天気 晴
今朝の富士山。雲がたなびき始めていて、まさに春の富士の風情になった。このあと、薄い雲が纏わり昼ごろには見えなくなった。カメラを出して撮るのがこの富士山だけ、というのも侘しい。
昨日よりも少し体調が戻った。酸素量は正常になったけれど、酸欠不足状態は相変わらずで・・もう、このままが普通になるのかも、と思ってそれなりに暮らさねば。
ネットスーパーの二回目が届いた。一昨日の午前中に注文して昨日の午後でも間に合ったが、日曜は事務室も人出が少ないようなので今日にした。
ウフフ、やっと道明寺桜餅にありつけましたよ。関東風・関西風を2個づつという桜餅が売っていたのだ。
どちらかというと、関東風(長命寺系)桜餅よりも、道明寺の方が好き。無論、長命寺だって好きなので両方あればこちらを選ぶ、という程度の差でしかない。
江戸時代から有名な長命寺の桜餅を、元祖「山本や」の店先で食べたことがある。向島へ吟行句会に行ったときのこと。俳句初心のまだ50代だったかもしれない。ここの桜餅は、他のものよりも餅がしっかりしていて大きい。でもお腹が空いていたので、昼食には少し早い、と思いつつ、ここで昼食にしてしまえば吟行も楽になる・・と、句会場集合の単独行動だったので3個も注文してしまった。
3個目はもうイヤ、という気分だったのに、もったいない精神で完食。結果は・・ハイ、みごとにお腹を壊しました。
一つ不思議に思う。長命寺桜餅は江戸時代が発祥だという。葉っぱは、大島桜、という、伊豆七島の大島から伊豆や江戸へ広まった、とされる山桜の一種だ。白い花と同時に葉っぱが出てくる(写真は、何年か前のもの)
それの柔らかいうちに摘み、塩漬けにしたのが桜餅の葉っぱ。関西にも同じような桜があったのかしらん?
詳しいことを調べるのが面倒なのでやめておく。
ちなみに、葉っぱは食べない人が結構いるらしいけれど「食べるものではない」と思っていたら間違い。食べられるもの、です。でも、半分の人しか食べないようで。無論、私は食べます。
今日は、道明寺1個だけを食べて、あとは味が落ちるけれど冷凍にしておいた。
山裾に雲置く富士や春めきぬ KUMI