9月30日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続落し、前日比20銭円安・ドル高の1ドル=77円00~10銭で取引を終えた。世界的な景気減速への警戒感から投資家のリスク回避姿勢が強まり、ドルが対ユーロで大幅に上昇。対円でもドル買いが優勢となった。
世界景気をけん引する中国で、製造業景況感関連指数が低調な内容となった。米株式市場でダウ工業株30種平均の下げ幅が240ドルを超えたこともあり、投資家がリスクを取りにくくなるとの見方が広がった。低金利のドルや円が相対的に金利の高いユーロに対して買われた。対ユーロでのドルの上昇幅が円を上回り、ドルが対円でも買い優勢となった。円は一時77円20銭まで下落した。
円の高値は76円76銭だった。
欧米で債務問題が深刻化したことなどから、円の対ドル相場は7~9月期に約4%上昇した。
円は対ユーロで大幅に反発し、前日比1円40銭円高・ユーロ安の1ユーロ=103円05~15銭で取引を終えた。
ユーロは対ドルで大幅に反落。前日終値の1ユーロ=1.36ドルちょうど近辺から1.33ドル台後半に下落した。世界景気の減速懸念と米株安を背景にユーロ売り・ドル買いが優勢だった。根強い欧州債務の先行き不透明感もユーロ売りを誘った。
欧州連合(EU)統計局が発表した9月のユーロ圏消費者物価上昇率(速報)が前年同月比3%と前月から大幅に拡大した。欧州債務危機で景気減速不安が広がる一方、物価上昇圧力も強いことから欧州経済の先行き不透明感を意識したユーロ売りが出たという。
10月6日の理事会で欧州中央銀行(ECB)が利下げに動くとの観測はひとまず後退したとの指摘もあったが、ユーロへの買いは乏しかった。
この日の安値は1.3384ドル、高値は1.3511ドルだった。
欧州債務不安を背景に投資家のリスク回避姿勢が強まったことから、ユーロは9月に対ドルで約7%下落し、対円では約6%下げた。
世界景気をけん引する中国で、製造業景況感関連指数が低調な内容となった。米株式市場でダウ工業株30種平均の下げ幅が240ドルを超えたこともあり、投資家がリスクを取りにくくなるとの見方が広がった。低金利のドルや円が相対的に金利の高いユーロに対して買われた。対ユーロでのドルの上昇幅が円を上回り、ドルが対円でも買い優勢となった。円は一時77円20銭まで下落した。
円の高値は76円76銭だった。
欧米で債務問題が深刻化したことなどから、円の対ドル相場は7~9月期に約4%上昇した。
円は対ユーロで大幅に反発し、前日比1円40銭円高・ユーロ安の1ユーロ=103円05~15銭で取引を終えた。
ユーロは対ドルで大幅に反落。前日終値の1ユーロ=1.36ドルちょうど近辺から1.33ドル台後半に下落した。世界景気の減速懸念と米株安を背景にユーロ売り・ドル買いが優勢だった。根強い欧州債務の先行き不透明感もユーロ売りを誘った。
欧州連合(EU)統計局が発表した9月のユーロ圏消費者物価上昇率(速報)が前年同月比3%と前月から大幅に拡大した。欧州債務危機で景気減速不安が広がる一方、物価上昇圧力も強いことから欧州経済の先行き不透明感を意識したユーロ売りが出たという。
10月6日の理事会で欧州中央銀行(ECB)が利下げに動くとの観測はひとまず後退したとの指摘もあったが、ユーロへの買いは乏しかった。
この日の安値は1.3384ドル、高値は1.3511ドルだった。
欧州債務不安を背景に投資家のリスク回避姿勢が強まったことから、ユーロは9月に対ドルで約7%下落し、対円では約6%下げた。
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