KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

新たな出発・・新結社の創刊号

2023年12月26日 | 俳句
天気 晴

ちょうど今頃の、7年前の写真。日没の早い今頃は、マンションからの夕焼けの富士は意外と写真に残せない。あ、と気づくともう暗くなっていたり、外出していれば5時前に帰宅出来ないことの方が多い。
今日の日の入りは16時35分。

昨日届いた郵便は、姪からのクリスマスカードだけではなくて、来年1月からの新結社の創刊号も。創刊号とHPと。


ずっと吟行句会を共にしていた、私にとっては第二の師と思ってきたTさんが主宰。無論、亡くなった主宰の弟子になる訳で、言ってみれば私には姉妹弟子、ということだ。でも句歴は先輩になるし、俳人としての実績も山ほど積んでいる人なので同列にはならない。
本当は、会員となることには少し迷った。私は医師に告げられた余命を越えて生きている身なので、参加して名を連ねたものの創刊号に訃報でも載ることになったら・・と。でも、投句はパソコンからなので、10月の投句締切ギリギリに入力した。あと2ヶ月は生きられる自信があったので。創刊号に句を載せられて良かった・・と感慨がある。吟行にも月例会にも出られないが、隔月刊の結社誌へは今年いっぱいくらいは名を残したい。

で、話は違うけれど、ネットで、膵臓がんで余命4ヶ月、と言われ抗がん剤治療を拒否して、1年経っても生きている50代の人の話を読んだ。ステージ4という重症。ステージ1か2、という私とは訳が違う(1か2、というのは手術していないので判断出来なかったから。でも今は1、だと思う)
膵臓は、いちばん治療しにくいがんなのだ。抗がん剤で脱毛したり吐き気がしたり、という苦しみを体験したくない、と思ったのだという。色々です。髪はまた生えてくるのに・・吐き気だって、一回やってみて耐えられなかったら止めればいいのに・・などと思ったが、人それぞれ。私も、3年前には腫瘍の消えるかもしれない抗がん剤をやってみたが、あまりの副作用の強さに1回でやめてしまった。心臓が弱っているので、ドクターストップでもあった。
今の免疫療法は、副作用はまあまあ耐えられる。でもねえ、その副作用以外の病気がねえ・・

それでも、俳句作らなくては、と思いつつ、もう少し生きてみる。

冬夕焼け甲州の空燃え尽くす  KUMI
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2 コメント

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Unknown (小父さん)
2023-12-26 21:35:22
日没時の富士山を望む素敵な写真です。

♪遠き山に陽はおちて、星は空を散りばめぬ~
と、ドボルザークの新世界 に詞を付けて唄っていたことを思い出しましました(汗)

>来年1月からの新結社の創刊号も。創刊号とHPと。

お~っ、凄いですね。

>主宰の弟子になる訳で、言ってみれば私には姉妹弟子、ということだ。

素晴らしいと思います。

>でも、投句はパソコンからなので、10月の投句締切ギリギリに入力した・・・創刊号に句を載せられて良かった・・と感慨がある。

それは本当に良かったですね。

>膵臓がんで余命4ヶ月、と言われ抗がん剤治療を拒否して、1年経っても生きている50代の人の話を読んだ。

私の2番目の兄が膵臓がんで65歳で亡くなりました。

>それでも、俳句作らなくては、と思いつつ、もう少し生きてみる。

いやー、目標が増えるってとてもいいことですね。

「冬夕焼け甲州の空燃え尽くす  KUMI」

冬の夕焼けは黄色や橙色に染まるんだそうですね。最初の写真は正にその色です、また賢くなりました。

有難うございました。
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小父さん、膵臓がん・・ (KUMI)
2023-12-27 15:34:40
余程の初期発見でないと治療の難しい膵臓・・
お兄さまはまだ若かったのですね。
今日、経済アナリストの森永さんが膵臓がん、とニュースにありました。
病気と闘う、とはっきり言っているようです。頑張って!
今は、私の場合もそうですが、手術出来ないがんでも、治療方法がどんどん新しくなって。
いただいた寿命は大切にしなくては、と思います。

「新世界」が5時のチャイム、という町がありますね。
このあたり、富士山周辺へ沈む年末年始は、日没時間が早くて困ります。
毎日、沈む太陽を眺めていられれば良いのですが、今の私の部屋からは見えませんので。
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