KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

菜の花と嘘と

2018年03月12日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

春めいてきた日、内科の通院日で、医院までの道に植えた菜の花が綺麗に咲いていた。私が勝手につけた「フラワーロード」。矢車草も蕾を膨らませ始めて、見上げると桜の蕾も大分目立ってきて、ようやく春が定着しそうだ。菜の花はふるさとの花だ。
我が家にも菜の花が咲いた。地元産の花菜がようやく出回ったので一昨日今年初めて買い、その中の咲きそうなものをジャムの小瓶に入れて流し台の前に置いたら、今日にはもう咲き揃った。


花菜の辛し和えは大好き。・・なのだが、和える寸前に和辛子を切らせているのに気づき、代りに柚子胡椒を使ってみた。これも美味しかった。
かなり前に作った句。主宰の選を得ている。

母思ふ日には菜花の辛子和へ  KUMI

という母には随分叱られた。それほど悪い子ではなかったのに・・。明治生まれの厳しい母だった。色々ある中で
「嘘を一つついたら百の嘘をつかなきゃならなくなるんだよ」と言われたのは忘れない。
おやつの、確か、茶ダンスに入れてあった頂き物のお菓子を、待ちきれなくて一つつまんでしまったのだ。
それを母が気づいて「KUMIだね!」と。私は咄嗟に否定した。
「違う、〇〇姉ちゃんだよ」姉はとっても食いしん坊だったから、言い訳としては成功すると思った。母はそれを肯定も否定もせずに、上のセリフを言ったのだ。すべてお見通しだった。無論、その後はつまみ食いはしなかった。

森友問題のあれこれが、とうとう公文書改ざんで元の文書が白日に曝された。一つの嘘どころか、嘘が嘘を重ね、さらに嘘で固めようとして、結局は大失敗の政府。職員の一人が命さえ落としたという悲劇まで生んで。
そんな最近の政界に、母の戒めを思い出してしまった。

ふるさとの遠し菜の花潮の香も  KUMI
コメント (2)
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