晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

じょんのび村開拓 8/1

2007-08-03 | 日記・エッセイ・コラム

2006.8.1(水) 晴れ

 上林の500坪の土地を購入することに決める。家屋にかかる予算の都合があるので本決まりとは言えないのだが条件的にはいい物件だと思う。ただし、地方といえども地価はそう安くない。相場も千差万別で訳がわからない。交渉次第ということになるのだろうが、どこかで折り合いを付ける必要がある。それよりも重要なのが、立地や交通、採光や災害対策、近隣の状況など総てが好条件となるのは希である。都市部のように物件が多くないから、余計選び出すのは難しい。最初は借地でいいかと思っていたが、そんなものは皆無と言っていい。市街化調整区域、都市計画区域、農地などの条件も複雑で、土地の購入も一筋縄ではいかない。そのうえ、なにか商売でもやろうとなるともっと大変である。

   保安林を含むその土地は府道沿いにあるが、今は草ぼうぼうで、将に開拓をするという表現が解りやすい。とりあえず住むところを造らねばと、地元の村上建設さんに依頼することとする。カントリー風のおしゃれな建物をと思ってカモノセログさんに通っていたのだが、土地の取得に予算がオーバーしたので、少しでもリーズナブルにと地元の建築やさんを依頼する。幸い親切丁寧に熱意をもって造ってくれそうなので安心している。水道の件やその後のメンテなど地元業者の方が便利というのも確かだ。
Img_5913_1
広大な500坪の原野



 家を造っても、周囲の整備までは予算がないので総て手作りでしなければならない。原野に家を建て、畑を作り整備をしていくのは矢張り開拓というのがふさわしい。
 三和ダッシュ村を訪れたときに思ったのだが、定年後の方々が農を営みながらのんびり暮らすとしたら、ダッシュは無いだろう。むしろスロウ村かと思うのだが、いまさらダッシュはつらかろう。というわけで、わが村は「じょんのび村」と命名することとした。北陸、新潟だったろうか「じょんのび」という言葉に触れて、これは意を得て妙という気がした。ゆったり、のんびり、気のばしをするという意味だそうだ。
 「かんばやし の」という古民家のそば屋さんに寄ってみる。蕎麦は売り切り後免で、ラーメンを頂く。母屋の前に地下水が出ており、自由に汲めるそうだ。次回はポリタンに汲んでコーヒーでも湧かしてみよう。いつものように綾部温泉に浸かって帰る。Img_5976 Img_5977

「の」の母屋と湧き出る地下水


 

コメント (1)
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