KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

懐かしの朝顔市

2021年07月07日 | 俳句
天気 曇一時薄日

昨日、朝顔のことを思い出したらやはり気になってしまい、今年の国立(くにたち)の朝顔市がどうなったのか調べてみた。去年は中止だったが、今年は先日の日曜に原則予約で開催されたのだそうだ。無論、開催されたからといってここに住んでいては買ってくる訳にはいかないが。
写真は一昨年のもの。夫はもうがんの治療の真っ最中・・なので、一人で朝顔を買いに行っている。


思い出ばかり追いかけても仕方ないが・・雨は降っていないのに、このまま気分も体調も低空飛行していくのかしらん?

梅雨空のせいですよ、と元気な介護士さん。ほんと、彼女は元気だ。そんなことないのよ~ と言いながらも。ちょっと救われる。

眠いのでちょっと廊下へ出て眠気覚ましに運動を・・と思ったら、いつも食事をご一緒するMさんが、部屋から出てきた。私の顔を見た途端、
「今日は二回目の注射の日よね、あなたも今日なの?」と。え?今日は水曜日で、金曜日がワクチン二回目をまだ打っていない残りの入所者と職員の接種日。でも、Mさんは先週二回目を打ち終わった筈だ。それに、私は市役所で早く済ませたことは彼女へ何度も話しているというのに・・
「先週、打ち終わったのではありません? あ、私は市役所で先月終わってるから、他の人のことは良く解らないけど」
「最近、覚えていないことが多くなって・・」と頭を指で差した。自覚はあるのでまだ救われる。
そういえば一回目の接種の翌日、腕が少し痛い、と言うので「昨日の注射のせいでは?」と言ったら「覚えていない」と言っていたっけ。
二回目の副反応は何でもなかったとしても、翌日、他の人と「あと半月すれば・・」などと話していたのに。

認知症って、悪くなる時は坂道を転がるように悪くなっていくものなのだ。少し怖くなってきた。彼女は独身なので、いつも「兄の息子」という人が会いにきている。でもコロナ禍の今は玄関先で荷物を受け取るくらいで、あまりゆっくり話せない。身元引受の甥御さんはどこまで知っているのかな・・
って、他人の心配をする余裕はないのに。明日は我が身。

今日は七夕で、昼食には素麺が出た。素麺を食べる慣習がある、とは知っていたが、自分があまり好きではなくて七夕の素麺はパスしていた。実家ではそんな慣習もなかったし・・笹竹に短冊を提げる、その字は蓮の葉っぱから採った露で墨を磨ると字が旨くなる、とは言われた。
蓮の葉っぱは近所になかったので、蓮池のある家まで行くのが面倒だったからそれを怠っていた。そのせいで悪筆のままなのかも。

冷そうめん午後の予定は何もなし  KUMI
コメント (2)
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