ジェイドのカーネリアン、レッドアベンチュリン、イエロージェイド、瑪瑙(イエローボツワナアゲード)を組み合わせた、黄色、ベージュ、ブラウンの色合いです。
「ハハが、この配色で気に入らなかったら、私のにしようと思ったから、私好みの配色なんだけれど」と娘が言いましたが、落ち着いたステキな色合いだし、私は「娘が手作りしてくれた」というだけで、もう十分です。ありがとう。
皮の小銭入れも、とてもよくできあがっていて、「お母さん、こっちも欲しいよ」と、言ってみましたが、両方欲張りはダメみたい。小銭入れは父の日プレゼント用ですと。
私は、家計費担当役も家事育児担当役も、両方つとめてきたんだゾ!
と、不満にも思いますが、父親らしくない父へも、父の日に手作りプレゼントを渡そうとする心やさしい娘であることが、うれしくもあります。
4日夜は、ひとりで映画館へ。映画館は、夫の事務所から徒歩3分のところにあります。夫は、会社の福利厚生用として、映画の「1年間見放題カード」を利用しています。
映画を見るときは、夫の事務所に寄って映画カードを借ります。
これは、夫が家族のためになることをしている唯一の福利厚生。
「映画カードを貸す」だけしか家族のためにしていない父親なのに、娘の手作り小銭入れプレゼントされて、割がいいんじゃな~い、プンプン!
父らしいことをしてこなかったタカ氏にも、娘の手作り品が渡されると思うと、割にあわない気分だったけれど、映画おもしろかったし、ま、いいか。
本日の俳諧徘徊
芝居する若者の声春惜しむ
寡婦同士八十八夜の愚痴を飲む
(ミサイルママは離婚のハハで、私は実質母子家庭のハハ)
<つづく>
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2008年05月09日
ぽかぽか春庭「西アジアのキリム 」
2008/05/09
ぽかぽか春庭やちまた日記>2008ゴールデンウィーク(3)西アジアのキリム
夫は「ヘアスプレーをひとりで見てきた」言いました。
ふん、私も見たかった映画だったのに、4月後半、忙しくて見る時間がとれなっかたのよ!!プンプン!
『めがね』の小林聡美を見て、若い頃の妻を思いだしたという夫ですが、「ペアスプレー」の超太めダンサー、リッキー・レイクを見ても、私を思い出さなかったらしく、何も言いませんでした。現在の「太めダンサー」である妻はどうでもよくて、思い出すこともないみたい。
『Onceダブリンの街角で』と、『再会の街』を見ました。とてもいい映画でした。
感想はここhttp://www2.ocn.ne.jp/~haruniwa/eiga0801a.htm
5日は、原宿から渋谷へ。
途中、代々木公園を通り抜けました。
アフリカンドラムのセッションをしているグループ。芝生の上で、フリスビーやバトミントンをしているふたりづれ。ソフトバットで野球をしている外国人の親子。輪になってトランプをしているグループ。思い思いにこどもの日を楽しんでいます。
渋谷へ行くのに、渋谷でなく原宿で降りてわざわざ代々木公園のなかを通ったのは、かって私も娘や息子とここでぼんやり昼寝をしたり、サイクリングをしてすごした日々があったことをなつかしむため。
今は、こどもの日といっても、「ハハ、出かけたいならさっさとでかければ。早くでないと途中で雨になっちゃうよ」と、じゃまにされて、一人で出てきたのです。
渋谷公園通りの「塩とたばこの博物館へ」
私は手仕事を見るのが好き。パッチワーク、刺繍、織物染め物、そんな糸仕事が特に好きです。
塩とたばこの博物館、今回の企画は「西アジア遊牧民の染織」展。遊牧民が織り上げた絨毯、袋などが展示されており、貴重で有意義な展覧会でした。
もはや現地では手に入れることもできなくなった貴重なアンティークの布が、コレクター丸山繁(ギャラリーササーン)によって収集されてきました。
遊牧民自身にとっては、「単なる日用品」にすぎない塩を入れて運ぶ袋(ナマクダン)や、食卓用の布(ソフレ)、平織り布はキリムと呼ばれています。
西アジア、アフガニスタン、イラン、パキスタンなどのクルド族、カシュガイ族などが、それぞれの民族独特の模様を持っています。
それぞれの織り手独特の美意識によって織り上げられた羊毛の布たち。
「生活のなかの美」は、最初から観賞用として作り上げられた芸術品にはない、力強い魅力を持っています。
しかも、国際博物館協賛の日、とかで、入館無料だったので、「タダで楽しむ東京徘徊俳諧生活」のコンセプトにもぴったり。
短くて、遠出はできない連休だったけれど、楽しいゴールデンウィークをすごすことができました。
西アジア遊牧の民の女たちが、糸一本一本に心をこめて、気の遠くなるような時間をかけて細かい模様を織り込んだキリムやソフレ。
私も日常を織りなす糸の一筋を大切にしながら、人生模様を降り続けていきたいと思います。
本日の徘徊ミソヒト
遊牧の民の織りなす塩袋ラクダの背にてゆられし日の夢
<おわり>