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2007-05-14 | Weblog
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これはちょっときつそうだなー
何か新機軸を考えださないと無理。

情報処理の裏道と表道

2007-05-14 | 教育

● 第一印象における直感的判断
 人間の情報処理は重層的である。基盤にあるのは、無意識で自動的で迅速な処理である。それに重なるようにして意識的で制御的で時間をかけた処理が乗っている。前者を裏の道、後者を表の道と呼ぶ人もいる。
 第一印象での人物情報の処理のほとんどは、裏の道で行われる。そこでの処理結果は、一つは、もっぱらその人物に対する好悪として、さらに、その自分人物についてのおおまかな印象として、表の道での処理を制約する。
 たとえば、好ましそうな人だから、もう少し人物を知りたいとか、あまり人が良さそうではないので、深入りは止めておこうとなる。
 初対面では、名刺が交換される。そこにある情報は、もっぱら表の道で処理される。好ましい人という第一印象と、名刺からの情報が整合性があれば、関係を深める方向に進む。不整合なら「さて、どうしよう」となる。


ビジュアル表現

2007-05-14 | わかりやすい表現

●ビジュアル化とは
文書のビジュアル(視覚)化には、大きく、文字情報にかかわるものと、イメージ情報にかかわるものとの2つがある。しかし、一般に、ビジュアル化というと、絵や図表などのイメージ情報のほうを思い浮かべる。しかし、文字情報にかかわるビジュアル表現、つまり、文字の形(フォント)やサイズ、表記の仕方、さらに、レイアウトも、文書のビジュアル表現の要素として重要であることは言うまでもない。

●文字情報をビジュアル化する
「うらにわにはにわにわにはにはにわとりがいる」
こんな文章を読まされてはかなわない。せめて読点くらいはいれてほしい。
「うらにわにはにわ、にわにはには、にわとりがいる」
 これでもまだ読みにくい。漢字仮名交じり文にしてみると、やっと落ち着く。
「裏庭には2羽、庭には2羽、鶏がいる」
文字情報のビジュアル化とは、このように、見て意味が読みとれるようにすることである。
前回、紹介したメリハリ表現もレイアウトにおけるビジュアル化の工夫の一つである。
 
●図表を有効に使う

思考停止用語 トラウマ

2007-05-14 | 安全、安心、
最近、心理学が世の中に普及してきました。あなたの言うトラウマ(精神的外傷)のような心理学用語も、そのまま一般に通用するようになってきました。それはそれで結構なのですが、一つ、気をつけなくてはいけないのは、トラウマという用語で、あなたの心の問題すべてに片を付けてしまうことです。それ以外のことを考えなくなってしまうことです。思考停止ですね。

2冊のうちの一冊が見つかった

2007-05-14 | 心の体験的日記
セレンディピティというほどのことはないが、
本棚の右上にあった。
もう一冊は、どうしても見つからないが、
なんと本屋では簡単に見つかった
買ってしまおうかと思ったが、しばらく
この状態を楽しむことにするため止めた。


写真 その本棚の右上にあった

サッカーくじ

2007-05-14 | 心の体験的日記
確率計算すればわかるのであろうが、
面倒なので、直感的な疑問をいくつか
?全部で12試合?の勝敗を当てるのは、至難の技
?従って、毎回、賞金額が累積していく
?これがまもなく10億越えても不思議ではない
?だんだん人気が出るのか、それとも、あきらめて買わなくなるのか
?6億ではめずらしく人気が出たため、システムダウン。ーーお粗末


この財団、赤字をかかえて四苦八苦。
これで起死回生となるか。
成り行きが注目される。

タイプA性格と失敗

2007-05-14 | ヒューマンエラー

1.3 失敗を恐れない挑戦を

●野口英世はタイプA性格か
 人の性格をいくつかのタイプに分ける試みが昔から行なわれてきている。タイプA性格もその一つで次のような性格である。
 「競争心旺盛 敵意が強い 達成欲求が強い 集中力がある
  時間に追われている 人の気持ちを忖度(そんたく)しない」
 休むことなく次々と仕事をこなし、多少の失敗は気にもとめない人である。
 ちなみに、この性格類型が知られるようになったのは、冠動脈性心臓疾患にかかりやすい人に共通にしてみられたところからであった。
 日本のサラリーマンとしての成功モデルが、このタイプA型であるのが常々気になっている。
 というのは、タイプA性格の人は、ちょっとしたきっかけで一転してうつ状態になる可能性もあるからである。うつは自殺につながる。日本の自殺者年間三万余人---すべてがうつ病によるものではないが---は、交通事故死1万人とともに、尋常な数字ではない。
 閑話休題。推察するところ、野口英世もタイプA性格かもしれない。もっとも死因は心臓疾患でもないし、うつ病の気配もなかったので、当たっていないかもしれないが。
 タイプA性格の人は、それほど数は多くはないが、確実に身の回りに一人や2人はいる。あまり自分の近くにいるとうっとおしいが、遠くからなら自分もそのようになれたらとうらやましくも感ずるような人である。

●人を気にするから失敗が怖い
 野口英世に限らないが、タイプA性格の人の評価は、毀誉褒貶(きよほうへん)相半ばするのが常である。毀はそしること、誉褒はほめること、貶はけなすことである。
 偉人とされる人の中には、仕事では誉褒、日常生活では毀貶ということが結構ある。野口英世もその一人である。借金魔であったらしい。
 タイプA性格の強みは、失敗を恐れないことである。したがって、平気で新しいことに挑戦する。当然、失敗する可能性は高くなる。それでも目標に近づくことだけに心とからだを集中する。
 まさに、「危ないところに登らねば熟柿は食えぬ」である。
 野口英世は、アメリカ留学で最初に手がけたのが毒蛇の毒の研究だという。
 能力が伴わないと、ただどたばたしているだけに終って最後は心臓疾患での死が待っているということになるが、能力があれば、普通の人の何倍の仕事量を達成する凄さがある。

●あなたのタイプA性格度は
 タイプA性格の度合いをはかる簡単な自己チェック式のテストがある。クイズ1に示すようなものである。遊びのつもりで、あなたのタイプA性格度をチェックしてみてほしい。自分の新しい一面を発見するかもしれない。あるいは、あなたの周辺で、それらしき人がいれば、ついでにチェックしてみるのもおもしろい。

クイズ1-1「あなたタイプA性格度をはかる」**********
次の質問に3段階のいずれかで答えよ。
いつもそう-------->2  
しばしばそう------>1
そんなことはない-->0
( )忙しい生活ですか
( )毎日の生活で時間に追われるような感じがしていますか
( )仕事、その他なにかに熱中しやすい方ですか
( )やる以上はかなり徹底的にやらないと気がすまない方ですか
( )自分の仕事や行動に自信がもてますか
( )緊張しやすいですか
( )イライラしたり怒りやすい方ですか
( )きちょう面ですか
( )勝気な方ですか
( )気性がはげしいですか
( )仕事、その他のことで、他人と競争するという気持をもちや   すいですか。
*合計点が17点以上になると、タイプA型と判定できる。
(前田聡、1985 「心身医学」 25、4、298-306より)
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