KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

十一月一日

2020年11月01日 | 俳句
天気 薄曇のち曇

十一月になってしまった。
パソコンのトップ画面へ今月の写真を・・と3年前のファイルを開いたら、ちょうど11月1日に友人夫婦と八ヶ岳高原へ行っていた。素晴らしい秋晴れの日で、まさに「秋澄む」という山並みと蒼天と。

そして、その日から僅か2年後の去年の11月1日が、夫の最期の日となった。
実は、戸籍上は「11月2日死亡」となっている。でも、事実は違う。息をひきとったのは、1日のうちだった。深夜だったし、病室には私と看護師さんしか居なくて、すぐに宿直の医師を呼んだのだが、なかなか来なかった。そのうちに日付が変わってしまい、ドクターの確認したのは2日になってから。私は納得していないが、仕方がない。多分、宿直医は生きている患者の処置で忙しく手が離せなかったのだろう、と思うことにしている。
なので、私の中では夫の命日は今日になっている。

とにかく富士山の美しい高原だった。写真は全部デジブックにして公開したが、今はデジブックは閉鎖されてしまった。なので、このブログには初公開の写真になる。


翌日の暁の富士山。


今日は、こんな澄み切った秋ではなくどんよりの空になり、明日は雨が来るかもしれない、という天気で、体調最悪になった。こんな日に気象病のアプリ「頭痛~る」を見ると、頭痛予報と全く同じように目まいが襲ってくるので、お金払っても使い続けようかしらん?

窓ごとに住む者ひとり秋深む  KUMI
コメント (6)
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