心の風景 認知的体験

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ファイル発見!!

2007-02-10 | 心の体験的日記
土曜日、朝一で大学へ
間違いなくあの折り畳みファイルの中と

思っていたファイルをみるとない!!

びっくり仰天。
少し冷静になって、
その前日の講演ファイルをみたら、その中にあった!!



認知的体験 再掲

2007-02-10 | 心の体験的日記
● 認知的体験05/7/6海保
「追加したり削除したり」
事典の原稿が、1項目は20行不足、1項目は10行オーバー。削る方は楽だが、追加のほうは、大変。多めに書いたつもりだったのだがなー。
● 認知的体験05/7/6海保
「今日の中ドジ;車の後ろの荷物入れが一晩開いたまま」
おまけに夜雨が降ったので、中に入れて置いた車検証などがびしょびしょ。これを機会に整理整頓をした。結構むだなものがたくさん入っていた。これがエラーを積極的に活かすことの例。(ところで、車の後ろの荷物入れは、なんていうんだっけ?)
原因分析  スーパーで買い物をして後ろに入れた。家の駐車場にいれて、開けて、荷物を2回に分けて運んだ。もう一度戻って締めるべきだったのを忘れてしまったらしい。
●今日の喉まで出かかった現象05/7/7
・車の後ろの荷物入れーー>トランク
・迷惑メールーー>SとMが入った英単語のはず。にかたくんがメールでおしえてくれたが、今また忘れてしまった
●認知的体験05/7/7海保
「ひさしぶりのワイン」
冷蔵庫の中に死蔵されていたワインが飲みたくなった。飲んだら止められなくなった。いつもは半分で充分だが、今日は7割飲んでしまった。うまかった。かなり酩酊したままねてしまった。2時半に目がさめた。すっきりしためざめ。このワインは2日酔いがないのがすばらしい。
●認知的体験05/7/7海保
「今日の中ドジ;推薦状の名前を間違えた」
館だとばっかり思っていた。ところが、舘だった。締切寸前で気が付いて事なきをえた。それにしても手書きの推薦状はつらい。

意識  中高生のための認知心理学

2007-02-10 | 認知心理学
写真は代々木公園

「イ」

意識(consciousness)

精神分析学では、人間の心を意識・前意識・無意識の3つに分ける。自分で現在認識している内容を意識という。 つまり、私達が直接的に心の現象として経験していること、これは私の経験だと感じることのできることを総体的に意識という。 意識は短期記憶・作動記憶と関係があると思われる。 自分で現在認識していないが、努力すれば思い出すことができる内容を前意識という。前意識は長期記憶と関係があると思われる。 自分で現在認識しておらず、努力しても思い出せない内容を無意識という。 精神分析学では通常の方法では思い出せない無意識下にあるものを、自由連想法などを用いて意識に持ってゆくことで無意識を理解しようとした。行動主義が「意識なき心理学」と呼ばれるのに対して,認知心理学はその反動として,人間の意識や心を研究の対象とすべきであると主張する。行動主義においては意識は主観的なもので、外から観察できないので、心理学の研究対象から除外されている。(YW)

****

意識の辞書的な意味は自分が何をしているか、どういう状況におかれているか、自分ではっきりとわかる状況、とのことです。たとえば、昼飯にカレーを食べている時に、「自分はカレーを食べている」とわかることが意識があるということです。その昔、心理学者のフロイトは意識を意識・前意識・無意識の三つに分けました。意識は簡単に思い出せることで、前意識はなかなか思い出せないが時間が経つと思い出せることで,無意識は自分では思い出せないこと、としました。そしてフロイトは無意識こそが記憶のほとんど占める「氷山の一角」として研究を進めていった。(OK)

子どもと教師のための安全教育への提言

2007-02-10 | 安全、安心、
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25文字x70行=1750文字
06/12・20海保
子どもと教師のための安全教育への提言

      東京成徳大学教授 海保博之

はじめに;安全教育の課題と領域
学校における安全教育の課題と領域は多岐にわたっている。さらに、カリキュラムの上で安全教育はその位置づけもしっかりとはなされていない。そうした中で、安全教育の実を挙げるのは簡単なことではない。
本稿では、個々の教師がホームルーム、あるいは総合学習の一部として実践することを想定しての安全教育のための提言をしてみたい。
安全教育には、領域としては、「事故防止」「防犯」「防災」の3領域、それぞれについて、課題は、「未然防止」「適切対処」「アフターケア」をどうするかの3つがあるが、本稿では、「事故防止」の領域での「未然防止」に限定して提言してみたい。

提言1 潜在リスクを発見する
 「事故は起こるべくして起こった」というケースがある。状況の中にリスクが潜在していて、たまたま運悪くある人がそのリスクを顕在化してしまったというものである。
潜在リスクは文字通り潜在していて事が起こらないと顕在化しないことが多いが、事のおこる一歩手前でそれに気がつくことがある。いわゆるヒヤリハット体験である。このヒヤリハット体験を子どもに報告させて情報を子どもの間で共有し、「危険マップ」としてまとめたり、可能ならそのリスクを除去し、最低限、リスクの存在箇所にその旨を表示することになる。

提言2 エラーをより重大な事にならないようにする
「1(重大事故):29(軽い事故):300(ヒヤリハット)」の法則(ハインリッヒの法則)の意味を知り、より重大な事故へのつながりを遮断する物理的、心理的障壁を築く必要がある。
物理的な障壁(安全工学的な障壁)としては、「近づけないようにする(ロックアウト)」「面倒な手順がいるようにする(フールプルーフ)」「順番通りにしないと動かないようにする(インターロック)」「より被害が大きくならないようにする(緩和化)」「自然に安全行為ができるようにする(アフォーダンス)」といった工夫をソフト的にも物理的にも環境の中に作り込んでおくことになる。

提言3 メタ認知力をつける
物理的障壁に加えてもう一つの心理的障壁も安全には大事である。
これには、自分を知り、自分をコントロールする力ムムメタ認知力ムムをつけることである。
メタ認知力をつけるには、一つには、事故はどんなときにどのようにしておこるのかについての知識を豊富にすることである。重大事故が発生したりしたときをとらえて、こうした知識を子どもに伝えるとよい。
もう一つは、内省/反省力をつけることである。ヒヤリハット体験をしたような機会をとらえて、状況を分析させ、そのときの自分はどういう心理状態にあったのか、一歩手前で事故にならなかったのはどうしてか、を内省/反省させる習慣を付けさせるのである。エラー、事故についての知識が豊富になるほど、内省/反省の質も良質なものになる。
 
提言4 危険予知力をつける
 危険予知力とは、まずは、状況の中に潜在する危険を察知し、それへの対処をあらかじめ的確に予測できる力である。さらに、必要に応じて想定される危険を回避したり、危険に遭遇した時の対処を考えることができる力もある。
 これには、プラントなど現場で安全研修としてよく実践されている危険予知訓練(KYT)が役立つ。イラストで危険が含まれている場面を見せて、グループでその危険を指摘しあい、さらに、そんなときにどうするかを話し合うのである。
 その効果は、イラストにある場面に遭遇したときに役立つだけでなく、「リスク感覚を鋭敏にできる」「関連する知識を活性化できる」「知識の高度化ができる」「リスク対処力をつけることができる」といったことにまで波及が期待できる。
 そうはいっても、危険予知訓練は、しょせん、仮想的な訓練である。王道は、スポーツなどを通して実体験で、リスク感覚を磨き、リスクに対処できるようにする機会が学科外も含めて、日本の子どもにはもっとほしい。

まとめ<<==ページ調整用。とってもよい
安全の大事さは、安全な時には忘れられ、安全が脅かされると思い出される。常時、安全がアピールできるのは、学校教育の現場である。事前安全対策の教育によって、より安心できて安全な学校にしていきたいものである。

編集者の方へ
一部、ゴシックになっていますが、すべて並体でお願いします。海保

今日の大ドジ ファイルが見つからない

2007-02-10 | ヒューマンエラー
急ぎの校正
家では途中までしかできなかったので、
大学でやろうと、透明ファイルに入れてかばん
に入れた(つもり)。
研究室でさて、とファイルを取り出そうとしたらない。
またドジをやったか、と別の仕事をして一日を過ごした。
家に帰って、さて、校正のファイルはどこと探したが見つからない。
ややしばらく探した。
家内犯人説も出て一時、険悪にもなったが、断固、知らないという。
そうこうしているうちに、気がついた。

昨晩、鞄に入れた。その時、講演に使った別の折り畳みファイルの
中にいれてしまったらしい。そのファイルは、もう用なしなので、
研究室の棚にしまい込んだ。
ほぼ間違いなく、そこに紛れ込んだしまったはず。
今日、大学までドライブしてとってくることになる。

いやだいやだ!!