マッキ完です。
金曜日は、ケツの穴からファイバースコープ突っ込まれて大腸の内視鏡検査でした。
憩室という凹みはあるものの、とてもきれいでポリープもなく、マッキ癌の兆候は見られませんでした。とりあえずひと安心。
それはともかく、腸内を観察するためにエアを送り込んで腸を膨らますのですが、それがものすごく痛く苦しかった。恥ずかしいほど大声で唸りっぱなし。
もうやりたくないです。
歳とるといろいろおかしくなってくるもんだな。夏風邪はいまだに抜けなくて、ダルいしね。
さて、MC205ベルトロ君。
デザインは正真正銘のイタリアンスポーツカーですな。
フェラーリの250GTとよく似てる。
ロングノーズで座席がうしろの方にあるところがね。
コクピット周辺のデザインは、無理やりファストバックを付けたってイメージ。
すぐにでもバブルキャノピーにできそう。
同じダイムラーのDB系のエンジンを積む飛燕と並べてみた。
デカールのシルバリングひどい。
飛燕の積んでるハ40とマッキC202のエンジンは同じDB601のライセンス生産品です。
C205ベルトロ君はDB605にパワーアップしてますが、DB601のシリンダー内径を拡大し、排気量が増しただけで外形寸法は同じです。同じなのにコクピットの位置がこんなに違うんですね。
イタリアではドイツの水冷エンジンを、アルファロメオとかフィアットとかがライセンス生産してます。ドイツ機のエンジンメーカーはBMWやベンツ、英国はロールスロイス、アメリカもパッカードなど自動車メーカーが生産してます。
自動車産業が既に当時成立していたこれらの国々では、基本的な技術の蓄積が既に民間にあって、他国設計のエンジンでも難なく製造して、戦場でも運用できたんですが、当時の日本では故障ばかりでまともに使えなかったんですって。
零戦を三菱の工場から飛行場まで運んだのは牛車だというし。
横から見ると飛燕はちょっとダサく、カッチョ悪いけど、翼はアスペクト比が大きく、ピーンとして、清潔感があるというか、実に美しい。
ハセガワの飛燕のキットは上反角がないのが最大の欠点と言われてたので、修正したが、今回マッキは上反角をいじらなかった。
あんまり資料とか調べなかったから。そのせいなのか、翼はボヤーッとして緊張感がなく、なんかだらしなく見えます。製作再開した時には既に十字だったからしょうがないけどね。
尾灯は透明ランナーをモーターツールで回して作ったパーツと交換。シートベルトはドイツ機のエッチングパーツを付けたが案の定見えない。
マッキも飛燕もムスタングも冷却器の位置はほぼ同じだけど、処理の仕方はムスタングがピカイチの感じ。機体表面にまとわり付く遅い空気を吸い込まないで、空気抵抗を少なくしつつ効率的に冷却する、というところが。
今年は7月になってもそれほど暑くないから、体内の工作モードが解除されず、完成品が次々にロールアウトしてうれしい。
もうほんの少しでも暑くなると、アウトドアモードに切り替わちゃうんだろうなあ。