KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

三月来る

2021年03月01日 | 俳句
天気 晴

暖かくはなったものの、花粉がかなり飛んでいるのだろう、晴れているのに空も山もぼんやりの色。天気予報も、もう寒の戻りはなさそう・・と週間天気を見ていて、今日から三月だ、と気づいた。 
写真は、やっと短い外出を「勝ち取った」証しの道端のたんぽぽ。
 
簡単には出られない「監禁状態」、通院なら外出を許して貰えるのだが今日は通院がない。いつも火曜日に予約する整体治療も、先生の都合で木曜になってしまった。明日は天気が悪そうなので変更はありがたい。木曜まで待てば良いようなものだが・・。今日、仏壇の供花を買いたい、傷めた手の甲もまだ完全に治っていないので包帯も欲しい、少し外を歩きたい・・なので、交渉をして・・出勤しているはずの所長が所用で居なかったせいもあり・・職員は真面目過ぎる!!

説得はそう簡単ではなかったが、春を感じる陽光の外へ出られた。もう、人なんかあまり歩いていない時刻。何が危険なのだろう?スーパーやドラッグストアへ行けばそれなりに人は居るけれど、開店してすぐなら空いている。という時間を狙ったのに・・玄関のキイを開けて貰うまで15分はかかったので、店に客が増えてしまった。
感染するのは、花屋のレジがいちばん可能性はある。現金しか扱っていないので。まさかねえ、現金での買い物で感染するとしたら、日本中の高齢の主婦がバタバタと倒れているだろう。ドラッグストアはPayPayなので問題なし。
買い物したモノを施設で他の入所者に見られないよう、玄関を入ったらエコバッグのいちばん上には帽子を載せる。
こんな気の使い方がとってもくたびれる。今は東京でも田舎のこの地域は感染は収まっている。緊急事態が解除されたら絶対にリバウンドがあるのだから。春休み、花見、一番人の動きたくなる季節だ。「禁止令解除」まであと20日なんて・・今のうちに、一時的にでも終わりにして欲しい。終わったって自由な外出はさせてもらえないけれど、とにかく買い物と近所散歩はさせて欲しい。私は別の病気になってしまう。
 
もう一枚、少し足を延した小さな公園のクリーム色の水仙。

 
毎年黄水仙を咲かせていて、大きな鉢に球根を埋めたままにしていた。秋の終わりから水遣りをして今頃に咲いていたのだが・・それも放棄してきたことを思い出してしまった。誰かの家へ運んでもらおうかと思いつつ、もしかして咲かなかったら・・と、躊躇った。どこか、廃棄業者が持っていった処分場で咲いているだろうか。
 
杉花粉日和か空の鈍色(にびいろ)に   KUMI
コメント (6)
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