自作塗装ブースのフィルターが目詰まりして流路が細くなり、ピーーーとか鳴きだしたので交換しました。
ついでに記念撮影。
うちの書斎兼、工作室兼、オーディオルーム兼、録音スタジオ兼、積みキット置き場は北東角に面しています。
模型に有害な紫外線が入らないように北側で、窓も小さなものを北面に2個、東側は窓無しの暗い部屋に設計してもらいました。
嫁は2階の納戸と呼んでいます。
最初は窓に付けた25cmの普通の換気扇(ホームセンターのバーゲン品)で排気していました。
でも、排気能力が十分でなく、部屋の外にシンナー臭が漏れていました。
そうすると、高気密住宅なので家中がシンナー臭になります。
そこで色々調べてみると、静圧という能力が普通のファンでは足りないようです。
静圧が低いと、回っていても押し出す力が足らず、その場で空回りしてる、ということのようです。
高気密の我が家で排気するためには、外気から同じだけの空気を取り入れなければ負圧になるわけです。
窓を開けていない場合、極端に言えば強力な真空ポンプが必要なのです。
圧を下げてでも排気する、そういう能力を静圧と言うようです。
静圧というのは、圧が掛かって動かない空気をどれだけ動かす力があるか、ということではないかと文系頭で理解しました。
そこで色々調べて、初段のファンを25cmの普通のファンよりも静圧が強い、14cmのシロッコファンに交換しました。
10cm程度(模型メーカーのブースに付いてるのは更に小さいです)でも十分なところ、価格差が小さかったのでオーバースペックの14cmにしました。
14cmの威力は凄まじいです。うちのコンプの能力は頑張っても2Kg圧程度ですが、0.3のブラシで最高圧でフルにトリガーを引いてもブースに向かって吹くならば全部吸います。
プラダンで作った箱で集めて、100mmのパイプで窓に導きます。
この大きさで完全に塞げるほどの小さな窓なんですよ。
なんとなく流体というのは、スムーズに流すのが効率的且つ理想的だと文系頭で考えたので、いきなり100mm径から窓の大きさに開放するのではなくて、漏斗で放射状に拡げる方が滑らかに流れて無理な力が掛からない気がして、こんなホーンをべニアで作って断面積を拡大しました。
効果は確認のしようが無いですけど。
その後段に余った25cmファンを付けました。
既製品のツインファンは2個ともブースに付いていますが、うちのツインファンはブースの初段に静圧の強いシロッコファンを付けて、無理やり排気をパイプに押し込み、出口のファンで吸い出すプッシュプルというツインファンにしました。
静圧の低い普通の換気扇でも、パイプから送られてくる排気を加速して外に押し出すのには十分です。
風の強い日でも逆流せずに快適ですよ。
パパ以外立ち入り禁止の部屋だからできることかもしれません。
というか、我が家は、パパの趣味部屋に家族の生活スペースを付属させる、というコンセプト設計したので当然なんですけど。
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