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ぽかぽか春庭「有病息災」

2024-12-03 00:00:01 | エッセイ、コラム
20241203
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2024二十四節気寒い朝も(2)有病息災

 2024年も12月になって、いろいろな人がいろいろな事柄を振り返っています。春庭の2024年は相変わらずの貧乏暮らしが続き、時に生協の引き落としができず、ときにNTTの引き落としができず、かつかつギリギリの暮らしに、娘に「スマホ使えなくなったら生活できない」と叱られる。食うや食わずの毎日でも、半額セールになった弁当やうどんセットなどを貧民食いするからダイエットにもならない。無料の美術館めぐりは楽しいけれど、なにはともあれ、健康第一と思って、区の無料健康診断を受診。

 11月30日までの期限付き無料検診なので、11月25日に駅前のクリニックに出かけました。姑のかかりつけ医でしたが、私は隣の駅の病院で定期健診を受けることにして、こちらのクリニックにかかったことがありませんでした。今回駅前クリニックにしたのは、区の無料検診は区内の医院のみで実施するとあったからです。いつもの病院は隣の区なので。

 6月にパソコンキーボードを足の上に落として小指骨折したときも、8月下旬コロナに罹患したときも、定期健診の病院の整形外科や内科で診察してもらって済ませてしまいました。骨は「できるだけ動かさないように」というほか治療の方法はなく、コロナは咳と痰はでましたが熱はでず、今までコロナ経験者に話を聞いてきたのと比べても、ごく軽い症状だったと思います。
 いわば有病息災の1年。75歳高貴幸齢者としては、白髪振り乱してではありますが、背筋シャンと伸ばし、自分の足で歩いて無料展覧会にでかけることができ、32本そろった自分の歯で固焼きおせんべも食べられる、ありがたい幸齢生活です。

 25日の健康診断、検診での血圧110-70はクリニックの医者に「いいですね」とほめられました。レントゲン、心電図、血液検査などをして、大腸がん検査キットを渡されました。
 27日のいつもの病院での内科検診眼科検診。眼科問題なし、内科まあまあの数値。
 28日に駅前クリニックでインフルエンザワクチン接種。大腸ガン検査キットを届けるついでです。15時から16時半まで待合室でまちました。5分で終わる接種のために90分の待ち時間、普段は読まない週刊誌を読んですごしました。

 あまり体も動かさず、お金ないのでオーガニックなど体にいい食材を買う余裕もないけれど、時間を自由に使える幸福。のんびりする余裕はないのに、73歳まで働き詰めだった暮らしで、結婚以来はじめてと言っていい、朝何時に起きてもいい生活です。こんなに働き続けたのに、年金では暮らせない貧困高齢者ですが、半額弁当をたのみに暮らします。

 ウェブ友の父上が闘病とのお知らせをもらいました。少し年上ですが戦後昭和期を生きてきた同世代と思う方なので、なんとか元気になってもらいたいとおもうし、この父上と同じ年齢と思うウェブ友は、海外ひとり旅で災難にあって難儀したということを知り、それぞれにそれぞれのつらい年末もありますので、HALの貧乏暮らし難儀など「食うに食えないダイエット」に励んでやりすごそうと思います。

 薔薇の絵と美を競いつつ!高貴幸齢を目標に。
 
 
<つづく>
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