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オレオレ詐欺、架空請求書詐欺の心の操り術を知る

2007-05-31 | わかりやすい表現

「オレオレ詐欺、架空請求書詐欺の心の操り術を知る」



●架空請求書詐欺、オレオレ詐欺が多発しています。

そんな詐欺の被害者にならないように、その手口を心理学的に解剖してみたいと思います。



●詐欺師の多くは、人の心をあやつって金をもうける、「マインド・ビジネス」の悪質化したものです。

架空請求書詐欺もオレオレ詐欺も、「誤った思い込み世界」への誘導技術がポイントになったものです。



●まず、「架空請求書詐欺」です。

正当な権威を装って、請求書を送りつけて、手ごろの額を振り込ませてしまう詐欺です。



道具立ての一つは、法律用語と官公庁まがいの請求者による「権威づけ」です。弁護士事務所や債権回収センターといった類いの名称を使います。



もう一つの道具立ては、誰もが一瞬その正当性を信じてしまうような請求案件のでっち上げとです。インテーネットやサイト使用料金などです。



人間は権威には弱いところがあります。特に法律違反をしていなくとも、警官の姿をみると、どきっとします。あの心理です。

自分の側にほんのちょっとでも弱味があるときは、権威の命ずるまままに動かされてしまいます。



●次は、もっぱら高齢者を狙った「オレオレ詐欺」です。

オレオレ詐欺も3つの道具立てを使います。



一つは電話。

電話はコミュニケーションの道具としては性能があまりよくありません。音そのものがよくありません。おまけに顔を見えません。その性能の悪さが嘘を見抜けなくさせています。



2つ目は、家族のトラブルのでっち上げです。

特に高齢者は、家族への思いは強いものがありますから、「家族がトラブルに巻き込まれた」との電話は、高齢者を一気に頭真っ白、目が点のパニック状態に陥れ、まともに頭が働かないようにして、嘘の世界を真実と思い込ませてしまいます。



3つ目は、時間切迫です、

払い込みがおくれると、事態がもっと悪くなると言って、急がせます。思い込みの世界から脱出できないようにする道具立てです。



思い込ませてしまえば、後は思いのままに高齢者を動かすことができます。郵便局の人が「オレオレ詐欺ではありませんか?」と聞いてもだめ、もっと悲劇的なのは、二度もお金を払い込んでしまう人さえいます。



●さて、対策です

一つは、「無視すること」

へたに相手に連絡をとると、着信記録が相手に残ってしまいます。それが次の被害をもたらします。

また、相手の語りの巧さに負けてしまします。

もう一つは、「人に相談すること」

思い込みは、自分の力だけでそこから抜け出るのはかなりしんどいところがあります。自分の思いを人に話すと、思い込みから抜け出るきっかけがみつかります。



コンピュータがもたらした知的革命

2007-05-31 | わかりやすい表現
第2 コンピュータがもたらした知的革命

1)誰もが情報発信者に
  小学生でもインターネット上のHPで発信

2)仮想世界の肥大化
  仮想世界の4つの特徴
   ・現実世界の一部を拡大・強調する--編集機能の高度化
   ・思惟世界を見えるようにする--情報のビジュアル化
   ・多彩かつ臨場感のある間接経験を提供する--間接経験の豊潤化
   ・時間的・空間的な制約が緩い--制約の緩和化

3)情報の保存、流通の大規模・低コスト化
  「ギガ」(10億)単位での情報保存と流通がお茶の間に

車窓風景

2007-05-31 | わかりやすい表現
夜東京に会議があるので、電車通勤
10分歩き、10分常総線
15分TX
20分武蔵野線
18分東葉高速線
15分タクシー。占めて2時間
疲れも退屈もしないが、車で1時間はやはり助かる。
でも、ぼんやりと車窓風景を眺めながらの
通勤もいいかなー
車通勤は、70歳までと決めているが
そのとき、果たしてその通りになるかなー

今やりたいこと

2007-05-31 | Weblog
オンラインゲーム
メールの初期画面に無料のお誘いがある
でもねー。はまったら、もはや、コンピュータは
娯楽の殿堂になってしまうからなー
もう少し様子をみることにしよう
仮想空間での仮想生活が充実してきているらしいので
いずれはやってみるつもり。

人間工学から認知工学へ

2007-05-31 | 認知心理学
朝倉心理学講座「認知心理学」より

●人間工学から認知工学へ
 道具や機械など人工物の設計をおこなうときに、ユーザや消費者の認知や行動の特性への配慮は不可欠である。こうした問題意識は、すでに第一次世界大戦(1914ー18)の頃からアメリカで、使いやすい兵器の開発を契機に工学関係者に共有され、それが、第二次世界大戦を経て「人間工学(human engineering)」という新たな研究領域を生み出した。現在、日本では、もっぱら大学の工学部において、学科や専攻として制度化されている。
 「認知工学(cognitive engineering)」のねらいも、人間工学のそれと基本的には同じである。
 両者の違いは、図1に示すように、一つには、対象とする道具や機械にある。もう一つの違いは、人間工学では、「使いやすい」道具/機械の設計のために、人の物理的、生理的特性のほうに主たる関心を向けるのに対して、認知工学では、「わかりやすい」情報環境の設計のために、人の認知特性のほうにより関心を向けるところにある。
 こうした違いは、道具や機械の時代変化を反映している。とりわけ、20世紀後半、コンピュータのパワーアップと普及に伴い、社会の至るところで「もの(物)」から「こと(情報)」への劇的なパラダイムシフトが起こった。社会が情報の生産、流通、消費を中軸とする情報化社会になってきた。
 心理学も、1章でみてきたように、「情報を処理する機械としての人間(情報処理のアナロジー)」の認知特性に目を向けるようになった。ここに、人間工学に加えて新たに、認知工学を必要とする時代の流れが出てきた。

公民館、初デビュー

2007-05-31 | 心の体験的日記
毎週水曜日3時から卓球クラブがあるとの張り紙
行ってみた。
70代、80代夫婦が一組ずつ。
ピンポンを二時間たっぷり楽しんだ
中学校の部活でして以来だったが、だんだん
コツを思い出して、十分に楽しめた
職場から地域への第一歩が始まる