KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

厄除け扇子

2021年07月12日 | 俳句
天気 晴のち曇一時豪雨
隣町の府中大國魂神社のすもも祭も二年続きの中止、というニュースが。梅雨が明けて、すもも祭が来れば真夏がやってくる・・というのが、このあたりの暮らしの暦だ。コロナは、何もかもを変えてしまった。

私ががんの手術をしたあとだったか、厄除けに・・と、すもも祭に行った時に小さい扇子を授かってきた。バッグにも入るので、句会へ持っていける。あまりきちんとした所で使う扇子ではないけれど、他の愛用していた外出用の扇子は?なぜか、このカラス扇子を入れてあった菓子箱に入っていなかった。
夏にはパソコンデスクのペン立てに入れて、時々使ったりしていた。
ま、いっか。もう、あまり扇子を使うような外出もしないし。裏はこんな絵になっている。すもも祭は行うが、すももは売らず、厄除けの扇子と団扇だけは用意するのだという。


今週は、明日がPCR検査、その結果が陰性だったら二日後に入院しての検査。落ち着かない。まさか、ワクチン2回打って半月も過ぎていて陽性、なんてあり得ない・・でしょ?と言いたいけれど、100%ない、とは言えないかもしれない、などとややこしいことを考えてしまったり。いや、もし私が陽性ならここではクラスターが起きている筈、と否定したり。

たった二泊の入院でも準備は普通にせねばならない。ここへ入居してから初めてのことで、さて、バッグはどうしよう・・と思ったら、適当な大きさがない。夫の形見?になった、最後の入院でも使った二泊用くらいのバッグはある。ヨーロッパ旅行で買ったブランド品で頑丈、随分とあちこち、夫も持って出かけた。それを使えばよい、と思っていたが・・
急に、夫がそれを自分で持って1週間の予定の入院をしたにも関わらず、帰れたのはバッグだけだったことを思い出してしまった。あんまり縁起の良いものではない。私は、まだまだ、コロナ禍が去るまで生きねばならない・・

なぜか、私用の適当な大きさのバッグはみんな捨ててきてしまった。国内旅行にも持っていき、海外旅行では機内にも持ち込めたキャスター付きの愛用のスーツケースがあったのに・・スーツケースは衣類の収納用に特大の、夫のものしか持ってこなかった。いずれは入院する日が来る、と解っていたのに・・と今更。

で、慌てて通販でキャスター付きの買い物用の大きなバッグを注文した。いつもの隣駅のデパートなので多分、今日配送・明日は配達される・・何だか急に忙しくなった。でも、オリンピックのせいで、急ぐ注文の配達日の予約が出来なくなっている。間に合わなかったら、夫のバッグを使おう。今回は検査だけだから、無事に帰れるだろう。

梅雨明けとすもも祭を待つ暮らし  KUMI
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする