かねてから参議院議員の質の劣化が激しいことが指摘されてきたが、ここ1週間ほどの山本（園遊会）、猪木（北朝鮮）両参議の行動をみるとどのような理由であれこのような人物が参議院議員として当選したことについて改めて考えなければならない。これまでも突飛な参議は数多くいたが、それは多くが私的な部分であった。今回際立っているのはいずれも政治的動機が背景にあるという事だ。そして、短絡的あるいは稚拙と言う範疇を越えて、いわば自爆テロのような確信犯。
山本を当選させた選挙区の有権者および猪木をトップ当選させた維新の会に投票した有権者が、今回の彼らの行動を是認するとは思われない。これからほぼ丸6年、日本の納税者はこのような人間達に莫大な費用を払い続けなければならない。
