模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

老兵は去り行くのみ

2022年08月01日 | 釣り

日本海の夏の夜の風物詩、敦賀のイカメタルに行って参りました。
人気船なので日曜の半夜便しか空いておらず、月曜日はこのようにお片付けとか記録作業用に休暇にしました。
今朝3時半に帰宅して、5時半に起きて日の上がらぬ涼しいうちに道具の水洗いを済ませました。

昨日は、出発前にアミノ酸の顆粒を飲んで行ったお陰で、深夜の帰路も眠くならず元気に帰ってきました。
カフェインでの眠気覚ましは私にはあまり効果がなくて、アミノ酸で活力を上げて気力を維持する方が合っていると感じています。
それと疲れないためには、米などの炭水化物を摂らないことですかね。
この日は唐揚げとサラダ。唐揚げの衣やドレッシングの砂糖も炭水化物ですが、量が少ないので良しとします。
あくまで自分でそう思ってるだけなんですけど。

今回はうちの高校生と会社の同僚とそのご子息の中学生という、4人体制。
長男は本格的な遊漁船は、今回がデビュー戦です。
集合時間が17:30なので16時前に到着して、早い夕食を摂りながらのお楽しみタイム。

ビール500mlはアルコールが抜けるまで4時間なので、帰りの運転もOK。
敦賀湾の一番湾奥からの出船のうえ、当日はやや沖のポイントでやるようで、1時間以上走りました。
ベタ凪で波がこの程度なら、船に弱い長男でも大丈夫。
彼は小学生の頃、手漕ぎボートのキス釣りに連れて行ったら、岸を離れて30mも走らぬうちに酔ってモドしてましたから。
走ってる途中で虹が出てました。夕立でも降ったエリアがあったのでしょうか。
画像右下の建物は、敦賀の高速増殖炉もんじゅです。白木港。

潮が速いのでアンカーで止めずにパラアンカーでの流し釣りになりました。
やや深い80mほどの砂泥地。

今回初めてipadを魚探替わりに持ち込みました。
それで見ると、けっこうベイトは寄っているのですが、イカの反応が薄い。
20時頃からやっとポツポツ釣れ始めました。
22時を過ぎて、長男を除いて3人はみんな1~2杯ほど釣りましたが、かなり渋い夜です。

パパは船賃の元をとるのに必死で、長男の面倒を見る余裕がありません。
そこで見かねた船長が、長男にアドバイス。
下に恐ろしいのはビギナーズラックですな。
船長がロッドの動かし方と一言二言アドバイスしただけで、数秒後にすぐ1杯ゲット。
その後、誰一人釣れて無いのに、一人だけ8連続くらいイカを掛け続けました。
その時の長男は、まさに神懸ってましたね。こんなヤツ初めて見た。
それまでのぎこちない子供の動きから、ベテランのロッドアクションに劇的に変わりました。
掛けても巻き方が下手なので、触手の先のみ切れて上がってきたのが2回、途中で緩めたせいか外れたのが2回。
どうしてあんなに変身したのか理解できません。

結果はケンサキイカが3杯。スルメの仔が3杯でした。
さてどちらが、長男のトレイでしょうか。

早くもリベンジ戦の計画が立てられています。

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シビは大博打

2022年06月11日 | 釣り

水産庁が今年の6/1から、遊漁者の本マグロ釣りに関して規制をだしました。
https://www.jfa.maff.go.jp/j/yugyo/y_kuromaguro/kyouryokuirai.html
以前はヒラマサ狙いでキャスティングしてたら、10Kgくらいのマグロが掛かっちゃったからこっそり持って帰った、なんて話を聞きました。
最近は監視が厳しくなり、海保の係官が港で待機していて、帰港した遊漁船のクーラーを開けさせて確認するようになったということです。反面30Kgさえ超えていれば大っぴらに持ち帰れるようになりました。
なので完全に30Kgを超えていないサイズが掛かったら、船上に上げずリリースするということ。

行ってきました。日本海で大博打。
経験者から、同じ30Kgならキハダより本マグロの方が弱いから絶対獲れるとか、群れが通った時にルアーが浮いていればなんでもバイトするから簡単だとか、色々聞かされて興奮で寝られないまま船に乗り、1日中投げまくりましたがまったくのノーバイト。姿さえ見えませんでした。
同行者などはクーラーに入りきらない場合のために、尾を切るノコギリまで持ち込んだのに。
当日、群れに当たった船は、キープサイズを2本上げたそうです。
当たり外れがあるから釣りであり、博打なのですからしょうがないですなあ。グヤジィ。

完全敗戦濃厚な後半に、ルアーを色々付け替えて投げ練をしました。
その時、フックのバランスが悪くて浮きが悪いルアーがあったので、早速調整です。

多分#4/0のトレブルフックを付けていたので、軽くするためにカン付ムロアジの#26でシングルアシストを作って交換です。
8gから3gくらいに減量できました。
少しでも軽くしたかったので、アシストラインはチモトに巻かず、スレッドで巻きとめるだけにしました。
この止め方ですっぽ抜けた経験は、今までありません。
熱収縮チューブを付けて完成です。

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小家族向き釣果

2022年05月29日 | 釣り

先週土曜日は2017年頃からほぼ毎年参加している、相模湾同窓会釣行でした。
幹事が大学の同級生と言うだけ。
船内は幹事の中高大の同級生や会社の同僚ばかり。

中部地方では木曜日の晩に少し雨が降った程度でしたが、神奈川県西部は結構な嵐だったようです。
金曜日午後半休で出発し、着いてから浜を見に行くと、確かに真っ茶に濁って波が高い。

今回はカサゴとアジのリレー船というチャーターでした。
うねりが残っていると、カサゴの居るようなゴツゴツ岩場では、底をとるのが初心者では難しく、当日の朝までカサゴをやるかどうか決めかねていました。
幹事の家の近所からは遠く海が見えます。うらやましい。

凪いでるみたい。

7時頃出船。磯場は真鶴方面です。
やや濁っているようですがポイント到着後1投目で船内1尾目。これが7:16。
30cm弱のキジハタです。

日本海側ではよく釣れる魚ですが、こちらでは珍しいようです。
幸先よろし。気温もぐんぐん上り、早速祝杯。
暑い日の船上でやるのはサイコー。

我が家では最近クラフトビールが流行っているのですが、コンビニで見かけたのでエビスの代わりに購入。

次が7:19に本命のチビ。これはリリース。

船内でカサゴやアカハタがポツポツ上がり始めるが、サイズがイマイチで数もポツポツ。
カサゴもオフショアにしては小さい20cm位でもキープが普通だそうです。
こういう魚は日本海の方がまだまだ豊富ですね。
他には外道で結構大きなウツボが何尾か上がってました。
逆にこういうのは日本海では見ないですね。黒潮の暖かい太平洋ならではなんでしょう。

直リグに甲殻類系のワームを付けて何回か探ってみましたが、この濁りでは1回もバイトがありませんでした。
次に釣れたのが8:08にアカハタ。
胴付きでエサはサバの切り身。

アカハタは貪欲で在来魚を食い荒らすので、どんなに小さくてもリリースしないで持って帰れ、と言う船長の指示。
昔はいなかったアカハタが増えて、カサゴの数が減ったということ。
前半戦でキープしたのはキジハタ1尾、カサゴ2尾、アカハタ2尾。

後半戦はひどかったです。
酒匂川からの濁流で東側はババ濁りです。
船長が「今アジの反応が通ってるよ」とアナウンスしても誰にもヒットしない。
普通、反応が通る時には誰かにヒットして、群れを停めてみんなで連チャンというのが理想。
コマセを撒きまくって、結局3尾。これが最長寸で30cm弱。
海が荒れててエサを喰ってないのか、痩せてます。
たぶん日曜日には海が回復して、魚がアラ食いするんじゃないでしょうか。

途中30cm弱のサバが入れ食いの時間帯があり、それでやる気と時間をロスしました。
夏の小サバじゃ食べてもねえ。次回のカサゴのエサに要るという人に全部進呈しました。

大きいアジとキジハタは刺身にしました。


カサゴとアカハタは煮つけにします。
小アジは3枚にしておいたので、カミさまがパン粉焼にでもするでしょう。
持ち帰り8尾でも、前部処理して片付けるのに1時間以上かかりますね。
一応辛勝ということで、今年釣行は2連勝とします。



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22年初釣行

2022年04月26日 | 釣り

ここ2年位、コロナ禍で釣りには満足に行けてませんでしたが、ひさびさに何の気兼ねもせずに釣行できました。

土曜日の昼食後出発し、6時過ぎに能登の素泊まりのホテルにチェックイン。

ホテルのご主人も釣り好きで、目の前の磯でメバルやタコを釣ることなどを聞きながら夕食。
頼めば食事もできるそうですが、沢山は食べられないのでスーパーの総菜(サラダ、から揚げ、卵焼)で十分です。
ポイントはご飯がないこと。

22時には寝たのですが、隣室の客が1時過ぎまで大きな声でおしゃべりしてて、目が覚めてしまいました。
壁に一発パンチしたら静かになりましたが、それからは熟睡できなかったので、3時過ぎにホテルを出て準備を済ませ車で休んでいました。

前日の土曜日は船内8名でブリ2尾、ワラサ4尾という渋さで、金曜日は全員ボーズだったと船長から聞いて、ヤバさ感ぷんぷんです。
4時半集合、5時過ぎに出船。
10数キロさきのポイント付近に30分ほどで到着。

しかし到着してみると雰囲気は悪くない。
鳥山ができているほど。

大きな魚がライズしているのも見えました。
始めてすぐにワラサクラスを何名かが掛けました。幸先良いスタート。
自分の1尾目は小さなレンコダイ(キダイ)でした。
しかし、すぐにワラサクラスを追加。ジアイが朝の一瞬だけだとまずいので一応キープ。

6時半頃のクーラーはこんな感じ。
型が小さいのでポイントを移動したら、80cmくらいのギリギリ鰤クラスが連発。
この船は中乗りの息子さんが鉤をはずして締めてくれるのですが、彼は休む間もないほど。

ここからは鰤以上キープでワラサはリリース開始です。
まだ7時過ぎ。
常に誰かが掛けてファイトしている状態でした。

かなり締めたドラグを出してやたら走る奴が、浮いてきたら意外と小さいのでスレかと思ったら、4Kgのヒラマサでした。
もっと大きな鰤より引きます。
鰤は食べたくないけど、ヒラマサの味は好き。
まだ8時。

結局、10時頃から船内全員クーラーが満タンになりリリースばかりで飽きてきたので、11時で早上がりになりました。
船内ブリワラサ合計120尾以上、ヒラマサ2尾でした。
昨年は全体に良くなくて、今年もこんな良い日は初めてだそうです。

後半、ロッドをしゃくる右肩が痛くて上がらなくなり、リールを巻く左手は疲れてしまって、気を付けていないとハンドルを回していない始末。クタクタになりました。
同年代の女性が船内で唯一電動リールでジギングをされて、最後の最後まで釣り続け、我々よりも大量に釣っていました。
疲れないので、青物を誘う速度を出し続けられたんでしょう。
私は疲れてキビキビ巻けなくなっていたので、後半はあんまり釣れなかったもんなあ。
電動リール買っても良い歳だよなあ。

私は鰤3尾、ワラサ7尾(うち3尾リリース)、ヒラマサ、レンコダイ各1尾でした。
氷を入れると、一人では車に載せられないほど重たい。80Lですから。

レンコダイは30cm以下で肉薄なので刺身は無理。
ポアレかムニエルにします。

ヒラマサは80cmに少し足りませんでした。
2年前に買った横に長いまな板にふさわしい魚を、やっと載せられました。
胸ビレが黄色い線に接しているところが鰤と見分けるポイント。
活きている時は、全体の印象もなんとなく違うし、腹びれが伸びて長い感じに見えます。

こっちがワラサ。
大きめの2尾はご近所にもらって頂き(押し付けた)うちでは小さめの2尾。

ヒラマサより頭の比率が大きくて、胸ビレと黄色い線の間が空いている。

口のヒンジの角がヒラマサはRで鰤は直角なのも見分けるポイント。
鰤2尾はヨメさんの会社の同僚に押し付け、自家用の残り1尾は今スーパーでブリしゃぶ&刺身用に造ってもらっています。
とても全部捌く気力なんかないです。
ヨメが全部持って帰ってこいというのでキープしましたが、青物は2尾くらいあれば十分です。
鰤類は竜田揚げとかユッケとか匂いが気にならない料理にします。ヒラマサは熟成させてから刺し身です。

今回、前々から感じていたアシストフックの重要さに、あらためて気づきました。
10尾釣ったフックの熱収縮チューブが取れたので、ラインの長さが少し違う別のに替えたんですが、いきなりバランスが変わったのか釣れなくなりました。触った感じがあってもフッキングしない。
また隣の相棒が、ジグをサイズ違いに交換したのに同じフックを付けたままにしたら、一発目がスレ掛かりでした。
よく釣れる日はいろいろ試せるので、思っていた仮説が次々に立証できてその点でも面白かったです。

行く前は久々で緊張しましたが、なんとか釣れてよかった。
いつか行きたいなと考えているだけより、実際行った方が何倍も良いと再認識しました。

釣りに行くとなぜか模型を作りたくなるんですよね。

スーパーの鮮魚係さん、やっぱり素人よりはきれいに造ります。

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キャスティングの仕掛け

2022年01月10日 | 釣り

成人式には出ないらしいが、同窓会があるというので大学生の娘が帰省しました。
外で飲んだ時のドライバーにするために免許を取らせてやったので、こういう機会に使わない手はないと、焼き鳥屋やイタリアンで晩ご飯にしました。
正月からの暴飲暴食がたたり、胃壁がボロボロのようで、夜中に苦しくて目が覚めるようになりました。少し気を付けましょう。

3連休は穏やかに晴れ、日向ぼっこの気持ち良い休日になりました。
ボーっとして何にもやる気が起きないので、小田原出張の際に仕入れてきたキャスティング用の新しいラインシステムを組んでみました。
海の大物ルアー釣りでは通常メインラインはPEの編み糸で、リーダーにナイロンかフロロカーボンのモノフィララインを結びます。
スピニングルールで投げる際は、PEが傷まないようにリーダーかノット部分に指を掛けてキャストする人が多いようです。
リーダーに指を掛けると、PEとのノットの部分はまだスプールに巻かれていて、放出する際にライントラブルになる不安がありました。
その不安を解決するために、太いナイロン25号から細いPE6号に急激に変化させるのではなく、その間に中くらいの太さの部分をセットするシステムがあるそうです。
要は、ノットの部分から数10cmくらいPEラインにもう1層PEの管を被せて太くするというものです。

このスクラム16というアシストフック製作用の、中空のPEを被せて2重にするわけです。

まずラインにラインを通すための針になるものを家中で探しましたが、無かったので作ってみることにしました。
0.9mmの真鍮線の端材があったので、少し短いのですがけち臭く廃物利用しました。

0.5mmで孔を明けます。ラインを傷つけないように念入りにバリ取りします。
反対側の先端を尖らせますが、あまり鋭いとスクラムを突き破ってしまうので弾丸位のイメージにしました。
やっぱり短いけど、試作品だからいいや。

孔にメインラインのPEを通します。

これで70cm位に切り出したスクラムに通します。
スクラムのテンションを緩めると少しほぐれてこの針が挿せるようになります。

あとで固定するためにスクラムの途中から挿します。
8号の方はスクラムもメインラインも青で見難かったので、白とピンクの組み合わせになった6号の画像がこちら。

出口の方も固定用に端部まで行かずに数cm手前で抜きます。
そしてここにナイロンリーダーをFGノットで結んでノット部分にスクラムも固定します。
キャスティングの際はスクラム部分に指を掛けます。
そうすると、スクラムが1回転くらいスプールに巻かれていて、リーダーとのノット部分は一番手前の大きなガイドあたりにある状態になります。

まだ実戦で使用していませんが、飛距離も伸びるし、1日中投げてもラインにダメージが無いので、船上でのノット組み換えも不要という話です。
今年はキャスティングも頑張ります。

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