模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

日の丸地層の断層崖露頭に於ける、白色層の背斜に関する考察

2019年03月23日 | 東海一一型

波高さ3mの予報に怖気づき、出船を取りやめた弱腰の船長のおかげで、想定外の一人留守番になってしまった。
なーんて毒づいても、3mなんかで無理やり出ると、途中で引き返すことになったり、何とかポイントにたどり着いても、船が揺れて身体を支えるのに精いっぱいで、釣りにならないので、本当は適切な中止判断を下した船長に感謝してるんですよ
当日判断するから、一応、朝は港まで来ておいてくれ、とかいう船もあるそうですが、そんなの無理ですから。

予約を入れた日がしばしばこんな日になるのは、ひとえに私めが不運な星の下に産まれたせいなのです。
腹いせに、釣具屋にルアーを仕入れに行くことにしたんですが、その道中、あることをずっと考えていました。

それは昨日の日の丸。

日の丸のエッジの青丸の部分に白い塗料の断面が見えます。これが納得いきません。
この位大映しにすると、うっすらと黄橙色も見える気がします。

日の丸を塗装でやる場合、いつもならグレーサフの上に白を吹いて、日の丸の大体の位置をカバーするように広く赤か黄橙色を吹きます。
その赤のエリアの、正しい位置に丸いマスキングテープ貼り、その上から濃緑色を吹きます。
赤は透明色なので、濃緑色の上からだと、期待する発色を得るのに、かなり厚く吹く必要があるので先に塗るようにしてるのです。

今回、先に濃緑色を塗ってしまったので、仕方なく丸い穴のマスキングをして、いわば窪地に日の丸を塗りました。

濃緑色の上に白サフを吹いて緑を殺し、黄橙色を日の丸の窪地にも吹いておいてから、最後の赤を吹いています。
なのに、最下層の白がそれほど厚く吹いてないのに、いちばん目立ちます。なぜか。

ここからが本日の考察。
塗膜断面の想像図です。


灰色が機体表面のグレーサフ、黄色がマスキングテープで、水色が白サフ。
その上に、黄橙色と赤です。
マスキングテープの穴の中に吹いたので、1層目の白サフはテープの断面に沿って、図のように上の方までせり上がっているのではないでしょうか。
だからテープを取ると、断面の面積が一番広い、白い層がはっきり見える。
表面張力か何かの力なのか。
大気に中央部を押されて、周辺部に液体が押し退けられてるようにも見えますね。

つまり、赤、黄橙色、白の3層が水平に地層を構成している、整合した地層ではなく、いわば背斜地形だったのです。ウソ。

対策ですが、発色してなくても良いから、第一層目は赤を吹けってことですね。
赤を吹いて断面を先に赤くしてしまう。
そのあと、ピンクなどの層が見えても目立ちにくい、隠ぺい力の強い色を吹くってことでしょうか。

ツヤありクリアを吹いてデカール保護をして、動翼部分の溝だけ濃いグレーで墨入れします。
ツヤ消しを吹いてからエナメルで墨入れすると拭き取れないので。
ツヤ消しを吹いてから、ウエザリングカラーで部分ウオッシングします。


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2 コメント

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Unknown (hisota)
2019-03-24 09:06:44
クラキンさん、いつもありがとうございます。
早仕舞よりはましですが、まったくがっかりです。単独行で早仕舞だと大損ですからね。次回期待です。
日の丸は赤でタッチペンかなあ、と漠然と考えていましたが、そうか緑ですか。コンマ数ミリ小さい丸でマスキングして濃緑色というのも手ですね。見なかったことにする、というのも健康的ですが。(笑)
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Unknown (クラキン)
2019-03-24 07:02:20
だいたい2mを超えると釣りになりませんから、3mは絶対に無理でしょうね。やめて正解です。
私も3mくらいで無理やり出た経験がありますが、1時間ほどで引き上げましたね。(笑)
前回の日記で塗装が綺麗に仕上がったのを観て素晴らしいと思いましたが、日の丸でこういう問題がありましたか・・・アップで見ると確かにちょっと気になりますね。
私も日の丸の塗装は随分やりましたが、こういう現象は無くて、何か手順が違うのかと考えてみましたが、自分がやった手順を正確に思い出せません。(笑)
濃緑色でタッチアップすれば殆ど気にならなくなると思います。
次回は完成ですね。
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