KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

終りなき闘い・免疫療法他、

2023年12月21日 | 俳句
天気 晴

写真は、5年前の今頃の公園で、終いの紅葉。ここへ入居する前の年・・夫の亡くなった年も紅葉がいつまでも残っていた。寒波襲来、大雪は列島に来ているが、関東平野には関係ない。年末寒波が来ないと武蔵野名物・空っ風が吹かない。その北風が吹いて、紅葉が終る・・はず。

昨日は、免疫療法の点滴の日、もう22回目だ。延期した月もあるが、ともかく足掛け3年になる。治療の標的のがんを「消す」のではなく、「増やさない」治療なので、終わりがない。他の病気への影響がひどくならない限りは続けることになるのかなあ・・採血すら大変なくらい血管が細くなっているので、昨日も点滴の針が入らず、看護師はお手上げ、ドクターを呼んだ。こういう時は外科のドクターが来てくれるが、さすが、循環器とか呼吸器外科のドクターは手術で細い血管を扱っているので失敗がない。
昨日は治療を終わったらいつもよりフラフラ状態になり、それが今日の昼過ぎまで続いていた。目眩が酷い、と訴えると看護師や介護士は必ず「無理しないで横になっていてくださいね」と言ってくれる。横になんかなりませんよ~
ベッドに横になったら目を瞑らないと、私の目眩はかえってひどくなる。なので目を瞑ったら眠るしかなくなるので、昼間は絶対にベッドへ横になることはない。昼間眠ったら、睡眠が昼夜逆転してしまう。

それに、闘うのは免疫療法の副作用だけではなく・・寒くなると私を悩ませるのは膠原病の症状あれこれ。膠原病、と診断されたのはここへ入居する前の年だ。それまでにも症状はあれこれと出ていても、原因が解らなかった。もっとも、膠原病そのものが、難病なのだから原因不明。症状はあちこちに出るし、私の親友は60歳の時、膠原病が元と言われた心臓発作で急逝した。
私の心臓も、そうなのかもしれないが、今は器械で動かして何とかなっている。この冬になって症状が去年よりも悪化してきたのは・・膠原病の強皮症のレイノー現象だ。ドクターは「血行を良くして、冷えを防いで」と言う。去年は何とかなったが、今年はまだ寒波も来ないのに、数日前には足の指が冷えで痺れきって、痛みで歩けなくなりそうに。温めるのに、こんなものがある、と膠原病の主治医が教えてくれた。これは手首用だが、足首用もある。


専用のカイロはちょっと高くつくので、使い捨てカイロの小型がちょうど良い。去年までは、ハンカチに包んで手首に巻いていたので、これはとっても重宝するアイテムだ。昨日の通院で起きたときからずっと使ってみたら、採血は問題なく終わった。
油断すると指先に血液が巡らなくなって、真っ白に。色だけではなく痺れるのが困る。それを越えると痛みすら感じて感覚もなくなり、ペンやグラスを持てなくなる。血行が悪いので手足の指の皹(ひび)がなかなか治らないし・・ドライアイも、血流の悪さと関係するらしい。

考えると、色々な良くない症状は、10年以上も前から出ていた。部分的だったし、そういう体質なのだ、と諦めていたけれど、今考えれば「膠原病」の末端症状だったようだ。かといって対処療法しかないので、よほど重症化しなくては問題にはならないようで・・
急逝した友人は、東京の離島に嫁いでいた。年に何回か船で内地の病院へ通院していて、その時に会っていたが、病気の話は詳しく聞いたことがなかった。「別に、すぐどうかなる病気でもないのよ」と行っていた。膠原病のことを考えると、いつも彼女を思い出す。正直に言うと、この病気、私はあまり良く勉強していない。強皮症と診断されたとき、肺が固くなる間質性肺炎になる恐れを言われたが今のところは無事なようだし、広範囲に症状が出るらしいので知識を得るのも、めんどくさい。
ともかく、私は病気のデパートです。自慢出来ることではないけれど・・

日短しはや灯の点る焼鳥屋  KUMI
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする