天気 曇
東京近郊、大がかりな花火大会はほぼ中止らしいが、私は窓から毎日花火が見られる。
西武園遊園地の観覧車が小さく見えるので、土日にいつも揚げる花火、今年はやっているのかな、と思った。園内の催しなので大規模ではないが、夜7時半過ぎからから8時くらいまで、時間は不規則なようだ。夏休みの間は、毎日揚がるらしい。
遠花火ではあるけれど、以前のマンションからは建物が邪魔で見えなかったのだ。ここは北には大きな建物がない。夏の楽しみが一つ出来た。
台風が近づいているので風が出てきたし、早いうちに買い物に行った。
この台風は、直接は東京へ来ないようだ。蒸し暑さに、オリンピック選手から不満が出ているのだという。そりゃそうでしょう。日本人が決めた日程ではない。秋晴れの時にお出でになれれば良かったのです。今回は、競技を出来ることだけでも幸せ、と思い我慢してくださいませ。文句は、IOCと某国のテレビ局へどうぞ。
涼しい画像でもないかしらん?と夏山の方へ行ったときのファイルをひっくり返していたら、こんな写真が。涼しくないかしらん?
野生のトリカブト。
15年前くらい前の真夏の宿泊鍛錬句会で、信州川上村の山奥へ行ったとき、沢沿いにたくさん咲いていた。初めて見たのは知人の家の庭。普通の庭に植えてあってびっくりした。花は本当に綺麗だと思った。仲の良いご夫婦で良かった、とも。
山道を反れて、俳句のことなど忘れ、写真に夢中になっていたら地元の句友に「採ってはダメよ、見るだけよ~~」と、キツク言われた。
「言われると採ってみたくなるわ」などと冗談を言ったが、本当にその毒性は強いらしい。触れたこともないし、試食したこともない。でも、余程の高山にでも行かねばお目にかかれない、と思っていたので、駐車場から上がれる遊歩道の近くにあるとは思わなかった。あの群生地、今も残っているのだろうか。
秋の季語にはなっている。
心臓の鼓動の乱れ遠花火 KUMI