天気 晴
用あって立川まで。一人で行く元気はないので、後輩のMさんに付き添ってもらった。
帰り際に、駅前大通りの欅並木を見て帰ろう・・と寄ったら、いつもならみごとに裸木となっている並木に、まだ枯葉色の葉っぱがしがみついていて。空がすっきり青いだけに何だか汚い光景。
朝の富士山は純白のお化粧直しをしていて綺麗だった。
実は今日、朝から私は機嫌が悪い。
朝、いつもの時間に食堂へ行ったら、誰も居ない。え、時間を間違えた?と慌てて4階へ帰って、ラウンジでテレビを見ていたKさんに「今日は食堂は使わないの?」と聞いてみた。ひどく耳の遠い彼女とは、あまり話はしたくないけれど・・認知症の人よりは解っている筈。彼女の話では、発熱の人が何人か居てインフルエンザらしいので、朝食は部屋で待つように、と言われているのだという。
「え、いつ言われたの?」
「昨日の夕食の終わっり頃よ」
「私は少し早く帰ったから、その後なのね」
もう、何で私にだけ知らせないのよ!!!!怒り心頭。おまけに、今日は大事な用で出掛ける予定。コロナの隔離だったら外出まで禁止になることもあるのだ。付き添う人への連絡も早くしなくては・・
私よりも早く部屋へ帰った人は、4階だけでも最低2人居る。その2人は知らされたのだろうか・・と。2人とも男性なのでわざわざ部屋へ確認に行くのも・・。昨夜は、用もなかったので部屋から出ず、夜勤が誰なのかも知らずに過ごした。でも、「明日の朝のこと、聞いていますか」くらいは声をかけてくれたっていいでしょう。大体が、私は食堂から部屋へ帰るときにエレベーター付近に居る職員へは必ず「ご馳走さまでした」と挨拶をしている。私がその「部屋待ち」の話の前に帰室したことを知っている筈。もう、腹が立って、食事を運んできた介護士(多分夜勤だった)に大声で「なぜ誰も私にだけ知らせてくれなかったのよ!食堂へ行ってしまったわよ」と怒鳴ってしまった。いつも怒鳴ることなどない私に怒鳴られて、びっくりしたと思うけれど、仕方がない。誰の責任なのかは全くわからないのだから。
結局、9時になって事務室の営業が始まってから文句を言いに行き、謝罪は聞けたものの、でも情報の流れなかった理由と責任は不明のままで。不満の残る処置だった。終わってしまったことをいつ迄も根に持っていても仕方なし、自分が疲れるだけなので諸々の不満には終止符を打った。
看護師の話では、2階の何人かが発熱し、一人が入院。でもそれ以上にはならないらしい、とのこと。2階は認知症の人が多いので、マスクは以前からしない人が殆ど。インフルエンザが凄く感染力の強いのは私も知っているので、4階に発生していないのが幸運だった。外出は出来るので昼前に出かけ、ランチを食べて帰宅。
何だか、街も、又マスクが増えたような気がする。コロナだけではなく、色々なウィルスが子供の世界を中心に蔓延しているようだ。気を付けなくては。
生き物のやうに枯葉の走り来る KUMI