模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

最後の完成品

2016年12月26日 | プラモデル

今年最後の完成品、94水偵。

張り線の真っ最中、逆さ吊りの刑。


初めてモデルカステンのストレッチリギングを使用。
結ぶ時に伸びて結びにくいのを除けば、
最高の張り線材料です。

接着した後に、不注意で触ってしまっても、取れないし切れない。
何度もこの収縮性に助けられました。

木製4翅ペラは2翅の2重なんだけど、その表現は止めた。
ペラには黄銅色のデカールを貼る。
想像するに、木製のペラを補強する金具なんだろう。
当初ペラはもう少し薄い色で塗っていたが、金具のデカールを
貼るとコントラストが無さ過ぎて面白くないので、
こげ茶色を濃く塗りなおした。

図面に合わせてみたら胴体が短かったので、
約3mm延長したけど、それほど伸びた感じしないね。 


方向舵の上の方にある穴(Iの右上)
は多分尾灯の孔。
孔は明けたけど、何にも表現していない。

側面の窓は無いのが多いみたい。
キットのクリアパーツをそのまま付けたけど、
窓枠とか塗り分けるべきなのか。

昨夜、最終工程で残っている、要仕上げ箇所をチェックして、

リストアップしておいたので、朝5時に起きて朝食まで、
すぐに取り掛かれて、効率的に進められました。

(1)翼灯
試験的に作った¥100均UVレジンによるライトは、
すべて作業中に取れて紛失したので、やり直すことになった。

メタルックの糊では、弱くて無理なんだよね。

翼端灯は他より大きく出っ張っているので、
クリアランナーから削り出しで製作。
編隊灯は、反射材として翼に直接、銀ペンでドットを描き、
その上にアクアリンカーを盛り、モールドとした。
UVレジンより粘性があるので、垂れない。
両方とも塗装は赤のコピックペン。

(2)右舷胴体発電機
発電機本体はキットのパーツをそのまま使用。

軽め孔2個のステイを自作。本物は4個孔。
実機の写真を見ても、これが付いている個体と
無い個体が見られる。
この機種全般に言えるのは、個体差が大きいということ。
時代が画一的な大量生産体制ではなかった、ということだろうか。

アンテナ線の分岐部。
現在使っている瞬着は、タミヤの硬化促進剤を付けると、
ほぼ確実に白化するので、それを逆手に取り、
わざと白化させて碍子の表現。
無塗装でOK。 

(3)上翼発電機、ベンチュリー管
発電機のペラは4翅にしたかった。 

ぺラを何で作るか。
早朝なので、いろんなアイデアが浮かんだ。
金属板をこの大きさに切ると反るし、接着に難点アリ。
プラペーパーはコシがない。
結局、何かのサンプルでもらった、t0.1以下のPETフィルム。
0.4X2.0ほどの短冊を十字に貼り付け。
ドリルレースしたコーン形状のスピナーを中央に貼って完成。
 
ベンチュリー管は1個の機体から3個付けてるのまで、
個体差が激しい。
これもドリルレースで両側ラッパ形状に削製。

上翼中央にU字のワイヤーが見えるが、これがこの機体の標準。
吊り上げ用のワイヤーを付けたまま行動するの。 

(4)右翼ピトー管
 
こんなのは何でもない。

右の翼端灯は青。

このキット、大昔から存在を知ってて、模型屋でよく見かけたキットだけど、
州平本を読むまでは、自分が買うなんて思ってもみなかった。
でも、作ってみたら面白くて、長い時間楽しめた。

はげチョロを入れるの忘れた。
 

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