小友町上の坊地区は、陸前高田市役所の東約6kmのところ
陸前高田市役所の北側の道路を東へ、約200mで丁字路を左(北北東)へ
約600mの横断歩道のある交差点を右(東南東)へ、高田病院と高田小学校の間の道路です
道成りに約4.9kmで右(南西)に、直ぐ約100mの丁字路を左(南東)へ坂道を上って行きます
約1.2kmで左手に「常膳寺」の参道入口を示す石碑が建っています
真っ直ぐに北東に坂道を上って約400m行くと、参道入口です
手前の道路脇に車を止めさせて頂きました
参道入口の杉の大木です
右手に「常膳寺」本堂です
説明版です
気仙三十三観音二十七番札所〈気仙三観音〉
鶏頭山 常膳寺
〔岩手三十三観音15番札所 / 岩手県文化財指定〕
二十七番札所は、鶏頭山・常膳寺。大洞3年(807)開基。
十一面観音菩薩(秘仏)は、気仙三観音の一つで、「早虎」という鬼を葬ったという坂上田村麻呂伝説が残る。
気仙郡小友村は気仙大工発祥の地。歴史を漂わせる観音堂に匠の技が随所に光る。
3mに及ぶ十一面観音像は、33年に一度の本開帳、17年に一度の中開帳で拝むことができる。
陸前高田市小友町字上の坊24
鐘楼です
本堂前にはサワラの大木です
参道を進みます
まもなく境内です
石段右に大きな幹が見えました
南西側から、目的の姥杉です
北西側から
北側から
県指定天然記念物標柱です
説明版です
岩手県指定天然記念物
常膳寺の姥杉
所在地 陸前高田市小友町字上の坊乙26
所有者 常膳寺
指定年月日 昭和44年6月6日
測定値 根元周 10.65m、 目通周 9.60m、 樹高 20.00m
枝張 32.00m(東西) 30.00m(南北)、 樹齢 1000年以上
この杉は、岩手県かで最も大きい杉の木で、いたんだところがなく幹も太くりっぱで木の勢いも旺盛であるなどから、昭和44年6月6日に岩手県教育委員会告示第3号をもって天然記念物に指定されました。
この姥杉は、学術上貴重であるとともに杉の県代表ですからみんなで大切に保存しましょう。
昭和62年3月 陸前高田市教育委員会
北東側から
東側から見上げました
「常膳寺」観音堂です
軒下の大きな鰐口です
説明版です
陸前高田市指定有形文化財(建造物)
常膳寺観音堂
指定年月日 平成5年6月1日
所在地 陸前高田市小友町字上の坊
所有者 常膳寺
木造、瓦葺(昭和59年屋根替え)、方三間の観音堂で、高さ約11.7m、平面は約6.77m四方(廻縁含み:8.97m×8.99m)あり、廻縁の手すりは疑宝珠がつきます。
柱は丸柱です。向拝には海老虹梁がなく、手鋏のみ、二軒平行繁垂木の支輪がまわり、さらに二手先組物に尾垂木が入ります。
内部は、虹梁や桁の上部に長い肘木と斗を用いる独特の架構を示し、通り肘木の端には彫刻も見られます。
内陣正面に前仏の千手観音立像、奥には像高3m余の十一面観音立像(小友観音)、向かって左手に多聞天立像、右に薬師立像が祀られています。
塗装は外部ではほとんど剥落していますが、内部と同様に丹塗りであったと考えられ、また、手鋏や蟇股の彫刻が極彩色に塗られていたこともうかがえます。
記録には、観音堂は元禄9年(1696年)に再建されたとあり、造りや風蝕程度からもその頃の建築であると考えられます。
常膳寺の観音堂は、気仙地方において現存する古建築の中で建築年代のほぼ確定できる最古の遺構の一つといえます。
平成9年2月 陸前高田市教育委員会
観音堂前から見ました
観音堂北西側に御堂です
境内の御堂の入り口上側には、姥杉の枝があしらわれています
石碑が並んでいます
では、次へ行きましょう
2024・10・16・12・15
陸前高田市役所の北側の道路を東へ、約200mで丁字路を左(北北東)へ
約600mの横断歩道のある交差点を右(東南東)へ、高田病院と高田小学校の間の道路です
道成りに約4.9kmで右(南西)に、直ぐ約100mの丁字路を左(南東)へ坂道を上って行きます
約1.2kmで左手に「常膳寺」の参道入口を示す石碑が建っています
真っ直ぐに北東に坂道を上って約400m行くと、参道入口です
手前の道路脇に車を止めさせて頂きました
参道入口の杉の大木です
右手に「常膳寺」本堂です
説明版です
気仙三十三観音二十七番札所〈気仙三観音〉
鶏頭山 常膳寺
〔岩手三十三観音15番札所 / 岩手県文化財指定〕
二十七番札所は、鶏頭山・常膳寺。大洞3年(807)開基。
十一面観音菩薩(秘仏)は、気仙三観音の一つで、「早虎」という鬼を葬ったという坂上田村麻呂伝説が残る。
気仙郡小友村は気仙大工発祥の地。歴史を漂わせる観音堂に匠の技が随所に光る。
3mに及ぶ十一面観音像は、33年に一度の本開帳、17年に一度の中開帳で拝むことができる。
陸前高田市小友町字上の坊24
鐘楼です
本堂前にはサワラの大木です
参道を進みます
まもなく境内です
石段右に大きな幹が見えました
南西側から、目的の姥杉です
北西側から
北側から
県指定天然記念物標柱です
説明版です
岩手県指定天然記念物
常膳寺の姥杉
所在地 陸前高田市小友町字上の坊乙26
所有者 常膳寺
指定年月日 昭和44年6月6日
測定値 根元周 10.65m、 目通周 9.60m、 樹高 20.00m
枝張 32.00m(東西) 30.00m(南北)、 樹齢 1000年以上
この杉は、岩手県かで最も大きい杉の木で、いたんだところがなく幹も太くりっぱで木の勢いも旺盛であるなどから、昭和44年6月6日に岩手県教育委員会告示第3号をもって天然記念物に指定されました。
この姥杉は、学術上貴重であるとともに杉の県代表ですからみんなで大切に保存しましょう。
昭和62年3月 陸前高田市教育委員会
北東側から
東側から見上げました
「常膳寺」観音堂です
軒下の大きな鰐口です
説明版です
陸前高田市指定有形文化財(建造物)
常膳寺観音堂
指定年月日 平成5年6月1日
所在地 陸前高田市小友町字上の坊
所有者 常膳寺
木造、瓦葺(昭和59年屋根替え)、方三間の観音堂で、高さ約11.7m、平面は約6.77m四方(廻縁含み:8.97m×8.99m)あり、廻縁の手すりは疑宝珠がつきます。
柱は丸柱です。向拝には海老虹梁がなく、手鋏のみ、二軒平行繁垂木の支輪がまわり、さらに二手先組物に尾垂木が入ります。
内部は、虹梁や桁の上部に長い肘木と斗を用いる独特の架構を示し、通り肘木の端には彫刻も見られます。
内陣正面に前仏の千手観音立像、奥には像高3m余の十一面観音立像(小友観音)、向かって左手に多聞天立像、右に薬師立像が祀られています。
塗装は外部ではほとんど剥落していますが、内部と同様に丹塗りであったと考えられ、また、手鋏や蟇股の彫刻が極彩色に塗られていたこともうかがえます。
記録には、観音堂は元禄9年(1696年)に再建されたとあり、造りや風蝕程度からもその頃の建築であると考えられます。
常膳寺の観音堂は、気仙地方において現存する古建築の中で建築年代のほぼ確定できる最古の遺構の一つといえます。
平成9年2月 陸前高田市教育委員会
観音堂前から見ました
観音堂北西側に御堂です
境内の御堂の入り口上側には、姥杉の枝があしらわれています
石碑が並んでいます
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