KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

秋澄む

2015年09月15日 | お散歩写真
天気 晴のち曇がち

「秋澄む」「水澄む」という季語が好きだ。今日は、そこまで秋の空気にはなっていないけれど、多分一ヶ月ぶりくらいで公園から湧水の道へ下っての散歩にした。
公園の、林の遊歩道入口にムラサキシキブが色付き始めていた。枝の上の方の葉っぱが虫食いでなくなっているけれど、これはムラサキシキブの本物だと思う。ニセモノがある訳ではない、公園などでたわわに色づいているのは大抵がコシキブで、ムラサキシクブではないらしい。

急な階段を降り切ったところが崖(こちらではハケという)の名水百選の水湧くところ。夏に見たときと違い、なんと水量の増えたこと。汲みにくる人が絶えない。(汲んでいる人は、赤の他人です、顔は写さなかったので許してください)


そのもう一段下のところ。ここは、農家の庭の前を通っていて、これで洗った野菜を売っている。


武蔵国分寺の庭も、秋草が咲き乱れている。ことに今は秋海棠がいっぱいだ。


下の写真は、スマホで撮ったもの。マクロレンズなんて持っていないので、スマホの接写にハマってしまった。フォーカス設定が出来るのでちょっと楽しい。


遊歩道の脇にあるカフェのテラスで昼食。カフェの名前の由来は「お鷹の道のカフェ」の略。江戸時代、紀州徳川家の鷹狩の地だったことからそう言いならわされている。
実は、ここでコーヒーは飲んだことがあっても、食事は初めてのこと。散歩に出ても昼食は家で、というのがお連れさんの週間で。でも、今日は家に帰っても昼食用のものはないので、無理にここで食べてもらった。


私は、スープカレーなるものをとってみたのだが・・大失敗。
容器が写真のように丼なので、なかなか冷めない。猫も驚くほどの猫舌なので水で舌を冷やしながらの食事。味はまあまあだった、というか、火傷しないように食べるのが精一杯で、味わう余裕がなかった。


そこから、少し遠回りをすれば緩い坂道を通るだけで家に帰れる。
でも、今日は薬師堂への60段はある階段を上がって、近道をした。あれ?こんなに楽に昇れるのだ、と、びっくりした。足は快調だ。


湧き出でてたちまち水の澄みにけり  KUMI
コメント (2)
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