KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

土用の空

2021年07月22日 | 俳句
天気 晴 
今日はおとなしく外へ出ずに過ごした。
窓から空を仰いで監禁暮らしを嘆いていた日々が、また来ないことを祈りたいが・・感染者は倍々ゲームのように増えていき、いよいよ私の恐れた「恐怖のオリンピック」も競技が始まった。

怖いこと・腹の立つことばかりが、オリンピック関連のニュースになっている。オリンピックのせいで若い都民の多くは神経がおかしくなり、コロナなんか人ごと、となったようで。都県境を越えた移動はなるべくするな、と知事が言ったって、国境越えて人がゴマンと往来してるし。中央道で小仏トンネル抜けて山梨県へ行くくらいはいいでしょ・・え?山梨の新規感染者数、昨日は一桁、わが市と同じ・・これからどんどん、増えていくでしょ。
もう、そんな愚痴を書くのはやめる。最近不整脈が増えてきたし、イライラすると血圧も上がるし。楽しむ気分になれないので、競技も結果だけしか見ないようにする。

土用は例年なら梅雨明けでもある。今年の関東は少し早かった。「梅雨明け十日の晴れ」とよく言う。6月半ばに塩漬けにした梅を、この梅雨明けの晴天続きに三日干して、梅干しの出来上がり。いつも、自家製の梅干しは田舎のどこかから貰えて、自分で漬けたことがなかった。なぜかというと・・勤めていると、この「梅雨明けの晴天を見計らって」干す、ということが出来なかったからだ。万一夕立でも来たら、それまでの苦労が水の泡。三日間は雨に濡れないよう太陽だけを浴びさせねばならない。
という梅干し、仕事を辞めてから一昨年まで、ずっと漬けていたのだが・・無論、去年からやめてしまった。残りがまだ少しあって持ってきたものの、それも残り少なくなり、とうとう、先日、和歌山産を買ってきてしまった。毎日食べる訳でもないが、手許に梅干しのない暮らしは心もとない。
食欲のない日は、一口でも梅干しがあれば、何とか食べる意欲が湧いてくるから不思議な食べ物だ。

指先へ日差しちりちり梅を干す  KUMI 
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする