KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

認知症検査

2023年12月18日 | 俳句
天気 晴

写真は、昨日の写真と同じ日のものなので、夕方、家を出るときに慌てて撮ったらしい。

午後は月2回のドクターの診察の日。寒さが急に来たせいか今日は朝から目眩がひどくて、訪問してくれるのはとても助かる。で、私は市役所の介護保険の認定の時以外、認知症の検査をしたことがない。「不要と思って今までしなかったけれど、自分で、最近モノ忘れがひどくなったというような自覚はありますか?」とドクター。
「あります、あります、始終です。さっきも、買い物に行かなくちゃ、と思ったのに、いつも行くドラッグストアの名前を思い出せないんです」
ということで、正式に検査、というか問診をしてもらうことに。
「でも、お願いがあります。100ー7 の問題も出ますよね?」
「ええ、ありますよ」
「私、ああいう引き算は小学生の時から暗算では出来ないのです。それでひっかかり、その先の問題に集中力がなくなって正確な認定にならないことが・・」
ほんとの話だ。「93ー7」が、暗算では解けない。引き算は紙に書くか算盤か電卓がないと・・なので、その問題は飛ばしてもらった。あとは満点だった。2年前、市役所の介護認定の時はもっと簡単なことだけだったが、その時「今日の日にちと曜日」で一日間違えた。しかも、凄く自信ありげに「今日は20日の金曜日です、毎日カレンダーは確かめていますから間違いありません」みたいなことを言ったりして。一緒に居たケアマネジャーが焦ったらしい。
今日は完璧。なぜかって、第3月曜は訪問医の診察日だから。でも、答えるときは自信なさそうに答えた。

昨日のブログの、小父さんのコメントへ書いたが、認知症は時間や金の計算の出来なくなることから始まる。忘れっぽくなった、覚えられない、というのとは違う。食事の内容を忘れても食事したことを覚えていれば問題ない。
初期の頃は普通に暮らしていて問題はないから、離れて暮らす親の認知症の発見が、遅れてしまう。電話したときに「今日は何時頃お昼を食べたの?」という聞き方をするといいかも。
その答えが曖昧だったら、危険かもしれない。
そして、たまにしか実家へ行かない人は、親の小銭入れや財布を調べること。認知症の始まりは、計算が出来なくなる。100ー7を暗算させるのはそのため?私には意味ないけど。小銭が異常なほど溜まっていたら、もう認知症かもしれない。
たとえば、482円をきっちり財布から出して支払えれば問題はない。どんなコインを幾つ出せばいいか・・が解らなくなるので、千円札を出してしまう。500円硬貨が出せれば、まだ正常かもしれない。ともかく、小銭入れがコインで一杯になるのも認知症の初期症状だ。自動支払機が増えてはいても、毎回千円札ばかり使うのも正常ではないはず。うむ、自己診断も必要だ。私はまだ大丈夫、と今日解ったので今のところは安心ではある。

いよいよ、となったら今は症状を遅らせる薬が承認されたので、それを頼るしか・・
えっと、新薬の名前、この前覚えたつもりだけど・・忘れた。やっぱりメモしておかなくちゃ。そうそう、冒頭のドラッグストアの名前もまだ思い出せない。危険信号、かも、

終電の音に寝返る霜の夜   KUMI
コメント (4)
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