庭物語

庭に咲くハーブや草花の様子を綴ります。
管理者はミントです。

2008年12月28日 | あれこれ
朝起きたらあたりは真っ白、一日雪が降っていました。強風が吹きつけるのでよけい寒く感じましたが最低が-2度、最高が1度であまり上がりませんでした。
寒い年末です、これが本来の天候なのかもしれませんね。


暖かい写真を持ってきました。
これは残念ながらステキな暖炉でも便利なクッキングストーブでもなく簡易かまどの火です。
きょうは12月28日、お供え餅をつく日です。
昔は臼と杵でついていたそうですが今は餅つき機を使っています。
それでももち米を蒸かす(蒸す)のは義母が昔から薪を焚いてかまどで蒸篭を使ってやっています。
家の裏に小さな炊き場があって以前は昔ながらの大きなかまどが据えてありました。火口が二つあってタイルが貼られているものでしたが長年使って傷んだのでしょう、いつの間にかそれはなくなりました。
かわりに小さな簡易かまどを購入していたようです。
義母はそこでときどきジャガイモの小さなものなどを煮て池の鯉に与えています。

そのかまどを使ってもち米を蒸かしました。例年なら28日は職場で大掃除をしているのでお供え餅を丸めるくらいしか手伝えないのですが今年は運よく蒸かすところから見る事ができました。
ふだん炊き場にはあまり行かないのできょうは義母と二人でこの炎を見ながらかまどの話を聞いたり薪が燃えて炭、灰になっていく様子をじっと見つめたり静かな時間を過ごせました。
パチッと火がはぜて火花が飛び散ったり炎が揺れたり、いろんな動きがあるので見飽きません。なにより体全体が気持ちよく温まります。

義母は昔ながらの頑丈なかまどがほしいそうです。簡易のはやはりそれなりで空気がもれるから蒸す時間が長くかかるとか。
昔買った薪がたくさん残っているし非常時に備えてかまどもいいなあと思いました。

このあと餅をついてお供えをたくさん丸めました。神棚や職場に備える分、お火神様やお明神様、そして近所の神社に供える分などです。
お供え餅をなめらかにきれいに丸く丸めるとかわいい赤ちゃんが産まれるとか昔は言われたけど・・・けっこうむずかしいです。

きょうはこの炎が見られてとてもよかったなあ・・と思いました。ストーブやこたつもいいけれど薪が燃えるときの炎にはなんともいえない安らぎが感じられます。
コメント (4)
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