KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

武蔵野探勝吟行・昨日の続き

2015年12月17日 | 俳句
天気 曇

昨夜は、疲れてしまいブログの途中で続ける気力がなくなった。
最近、長距離を歩くと疲れが出る。昨日は句会場からの帰路もバスに乗ればいいのを、仲間が「駅まで歩こう」ということになって西荻窪まで20分くらいを歩いてしまった。
吟行と合わせて、総計10000歩以上。以前なら疲れる距離でもないのに・・やっぱり器械で動く心臓のせい?

最初、虚子一行が句会をおこなったという井草神社へ寄った。
こんな大きな神社が杉並の街の中にあるとは、とびっくり。昔は杉並区民だったこともあるのに知らなかった。


参道では、5年に一度は流鏑馬もするということで、矢の的を立てる場所に石が置かれていた。見たいけれど、次は5年後・・無理そう。

善福寺池にはたくさんの水鳥が居て、カメラ持っていたら楽しめたのに・・と、一瞬俳句のことを忘れた。水鳥が大好き。見ていて飽きない。
でも、ともかく句を作らねば、である。数は何句出しても良いという句会、最低でも10句は作りたい、と焦った。
そこから歩いて15分ほどの女子大の中に施設で午後の句会。キャンパスの紅葉がまだまだ見ごろだった。木々の多いキャンパスは、どの季節も落ち着いた雰囲気だ。


ここは主宰の母校なので、句仲間にも出身者が幾人か。そんなことで以前にも句会をここで開いたことがあり、お世話になっている。
キャンパスの雑木林には、主宰の師である山口青邨の句碑がある。青邨師は、長くこの女子大の句会の指導をしていて、主宰はそこで作句を始めた。そして今も、その句会は主宰が引き継いで続けている。
草の芽に早や八千種の情あり  青邨
(くさのめにはややちぐさのなさけあり)


青邨も、武蔵野探勝には参加している。
という、師にも師の師にも縁ある地での句会は・・
結局、目指した10句を出して、うち6句は点は入ったから良かった方かも。実力者ばかりの句会で最高点もいただけたし。
終ってから、もっとスマホで写真を撮っておけば良かった、と反省した。

無得点句を手直し。

冬麗や鷺の差し脚しのび脚  KUMI
コメント (4)
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