天気 曇がち 35℃
朝の東の空、何だか可愛げのない大きな雲がいっぱいにひしめいていて、でもちょっと真夏とは違うかな、と。昨日の夕方の気象予報士は「猛暑は去った」みたいに言っていたけれど、今日は猛暑だったようだ。
外を歩きたい、でもこんなに長い日々、10m以上を連続歩行していないと、外へ出て足が動くのかしらん?足踏みしているくらいではダメかも。
目眩がずっと良くならず集中力が全く起きないので、YouTube見たり聞いたり、ばかりしている。で、最近は外国人観光客がやたら増えたので、その人たちの話が結構YouTubeに載せてあって、トイレを褒めるついでに日本の街にはゴミがない、とやたら驚嘆する。ゴミ箱がなくてとっても困るのに街にゴミがないとは・・
この話、うんざりするほど見たり聞いたりしているが、私が不思議に思うのは、なぜ、外出して歩いている時に捨てねばならないゴミがそんなに出るの?食べ歩きのゴミが殆どとは思う。でもなぜ、歩きながら食べなくてはならないの? 最近は日本人でも若い人たちは観光地で食べながら歩いているけれど、これって、外国人の真似でしょ? それに、ゴミと言ったってさっきまでは自分の手に持っていたモノなのだから、必要なくなった途端に汚いゴミ、と思うのがおかしい。ついさっきまではゴミではなかったのだから、バッグに入れてゴミ箱のある所まで持っていけばいいじゃないの。「ゴミをずっと手に持って観光していた」って、私に言わせればゴミを作ったのは自分でしょ。街にゴミ箱のないことが信じられないと言う人も居る。ま、昔はあったけど、ちょっと大ごとのテロ事件で片付けたのです、ゴメンナサイ。
なぜゴミを出すのかなあ・・出すなら、レジ袋をゴミ入れ用にバッグに用意しておけばいい。それが出来ないのか不思議でならない。ちなみに、私は随分と外を歩くのが好きだったのに、ゴミ箱がなくて困ったことは殆どない。
街にゴミがない、って、ポイ捨てする人が居ないからでしょ。日本人だって捨てるけれど、見えないところを選んでいるのだ。歩道の植え込みとか見えない塀の中とか。この施設の隣に林があり金網の塀になっていて、市が管理している。ここも、結構なゴミ捨て場になっている。駅に近いので、夜、帰宅する人が飲み終えた缶ビールとかペットボトルとかを、多分闇に紛れて塀の中へポイ。捨てるところを見られたくない、という日本人特有のマナーがあるのだ。だから昼間はしない。元々のこのあたりの住人ではなく、最近どんどん増えている単身者用のアパート、犯人は殆どがそのアパートの住人だろう、無論、全部とは言わないけれど。
日本人もポイ捨てはする。でも、とにかく人の目を気にするので原則、人前でのマナー違反はしない。それだけでも、日本人はマナーが良い、と言えるのかもしれない。厳島神社へ行ったとき、金髪の美人が歩きながら食べていたアイスキャンデーの棒を、躊躇なく私の目の前へ捨てた。道路の真ん中だ。もう、道へ捨てるのが当たり前なのだ。咄嗟に注意の言葉が出なかったので見逃したが、外国人ではなく日本人だったら言う。「世界遺産にゴミを捨てないで」と。
青空のいつしか消えて秋暑し KUMI