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失敗に強い性格

2007-05-06 | 心の体験的日記

● 失敗に強い性格
 多少の失敗などものともせず、ただひたすら直進あるのみという人もいます。たとえば、タイプAと呼ばれる性格の人です。忙しさを苦にせず、熱中して徹底的に仕事をし、自身満々で競争心の旺盛な人です。野口英世がそうだったようです。
自分もこんな人になれれば、と思われた方もいるはずです。しかし、性格は無理して変えようとしてもあまりうまくはいきません。長年にわたってあなたがそれなりに努力をして作りあげてきたものだからです。

役割行動 社会的手抜き 用語解説

2007-05-06 | 認知心理学
現代用語の基礎知識 

◆役割行動(role behavior)**2004年版に同じ
人はある役割、とりわけ、権威や権力を発揮できる役割を与えられると、自分の意に反してまで、その役割にふさわしい行動をする傾向がある。
通称アイヒマン実験では、教師役の人が相手の苦痛を無視してまで過度の電気ショックを与え続けた。また模擬監獄実験では、看守役と囚人役を割り振られた人は、しだいにその役割にふさわしい行動をとるようになった。いずれも、実験という仮想場面であることを承知していながら、過剰なまでに役割行動をしてしまっているところに怖さがある。

◆社会的手抜き(social loafing)
人と一緒に仕事をするとき、1人のときより手抜きをすることがある。他のメンバーに頼ってしまい、みずからは全体の仕事に貢献する必要がないと判断するフリーライダー(free rider)効果も、社会的手抜きの一つである。集団が大きかったり、仕事の目標がメンバーの最もよくできる人に合わせられているときに起こりやすい。

知に働けば角がたつ。

2007-05-06 | 心の体験的日記
山路を登りながら、こう考えた。
知に働けば角がたつ。情に竿を指せば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくこの世は住みにくい。 
  住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生れて、画が出来る。(夏目漱石「草枕」)