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暗黙知

2007-05-03 | 認知心理学
海保・松尾著「キャリアアップのための発想支援
培風館

暗黙知 見えない知識を豊潤に



●見える知識と見えない知識
 よほど難しい問題に直面したり、意識的に情報を探している時は別にして、我々は頭の中の知識を使っているという意識はほとんどない。そんなことをいちいち意識していたら、知的活動はぎくしゃくしたものになってしまう。
 頭の中には膨大な知識が詰め込まれているが、そのほとんどは無意識の中にある。その中には、単に活性度が落ちてしまっているために一時的に意識化しにくいものもあるが、構造的に意識化するのが難しいものがある。それが暗黙知である。

●暗黙知の特徴
 暗黙知の特徴は、意識することはできないが、明らかにその知識が行為をガイドしているところにある。

テニス

2007-05-03 | 認知心理学


2.4 それでもうまくなりたい
それでもうまくなりたいとの気持ちは結構強くある。しかし、気持ちだけではうまくはなれない。さて、どうするか。
畳水練である。
畳水練とは、理屈だけ知ってもうまくなれないことを言うのだが、必ずしもそうとばかりは言えない。
理屈を知ることは、力になる。「筋力が弱くなってきたら少し重いくらいのラケットのほうがよい」という理屈を知り、ラケットを買い換えれば、それなりに強くなれる。知は力なりである。




 もう一つは、モデル学習である。
才色兼備のシャラポワの活躍もあり、テニスのTV中継もここのところかなり充実している。畳水練と違って、最終的な到達目標だけしか目の当たりに見ることができないのだが、それがうまくなるのに役立つと思っている。
言うまでもないが、一流選手のやって見せてくれることは、我々が真似をすることができるようなレベルよりはるかかなたにあるものである。それでも、そうしたハイレベルの技は、自分の技を反省する素材を提供してくれる。
攻撃的なボレーのアプローチの仕方、ストロークの配球などなど、「そうか、あのようにすればよいのか」と自得することが多い。それは、コート上でただちに実行できることではないが、いずれどこかでその何分の一かのレベルでと思っている。
さらに、一流の技を見られることで得られるものがある。それは、洗練された「テニス文化」である。本当は、試合場に足を運んで体得するのが王道であるが、TV中継でもそれなりに雰囲気くらいは感じとることはできる。
テニスに限らないが、それぞれのスポーツには、いわく言い難い暗黙の世界がある。挨拶の仕方や勝ったときの仕草、さらには競技中のマナーなどなど、長年かけて培われてきた、その競技の文化としか言いようのないものがある。そんなものの片鱗をTV中継は垣間見せてくれる。これは、「気品のある」テニスをするのに役立っている。

向かい合わせで2軒の理髪店

2007-05-03 | Weblog
一方は、4千円。客は、自分がやってもらっている間、誰も来ない。
しかし、腕は確かなので、最近は、ここに決めている。顔パックがよい。
一方、歩道の反対側には、2100円の店がある。
ちょっと覗いてみると、待っている人が5人もいる。
安さには勝てない。
でも腕の良さはいずれ固定客が増えるはず。
がんばってほしい。