KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

天気の分かれ目

2020年11月20日 | 俳句
部屋から見える空、晴れているのは埼玉県のあたりかも。二つに分かれて、こちら側はずっと曇っていた。午後の遅い時刻になってようやく晴れた。でも、奇妙な暖かい空気は変わらない。三日目になるが、明日あたりから「修正」されてくるようだ。
10月に初冬のような日が来たので、今頃になって秋を取り戻しているのかも。

東京の感染者の多さが全国一かと思っていたら、人口比でいくと北海道や大阪の方がどうも感染確認者が多いようだ。東京は何とか医療機関も態勢を保っているが、北海道は大丈夫だろうか?と心配になる。医療崩壊がいちばん怖い。

などと、人のことを心配するどころではない。こちらも、いつ、クラスターになるかも・・という高齢者の施設なのだ。
少し緩めていた建物内の出入りも、今日から厳しくなった。
身内との面会も、居室は禁止でも1階の応接室は使えた。それも、原則禁止になる。春の、自粛の時と同じ態勢のようだ。
どこに居ても感染する時は感染する。でもクラスターに巻き込まれたくはない、と考えれば独居生活の方が安全かもしれない・・でも、罹ったら独居生活では一人でどう行動すればいいのやら・・ここに居ればその点は安心していられる・・
などなど、考えたらキリがない。何しろ今は楽をしているのだし、他に良い暮らしがある、と考えるのはやめよう。

昨日の続きの写真、アオサギ。多摩川でもたくさん見るが、いつもアオサギは孤独に魚を待っている。



指先へ思考集めて蜜柑むく   KUMI
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感染拡大

2020年11月19日 | 俳句
天気 晴

普段はあまり通らない道を行ってみたら、門の前にひとかたまりの菊を咲かせる家があった。こういう菊が大好き。歩けば何かを発見する。といっても、今日はこま切れに用があって散歩までは出来なかった。
異常なくらいに暖かくて、寒がりの私ですら気分悪くなりそうな・・事実、気象病が出始めた。

コロナの感染拡大もまた異常な数字を示すようになってきた。今日は都だけでも500人越え、そろそろ1000人までいくのではないか。通院している病院がコロナ患者の専門病棟もあるくらいで、このまま増えて医療崩壊にならないことを祈るのみ。他の患者への対応が遅れることになるかもしれない。こうなるのは解っていたような気がする。ともあれ、ここに感染の素が来ないことを祈るのみ。あっと言う間にクラスターが起きてしまう。

6年前の今ごろの写真ファイルを開いてみた。普通の暮らしをしていた最後の年。11月に、行ったことがない、という夫を深川へ案内していた。深川飯の店と深川江戸資料館へ寄っていた。随分歩いても、疲れないころだった。心臓が壊れ始めたのは翌年、年が明けてから。
写真は、清澄庭園のオナガガモとツワブキの花。海が近いので渡りの鴨が結構たくさん来ている広い池だ。





元気なころの思い出ばかりでブログを書くようになったらお終い・・と私は思ってきたけれど・・
コロナがなければ、まだ清澄庭園まで行くくらいの元気はある。言い訳、かも。

尾長鴨その他の鴨も水脈曳いて   KUMI
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皇帝ダリアの季節

2020年11月18日 | 俳句
天気 晴

皇帝ダリアの季節になった。この写真は、3年前に公園で撮ったもの。毎年楽しみにしていたのに、次の年は株がなくなっていた。公園の西のはずれで風当たりの強い場所だったので、台風で倒れてしまったらしい。今年は・・この前一巡したときに気づかなかったから、多分あれ以来咲かせていないのかもしれない。
何しろ丈が3mくらいにはなるので、風が大敵らしい。


今は、いつも通る道の家と家の間に3本くらい花が満開になっている。ただ、家の壁にくっついて咲いているので、眺めるには良いが写真は・・2階から見るとちょうど良いだろう。
スマホで撮ったら多分、家がすっかり写ってしまうので遠慮しておこう。

午後、家の一つ階下のお宅に寄った。マンションの新築時に入居した仲間。もう、その時から住んでいるお宅は何軒もない。わが家が欠ければ、また古い住民が減る。わが家と同じ年代のご夫婦なので、リタイアしてからは夫も親しくしていた。ご夫婦でとってもお元気。ご主人は、趣味の釣り堀に出かけていて留守だった。
上がりこんでしばらく話をして。あまり思い出話はしたくないが、やはり、夫の話が出てしまう。長々と話がはずみ、もう1軒のお宅は玄関で失礼した。そしてもう1軒・・と思ったが「おやつの時間までには帰る」とホームに言いおいてきたので諦めた。
おやつは、コーヒーゼリー。昨日は整体治療に行きおやつを食べられなかった。今日は大好きな珈琲ゼリー・・食べないのはもったいない。って、子供みたいな食い意地です。

どこからの色が宇宙か冬夕焼  KUMI
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残菊

2020年11月17日 | 俳句
天気 晴

近くの公営住宅の前に咲く、小菊。立派な菊よりも、私はこんな菊を見ると秋の終わりを感じる。残菊、という季語がある。長陽の節句(旧暦九月九日)を過ぎた菊を言うのが正しいようだ。「六日のあやめ、十日の菊」という喩えがある。端午の節句を過ぎた菖蒲と、菊の日=長陽を過ぎた菊、どっちも遅れ馳せの役立たず。
でも、今は残菊、といえば咲き残った菊のことを表すようになった、とも。私は、俳句を始めた頃はそんな風に思っていた。ともあれ、小菊はこれからも楽しめる季節。
石蕗(ツワブキ)の花もまた。こちらは冬の季語。これからが見ごろになっていく。


今日も、家へ行ってしまった。
居間のテーブルを飾っていた大きなレース編みのセンタークロスを思い出した。あまり使わなかったので、まだ綺麗なのだ。ついでに、引き出しに入れっぱなしの新品のリップクリームとか。あとは、目にすると惜しくなるので無視することに。本当の目的は、姪と友人から貰った手作りマスク。夏になって暑いので使わなかったら、引き出しに入れたままになっていたのだ。これからの季節、また使うことになりそうだ。
そしてご近所に挨拶を・・と思ったが時間がなくなった。昼食を断ってこなかったので12時に帰らなくてはならない。今日の昼食は焼きそば・・初めてなので、どんな味なのか興味があった(結果は、ソース焼きそばの苦手な私でも美味しく食べられた。ただ、冷めきっていたのがどうにも・・)

午後は、整体治療に行き、ついでに治療院の近くのJcomへ解約手続きに。野球中継を見たくて地デジを入れてから、テレビだけではなく電話からパソコンまで、随分長いこと世話になった。来月初めにはその設備の撤去に立ち会わねばならない。
何だか忙しい。今のところ何とか保っている体調、晴天続きのおかげかもしれない。体調の良い間に何とか頑張ります、家の処分まで。

残菊や暮れて灯らぬ窓ひとつ  KUMI
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生涯自粛?

2020年11月16日 | 俳句
天気 晴


写真は、昨日のニシキギ(錦木)紅葉。青空に映える色だった。
今日も小春日和。午前中、今日は家の鍵を持って行き、無事に用事を果たすことが出来た。家が私のものでなくなるまで、あと幾ばくもない。・・などという余計なことは考えないこと。捨てるモノがもったいなくなる。

午後は、前回行ったときに美容院の予約をしてあった。美容院もこの時期、しっかりと客を捕まえねば・・という方針のようで、以前とは違い次回の予約を前もってとっておくようになった。都合が悪くなったら電話すればいい訳で、その方が、電話嫌いの私には有難い。
店のドアは開けっ放しで、真冬になったらビル風の吹く駅近くのビルの1階。冬の営業は辛そうだ。いつまで続くコロナ騒ぎ・・

今日はIOCの委員長が来ていて、日本の関係者と何が何でもオリンピックを開催する、という方針を固めているようで。
最初から私は招致すら反対だった。東京は災害が起きる恐れがあるし、猛暑にオリンピックなんか楽しめないし。それが・・コロナに地球が占拠されているまま、開催する、って、高齢者には酷な話だ。
「感染リスクの高い人は自粛生活を続け、経済活動は止めないようにせねば」と言う意見が増えていく。感染リスクの高齢者は、オリンピックでさらに増える感染リスクに、自粛生活がどんどん長引く。つまりは、普通の暮らしが出来ないまま生涯を終えることになる人がどんどん増える、ということだ。私もその一人。もう、マスクなしの暮らしは夢、と思うしかないのだろう。会いたい人たちにも自由に会えず、人生が終わっていく。

カット・洗髪の終わるまで、美容師とも殆ど話はせず。
無駄な美容師のお喋りは好きではないが、話すことすら憚られるのは・・哀しい。

残照へ綿虫消ゆる次々と  KUMI
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