KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

吟行句会・府中郷土の森博物館

2017年07月26日 | 俳句
天気 雨のち曇

昨夜てるてる坊主を吊らなかったので、朝からゲリラ豪雨が我が家の方にやってきた。
ネットの予報で雲の流れを見ると、10時ごろには豪雨の雲が通り抜けるようなので、少しほっとした。小雨くらいならば入る建物の多い地、何とかなりそう。

ということで、家を出たときは土砂降りだったのに、現地へ着いたら小雨になった。
目的の一つ、「郷土の森」へ入る手前の公園の蓮池にも行くことが出来た。といっても、盛りを過ぎた蓮池はちょっと寂しい風景で。

萩のトンネル。もうほつほつと咲き始めていた。


ほかにも、滝やら睡蓮の池やら、色々とあり何を句にしていいか解らなくなった。というのも、昨日の蒸し暑さですっかり頭も体も盛夏になっていて、そんな季語ばかりを使う予定が・・涼し過ぎた。 でも、何とか11句は出すことが出来た。成果は今ひとつではあっても、最近の低調さを考えれば少しは進歩したかもしれない。

傘を差したままではスマホでの写真もなかなか撮れず、でも、今日私がいちばん感激したのは、ヒオウギ(檜扇)の花のたくさん咲いているのに出逢ったこと。いままでに数えきれず行った場所なのに、この時期に歩いたことはあまりなかったのだ。
これは必死で撮った、句よりも傑作の一枚?


で、浮かんだ句は、現実離れし過ぎていて誰も振り向かなかったけれど。
たまには句で冒険も良いでしょう。

檜扇や彼の世にも恋ありやなし  KUMI
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2 コメント

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makoさん、鮮やかな花です (KUMI)
2017-07-27 21:34:48
自生しているのは山地らしいですね。
でも、公園とか庭園で見かけます。
色もですけど、菖蒲に似た葉っぱが扇のかたち。
それがみやびで、なぜか十二単衣の女性を思ってしまいます。

蓮の写真、近いのでよく行きました、
でも、狭い池なのでズームで花を撮るばかりでした。
昨日は雨の中、スマホで撮ったら、あら、素敵♪と私も。
広角だと、こんあ風景に撮れる、と解りました。
花が殆ど終わっていたのが残念でした。
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ヒオウギ(檜扇) (mako)
2017-07-27 02:27:33
季語にあるなんてしりませんでした^^;;

検索したら子規が詠んでいる句が出てきました。
また、
檜扇のあまりし風に横恋慕 大西博子
なんて句も。
「恋」という文字が使われているところからすると
この花の色から連想するのかも知れませんね。

それはさておき私は一番上の、蓮と噴水のお写真が好きですね♪
スマホとは思えないほどの。
構図もよいと思いますし。
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