天気 晴
仏壇の供花を、入院中に暑い部屋で2日以上もほっておいたら枯れるのは解っているので、捨てていった。さて今日は買わなくちゃ、と暑さの来る前に買い物へ。
地元野菜の店は10時半に開店。朝切った花がたくさんバケツに入っていた。しめしめ、花束は選び放題。税込み420円、といつもより30円高い・・といってもお安いもの。
花屋のスプレー菊やリンドウの仏花用の花束は高いし、これに較べると何だかお粗末に見える。
供花といえども、楽しむのは私なのだから。
アザミの一種らしいとげとげの花、大きすぎたので小さく枝分けしたら、切りすぎてしまった。
東京の、こちらからは遠い所でオリンピックの関係者が集まったり、競技をしたり、らしいけれど・・何だか不穏なことが毎日起きているようだ。なるべく見ないようにはしていても・・IOCの会長が広島を訪れたとか「出来れば観客を入れて欲しい」とか、勝手ばかり言うのがどこからか私にも洩れてしまう。
選手村からもコロナ感染者が出ているという。色々なことが素人の私の考えた最悪の予測通りになっていく。
最悪の事態を考えて最善を尽くす・・って、どんな仕事でもそれが基本ではないの? ましてや人の命に関わることならば・・素人だってそう考えるのが普通。
余計なことを考える余裕は私にはない。
梅雨が明けて、朝晩は富士山が見えるようになった。写真は、数年前に撮った以前のマンションからの夏富士。ちなみに夕焼けは夏の季語。

昨日の朝、病院から見える筈・・と目を覚ました時に思った。白内障で2泊した時が8階の西側の部屋で、とっても綺麗な夕焼けの富士山を見ることが出来たのだ。残念だったのは、片目眼帯ですっきり、とはいかなかったこと。
昨日は、無念、富士山の見える西側は閉鎖されている。最上階の半分の病棟、多分、コロナ患者が増えた時の対策なのだろう。今、コロナ病棟は別棟の古い施設を改装した独立の病棟になっているけれど・・きっと、重症ではない患者が増えたら、こちらに回ってくる?
などと考えてしまったが、どうもそんな気がする。看護師に訊いても答えないだろう。ともかく、すっきりと綺麗な夏の遠富士を見損なった。
梅雨明けや富士藍色に暮れ残り KUMI