かつてはダイアナとの比較で悪役としてのイメージが付きまとい不人気だったチャールズ英皇太子は、このところ国民の間で人気が上昇している。カミラとの再婚も、当初の冷ややかな受け止められ方から幾分暖かな、自然なものになってきている(もちろんチャールズがKingになっても、彼女はQueenにはなれないが)。これには、カミラとの相性の良さもさることながらやはり本人の努力があってのものだろう。
テレグラフ紙がチャールズ皇太子の65歳の誕生日に特集を組んでいることからも(保守系新聞とはいえ)、ある程度国民の意識を代弁している。
おりしも今日、平成天皇が崩御された際の天皇陵についての方針が決定された。両陛下の陵が並列、隣接して造営されるという、あらたな天皇陵となる。やはり国民に受け入れられる王室であるためには日本も英国も時代と共に変わっていかなければならないのだろう。