KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

マスクの効用

2020年02月01日 | 俳句
天気 晴

写真は私の「お友達」。
マンションの敷地の入り口でいつもベンチに坐っていて、人が来るとにゃぁ、とベンチを下りてすり寄ってくる。とくに年配の女性に。多分私と同じ年代の人が餌を与えているのだろう。本当は敷地内のノラに餌は禁物なのに。
私は絶対にやらないのに、なぜかとても好かれている。日当たりがいいので、買い物帰りに日向ぼっこがてらしばらく遊んでやる。喜んでいるやらいないやら・・寂しい年寄だから遊んでやってるだけにゃん・・ということかもしれない。

外を歩く人にマスクが増えた。もう品切れ、という話もあるけれど、最近、ドラッグストアに行く用がないので解らない。
新型のコロナウィルスとかの猛威はすさまじい速度で地球を駆け巡っているらしい。マスクマスクマスク・・マスクに頼れば罹らない、というようなこの騒ぎ。
でも、そうもいかないようだ。私はマスクをしない。実は、マスクをして歩いたり話したりすると息苦しくなるのだ。心臓に器械(ペースメーカー)を植え込んでからのこと。花粉症の時期は困るので飲み薬を処方してもらっていた。今年は、眩暈の薬を処方してもらったら二つも薬が増えて、その上にアレルギーの薬・・というのは何だか飲むのが辛いのでまだもらっていない。
私にはコロナウィルスよりも杉花粉の方が脅威だ。花粉の飛散防御に効果のあるのは、経験からも解る。

という私は、自分の都合の良い情報には敏感で、マスクがウィルス撃退してくれると思わない方が良い、という専門家の話を信じている。患者が飛沫をばらまかないためには効果があるかもしれないが、マスクでは入ってくるウィルス(インフルエンザも同じ)を防ぎきれないのだそうだ。少しでも隙間があればそこから入ってくるし、うっかり中側にウィルスの入ったマスクを使い続ければかえって危険度が増す・・とも聞いた。菌のついた手で顔を触るのがいちばん危険な訳で。マスクの取り外しも万全の注意が必要という。菌のついた指で顔に触れれば危険だから、紐にだけ指を使うこと、と。無論、外側に菌がついていれば危険なので、使い捨てにする・・って、マスクしない方が怖くない気がしてくる。
FB友に現役の看護師さんが居て、彼女は「エチケット程度と思うこと」と言っている。凹凸のある顔では、普通のマスクで口と鼻を完全防御は困難なのだ。市販されていない医療用のナントカというマスクが良いらしい。
ともかく、手洗いが一番大事、それもしっかりと指の間も爪の間も泡石鹸で洗うこと。うがいしたら、その水やお茶を飲んでしまうのが良いのだそうだ。ウィルスは胃酸に弱いから、その方が効果がある、という医師の話をTVで見た。その医師は、外来診察中にうがいする暇がないから、診察の合間にお茶を飲んでいるのだとか。
私は、かなり前から、主治医に「水分補給を少しづつでもするよう」と言われている。血液循環が悪いのを防ぐためなので、冬でも外出時は水のボトルを持っていて、電車の中でもよく飲む。これが正解だったのだ。

という、自分に都合の良いところばかりを取った私の予防法。
去年、インフルエンザに罹ったのは、救急入院の夫に付き添っていて自分のことを考える余裕がなかった、という油断からだった。今年は何とか罹らないように防御したい。コロナウィルスは・・保菌者とどこかですれ違ったくらいでは感染しない、という話を信じることにしている。

呼ばれても振り向けませぬ着ぶくれて  KUMI
コメント (2)
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