溜まっている録画番組を観たり、プラモデルを作ったりして怠惰に過ごした有給休暇でございました。
寒くなりましたが、それでもダウンパーカをまだ出していないので、それほど本格的でもないのでしょう。
女王様の駆潜艇は小物のチマチマが続いています。
この船の重要な武器である爆雷です。
艦尾のレールで転がして落とすタイプのものと、投射機で左右に投げるものと、ヘッジホッグを積んでいます。
投射機用の爆雷はハンマーヘッド形状をしており、甲板に下画像のように置かれます。
組説の画像には手前2台の投射機にセットされたものと、甲板上の設置台に置かれたもの2個が見えます。
キットのまま作ると、ガリ版印刷のインクのローラーを置くように、逆T字にポンと置くだけです。
しかし荒れる北洋でこんな置き方じゃ、固定できず危ないからおかしい、と思って調べました。
当時の画像を観ると、キャビンの壁から固定具が伸びて、固定するようになっていました。
1/72の大きいキットには、その固定具のetchingの金属パーツもあるようです。
知ってしまったので、しょうがないですな。インサイダー取引で捕まったどこかの投資家のセリフみたいですが。
さて、なにで表現するか。
塗装したマスキングテープや金属線、t0.14のプラペーパーとかも検討しましたが、結局伸ばしランナー。
エバグリの1mm角棒で枕を作って、伸ばしランナー実測0.2mmで巻き巻きしました。
しかし、この新しいコンデジは接写が優秀だなあ。
ちょっと脱線。
この爆雷を持っているピンセット。
元々は、もう1cmちょっと長いツル首型でした。
ツル首型は、自分の使い方には合わなかったので、ぶった切って太短いストレート状にしました。
これが使いやすいのです。
太いので、狭い場所には入っていけないのですが、開けた場所でこういう細かい部品を掴むのに最適。
部品をピンセットで飛ばしてしまうのは、バネが強すぎて、それを閉じるために強く摘まむので、腕がしなって部品を弾くためと考えます。
バネを弱くするのは、板厚を削がなくてはならないので難しいため、腕がしならないように剛性を上げるのが簡単です。
ツル首を切ったので剛性が上がり、見た目は不細工ですが、自分の指先のように使えるお気に入りになりました。
爆雷を搭載して、壁に固定。
実物や海外の1/72ビルダーの作例を調べるのに2時間。
伸ばしランナーを作って、両舷で16個を巻き巻き。
船体に接着するまでで2時間ほどでした。
アップだとアラが見え見えですね。
キャビンの塗り分けと接着線消しがいまいち。甲板から浮いてるし。
当初はパーツ毎に塗ってから組んでました。
そしたら、合いが悪いためにこんな感じになってしまうため、直近の作業では、接着して仕上げてから塗り分けるように変更しました。
細密にするところと、省略する箇所のバランスを考えないとダメなのかも。
隅々に手が届かなくなりそうなので、この辺りで一旦つや消しクリアを吹いて、ウエザリングをしておこうと思います。
そろそろ朝飯食って、出勤の準備だ。
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