晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

市志から胡麻峠 7/28

2017-07-28 | 上林たんけん隊

2017.7.28(金)曇り、にわか雨

メンバー:小原英明、工忠照之

タイム 市志駐車場出発 11:05
    木和田支線出合 11:40 5分休憩  
    記念碑     12:00 5分休憩
    作業道分岐   12:15 5分休憩  
    滝       12:45 15分食事
    養老山作業道分岐13:05
    稜線接触地点  13:15 5分休憩  
    Uターン    13:48
    作業道出合   14:10
    木和田支線出合 15:00
    市志駐車場   15:30

  長谷坂峠(若丹国境)から神子峠までの範囲(Aブロック)の内養老山から胡麻峠間は未踏である。今回時間的に余裕がないので、市志から養老山への林道作業道を詰め胡麻峠を往復して帰ってこようと計画した。
 市志から木和田支線出合いまでは慣れた道だが、暑さの林道歩きは何とも辛い。

木和田支線出合の案内板

 ここから先も植林の中のつまらない林道を行く。すると左手に「記念碑」と書かれた大きな石柱を見つける。一体何の記念碑かと裏面を見ると、大正七年五月とあり、なにやら漢文でびっしりと書き込んである。波多野武平治、新助の名前があり、郷党という言葉が何度か出てくる。なにやら思想的な蜂起を思い起こさせる。大正デモクラシーの波がこの山村にも及んだのだろうか。「百町歩の樹林云々」という文字もあり、このあたりを開発植林した記念碑かもしれない。それにしてもなぜこんな山奥に碑が建っているのだろう。聞けば養老山の南面は市野瀬の山と言うし波多野氏も市野瀬の人物のようである。


 さらに進むと左手に作業道が現れる、右手本道を進むと君尾山林道に出合い、大唐内に続いている。

作業道分岐と山の神
 作業道を進むとすぐに左手に小さな祠がある。市野瀬の山の神さまだそうだ。今でもお祀りされているそうで、市野瀬にとって重要な山林であることがうかがえる。やはり先ほどの記念碑も山林開拓に関係するものかもしれない。作業道は地図に載っているわけではないがグーグルの航空写真で確認することができる。予想通り631mのピークから南に下っていく尾根を登っていく。作業道が尾根の東側に回り込むと、左手に滝が現れる。6,7mだろうか、筒状にえぐれてなかなかいい滝だ。水源が確認できればいい水場になりそうだが、今のままでは飲んでみる気もしない。軽く昼食をとって、さらにすすむと左手に作業道が分岐する。その道が養老山の直下に続く道である。いつか歩いてみることとして先を急ぐ、先ほどから空が怪しくなっているのだ。すぐに主稜線の道と合流する。


 筒状小滝と主稜線合流地点
当座作業道と平行に走っているが、主稜線の道は闊葉樹の気持ちのよい道だ。必要ないが、目印のテープもそこら中に巻いてある。つづく  

    


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする