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リビア、政権側が東部を空爆 EUは武器禁輸など決定

2011年03月01日 06時37分50秒 | ニュース
反体制派の蜂起が続くリビアで政権側が首都トリポリ周辺都市の奪回へ動いている。政権側は首都西方約50キロのザウィヤを包囲し、28日には首都東方の第3の都市ミスラタも航空戦力で攻撃した。欧州連合は同日、対リビア制裁を正式決定。フランス政府は反体制派への大規模な人道支援の開始を表明するなど国際社会からの圧力が強まっている。

 反体制派が制圧しているリビア東部アジュダビヤでも28日、政権側の戦闘機が武器庫を爆撃したと複数のメディアが伝えた。ロイター通信などによれば首都周辺では政権側の約2000人の部隊が石油積み出し港につながる要衝のザウィヤを包囲。ミスラタでも政権側のヘリコプターがラジオ局を攻撃し、撃墜された。トリポリでは同日、約400人の抗議デモが発生、治安当局が警告射撃した。

 EUは28日の閣僚理事会でカダフィ大佐と一族ら計26人の資産凍結や渡航禁止、リビアへの武器禁輸などを決定した。国連人権理事会も同日、リビア情勢を協議した。一方、仏政府は同日、ベンガジに医薬品や医師らを乗せた航空機2機を派遣すると表明。反体制派に支援物資を送るのは欧米諸国で初とみられる。

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