ビーズうさぎのハナちゃんです!!

日々の生活、山登りや釣り、ドライブなどをアップします。ここの所、巨樹めぐりがメインですが!(汗)

長野県上田市、別所温泉「安楽寺の八角三重塔」(国宝)です!!

2020-05-28 06:25:03 | 文化財・寺社
新型コロナウイルス対策のため不用不急の外出自粛です

緊急事態宣言は解除になりましたが

まだまだ緊張感を持って行動しましょう。

では・・・



別所温泉は、観光地ですが新型コロナウイルスの関係でひっそりしています

上田市役所の西南西約12kmのところ

県道77号、県道65号、県道177号線と辿って来ました

町の中心部に黒門が有ります、安楽寺への入り口です

車で潜って道なりに進むと安楽寺参道入口の駐車場に入りました


黒門です

説明版です
   黒門
 この門を黒門と呼びここが安楽
寺境内の入り口にあたる。扁額は
崇幅山と読み安楽寺の山号である。
寛政4年(1792年江戸時代)
安楽寺13世南冲仏鯤和尚の代に
建てられた。
 寺院には各寺号の外に山号があ
り寺域全体がこれにあたる。
 山号は古くは市街地を離れた山
の中に寺が建てられたのが初めと
されている。


入り口参道のスギ、ヒノキ、サワラなどの並木道を進みます

案内図です

山門です

本堂が見えて来ました、参道ひだりてには別所五木の一つコウヤマキが見えています

右手には鐘楼です

本堂です

受付が有りますので拝観料を払って入りましょう


正面には宝蔵です


右へ行きましょう

案内図です

三重塔への参道を進みます

六地蔵様です


右手には、開山の二人の僧の木造(重要文化財)が安置されています

左手上の方に三重塔が見えて来ます

八角三重塔前に上がって来ました

文化財案内板です

境内端から


説明版があります
  国宝 八角三重塔
 この塔は一見、四重塔に見えるが、
昭和27年長野県最初の国宝として
指定された折り、初重の屋根はひさ
しに相当する「裳階」であるという
見解で、裳階付き八角三重塔として
認定された。
 建立年代については詳らかではな
いが、安楽寺が鎌倉北条氏の外護に
よって栄えた寺で、開山樵谷惟仙禅
師が入宋僧、二世幼牛恵仁禅師が中
国より帰化僧として住職していた頃、
また当地に守護として信州一円に威
を張った塩田北条氏が館を構えてい
た鎌倉時代末期(1277~133
3)以外に考えられないというのが
定説になっている。塔は本来、仏舎
利(釈迦の遺骨)を奉安したものだ
が、中世以降は特定の人物や戦死者
の供養のために建てられた例が多く、
恐らくこの塔も北条氏の供養塔とし
て建てられたものと考えられる。
 建築様式は当時、中国宋代の先進
技術であった唐様(禅宗様)を用い、
扇垂木・弓型連子・詰組など、和様
の塔とは違った重厚な佇まいを見せ
ている。八角塔は奈良・京都などに
記録として残されているが、それら
が失われた今日、我が国の残された
唯一の八角塔であり、禅宗寺院に残
る塔としても極めて貴重な遺構であ
る。         安楽寺



説明版前から

説明版の脇から

軒の扇垂木です

詰組です

庇です

弓型連子が綺麗です


相輪です

各階の屋根の様子です

では、次へ行きましょう
コメント
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