青いシクラメン

天気　晴

ネット通販で頼んでいたシクラメンが、やっと届いた。
青紫系の色で、サントリーフラワーズが開発したもの。
実際の色は、もっと赤紫色に見える。私のカメラで暗い室内で撮ると、紫の方が勝ってしまう。ならばスマホで・・と撮ったら、こちらは赤が勝った色になってしまう。

2015年2月に、昭和記念公園の室内展示場でこの花を見た。


うっとりとする光景だった。たくさん展示しているのだから市販されるに違いない、と思ったのに一向に花屋の店頭では見かけない。私の中で「幻の花」になっていた。それが、市販されていると知ったのは・・
サントリーのビール工場が家に近いし、何年か前にサントリーのメールマガジンを受け取るようにしていた。この2年は、メールが届いても見る余裕もなく削除していたのが、先月「青いシクラメン・・」という見出しにメールをチェックしてみた。
通販で注文できる、と知った。また、幾つかの店でも売り出したとある。でも、我が家の近くには該当の店がなかったので即座にネットで注文することにした。ちょっとお高いけれど、今年色々頑張った自分へのご褒美、と思えば安いものだ。

シクラメンは、以前は毎年買っていた。でも、我が家は暖か過ぎて、居間ではすぐにダメになってしまうことが多い。温度10～18℃で管理、とある。太陽にも当てなければならない。
今日のシクラメンは、家の中でいちばん気温の低い玄関に置くことにした。20℃になることはないはず。玄関は日が当たらないから、昼間は暖房のない和室の窓際に置く？などと管理に悩む。
買ったのに居間に置けないのでは寂しいこと。


日の暮れて香を強めたり室の花　　　KUMI

ご近所紅葉

天気　晴

やっと。風のない晴天になった。お散歩日和・・ではあるけれど、午前中はちょっとしたガスの工事を頼んであったので午後になって出かけてみた。公園の紅葉、かなり進んでいるはず。
でも、この公園は午後には逆光になってしまい写真が撮りづらい。


日差しが低いから、こんな玉ボケ効果も期待出来る。




日曜にはにぎわっていた南側、午後になると保育園児の姿も犬の散歩もなく、ひっそりとしていた。


2時半ごろになったら、東北の方角に真っ黒な雲が出てきて寒い風が吹き出して。末端冷え症なのでちょっと寒いと手袋を忘れないのに、今日はまさか、と思って忘れていた。指先が凍えてきたのでもっと歩きたかったのを諦めた。

綿虫にまたぶつかつて四千歩　　　KUMI

雨上がりの富士山

天気　雨のち晴

朝のうちの雨が、気づいたら昼にはすっかり上がってしまい、富士山がちょっとだけ顔をのぞかせた。
昼食の途中、撮っておかないときっと又雲の中、と思って箸を置いてカメラを・・
雲の上に見えるのは珍しいこと。

布団乾燥機を買い替えた。ご存知TVの通販のお手軽値段のもの。


我が家はベランダの奥行が狭くて、洗濯物は手摺りの高さに干すので、洗濯物と布団を同時には干せない。越してくる前は、部屋は今よりとても狭かったのにベランダだけは広かった。
ここへ越してすぐに布団乾燥機を買った。勤めていたので休日でも布団よりも洗濯物優先。随分使ったから、数年前からスィッチが壊れてしまいタイマーが使えなくなっていた。
TV見ていたら、使いやすそうだし、値段も安いし、と決意（というほどのモノでもないけれど）
さっそく、居間の隣の部屋で使い始めたら、暖気がこちらまで来るので使用中は暖房の節約にもなりそうだ。

無論、太陽に干すのがいちばん気持ち良いし、日の匂いのする布団に寝るのが最高の幸せではある。

行く雲を眺めて過ごす風邪心地　　KUMI

吟行句会・新百合が丘

天気　曇のち夕方雨

写真は、今日の句会場のある新百合が丘の南口で。けやきの木がみごとに紅葉していた。駅前のバスロータリーになっていて空気も良くないはずなのに、我が家の前の汚いけやきとは違うので、思わずパチリ。

今日は会場だけ決まったものの、自由に好きな所を吟行、ということになった。というか、この駅の近所には手軽に吟行出来る所はないのだ。でも、案内してくれる仲間が居て一つ手前の駅から山越えで里山をめぐる、ということが決まっていた。
私には無理・・平地は1万歩でも平気で歩けるけれど、登りの山道は酸欠状態になってしまいすぐに心臓バクバク。めえちゃんがあるから命に別状はない、と思っても、不安だ。心臓壊れる2年半前まではトシの割には健脚を自慢していたのに・・仕方がないこと。

ということで、私は勝手に行動。
会場へ行く途中の高幡不動尊で電車を降り、今が見ごろのはずの紅葉を眺め・・






あまりきれいには紅葉していない木が多かった。

一週間前に紅葉寺に行ったばかり、紅葉の句は出来ず、30分くらいで駅へ戻った。
あとは駅前をウロウロして、カフェで食事しながら句を考え・・でも、別行動の私、と明らかに解る句は出したくなくて結局は8句のみ出句。結果は無論良い訳もなく。
里山へ行かなかった仲間はもう一人居て、自由な句を出していたので、ちょっと考え過ぎてしまった、と反省した。


銀杏散り一幹の空がらんどう　　KUMI

完璧に冬化粧

天気　晴

朝の富士山、昨日山中湖に雪が降ったとかで、雪の少なく見えていた南側も雪景色になって、こちら側からの富士山は真冬の姿が完璧になった。
一昨日アップした富士山と比べると、わずか2日なのに全く違う。


10年以上前の句になるけれど・・

遠富士の雪を測るも多摩暮らし　　KUMI

今頃は、本当にそんな風に、今日は増えた、とか去年よりも多い、とか「観測」している。

落葉がどんどん増えていく。どうだん紅葉の上に刺さった落葉。


この毎日の寒さも週末には緩むという。小春日和は大好きなのに、今年はなかなか恵まれる日が来ない。


たつぷりと夕日まみれの楠紅葉　　　KUMI