福岡県八女市、馬場「熊野速玉神社の南馬場大樟」（県指定）です！！

馬場地区は、八女市役所の南東約２ｋｍのところ

国道３号線を八女市街を通り越、矢部川を渡る手前の馬場の交差点を

右折して、矢部川右岸沿いに下ると河川敷に宮の公園が有ります、

公園の北詰から北への道路を進むと右手に熊野速玉神社が鎮座します

前の道路脇に車を止めさせて頂きました

道路沿いに境内入口です


西向きの鳥居です


狛犬です

境内入ると拝殿前玉垣の中に目的の樟が見えます

境内南西側から、先日の台風１５号の影響で境内が荒れています

社殿の屋根にはブルシートが掛けられています


説明版です
　　南馬場大樟
　　　　県指定天然記念物
　　　　所在地　八女市大字馬場
　　形状
樹高　３５ｍ　胸高周囲１０，４ｍ
樹張　東西４２ｍ　南北３９ｍ
根囲　２０ｍ　ツバキと
　　由来及び伝記
この大樟は、天武天皇の時代（６７３年）熊野速玉神社
建立と同時に御神木として植えたものと伝えられる。
　また神社は久留米藩主有馬公の祈願所でその広い境内
では猿楽、流鏑馬等の催しが盛んであったといわれる。
　この由緒ある神社と神木に対する氏子住民の尊崇があ
ってこのような立派な大樟になったのである。
　　　昭和５２年１月　　八女市教育委員会



玉垣前の狛犬です

玉垣の中に入ります、大きな枝が落ちています

県指定　南馬場の大樟の石柱です

境内には台風災害記念碑が有ります、今年も被害が出ています


　　　台風被害記念碑
　平成３年９月１４日１７号、同２７日１９号と
二度に及ぶ近代に類の無い猛烈な大型台風に見舞
われ、敬神の象徴である当熊野速玉神社も御本殿
屋根瓦銅板葺の飛散、若宮神社倒壊神木の枝折れ
に依る玉垣倒壊、印輪社、手洗場の損傷等、甚大
な被害を受け、総額５６０万円に上る被害金額と
なり、此の為神社財産の保有金だけでは不足致し
、三町内に御願い申し上げ又、篤志家より２７０
５５００円の御寄進を賜り、復旧工事を完成する
事が出来ました。
　皆様の御厚意を深く感謝し、災害の記念碑を建
立致しました。
　　　　平成５年３月吉日

（また被害が出てしまったことは残念です）



北側から

拝殿前から


本殿北側です

拝殿北側の境内社には被害は無いようです

拝殿脇から

本殿南側です

拝殿南側から

境内南西端から見ました

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