KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

残菊

2020年11月17日 | 俳句
天気 晴

近くの公営住宅の前に咲く、小菊。立派な菊よりも、私はこんな菊を見ると秋の終わりを感じる。残菊、という季語がある。長陽の節句(旧暦九月九日)を過ぎた菊を言うのが正しいようだ。「六日のあやめ、十日の菊」という喩えがある。端午の節句を過ぎた菖蒲と、菊の日=長陽を過ぎた菊、どっちも遅れ馳せの役立たず。
でも、今は残菊、といえば咲き残った菊のことを表すようになった、とも。私は、俳句を始めた頃はそんな風に思っていた。ともあれ、小菊はこれからも楽しめる季節。
石蕗(ツワブキ)の花もまた。こちらは冬の季語。これからが見ごろになっていく。


今日も、家へ行ってしまった。
居間のテーブルを飾っていた大きなレース編みのセンタークロスを思い出した。あまり使わなかったので、まだ綺麗なのだ。ついでに、引き出しに入れっぱなしの新品のリップクリームとか。あとは、目にすると惜しくなるので無視することに。本当の目的は、姪と友人から貰った手作りマスク。夏になって暑いので使わなかったら、引き出しに入れたままになっていたのだ。これからの季節、また使うことになりそうだ。
そしてご近所に挨拶を・・と思ったが時間がなくなった。昼食を断ってこなかったので12時に帰らなくてはならない。今日の昼食は焼きそば・・初めてなので、どんな味なのか興味があった(結果は、ソース焼きそばの苦手な私でも美味しく食べられた。ただ、冷めきっていたのがどうにも・・)

午後は、整体治療に行き、ついでに治療院の近くのJcomへ解約手続きに。野球中継を見たくて地デジを入れてから、テレビだけではなく電話からパソコンまで、随分長いこと世話になった。来月初めにはその設備の撤去に立ち会わねばならない。
何だか忙しい。今のところ何とか保っている体調、晴天続きのおかげかもしれない。体調の良い間に何とか頑張ります、家の処分まで。

残菊や暮れて灯らぬ窓ひとつ  KUMI
コメント (4)
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